Yoshioka Takashi|クリエイティブ

クリエイティブディレクター・コピーライター・企画する人|今日もクリエイティブの現場から|広告|コピー|ブランディング|食|サッカー| など いろいろと

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最近の記事

ボディコピーを愛する。

「このボディコピー長いから、バサッと半分ぐらいにしてもらえます?」とか「長いボディコピーなんか誰も読んでくれないよ」とかとか、コピーライターなら一度は言われたことありますよね?いや、一度どころか結構ありますよね(泣)「誰も読まない」とか言っちゃう人は、ボディコピーはキャッチコピーのおまけかなんかだと思っているのかもしれませんね。ボディコピーを愛する一人としては悲しいけど、そうなのかもしれない。 実際の僕の仕事はというと、ボディコピーを大切にする仕事も変わらずできていて、もう

    • 「生きているうちに、できるか」 どうしてサッカークラブがそこまでやるの?最終回

      タイトルにある「生きているうちに、できるか」という川崎フロンターレ井川さんの言葉。取材中に、僕が井川さんの志に触れた瞬間だ。一生をかけて成し遂げたいことを、仕事にする人の想い、覚悟、夢。好きなクラブがどこかに関わらず、サッカーを愛する人に読んでいただけたらと思います。最終回です。 ✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎ みんなで、乗り越えていく。 競技面でも経営的にも右肩上がりの川崎フロンターレ。着実に規模を拡大していますが、そこには新たな課題が生まれていると言います。優勝やプロモー

      • 『エンパワーメントしあう関係』 どうしてサッカークラブがそこまでやるの?vol.3

        志や姿勢、サッカースタイル、独創的な世界観の醸成、共創するコミュニティなどあらためて豊かなクラブだと感じる川崎フロンターレ。今日7月19日、19時から明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019が開催されますね。世界的ビッグクラブチェルシーFCとの一戦、楽しみです。 そんな川崎フロンターレのパーパス(=存在意義)に迫るvol.3は、コミュニティから生まれる独自の価値共創についてです。下記からどうぞ。 ✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎✎ 世界にも誇れる、スタジアムの空気。 川

        • 『サッカークラブの価値共創』 どうしてサッカークラブがそこまでやるの?vol.2

          川崎フロンターレのパーパスに迫る『どうしてサッカークラブがそこまでやるの?』vol.2。vol.1に続き、こちらでも全文公開します。今回は、独創的な企画を次々と実現する川崎フロンターレが、企画をするときに大切にしていること、背景にある想いに迫ります。 「おもしろいかどうか」その裏側に隠された想い。 勝利の喜びを分かち合うためにスタジアムを一周する中村憲剛選手。その頭には、コラボレーションパートナーであるロッテの「コアラのマーチ」の被り物。川崎フロンターレは、Jリーグの中で

          サッカークラブを支える人たちの夢。どうしてサッカークラブがそこまでやるの?vol.1

          僕にはもう何年も前から応援しているサッカークラブがある。でも今回はそのクラブの話ではなく、成長を楽しませてもらっている息子たちのサッカーチームの話でもなく、志に共感したサッカークラブのお話。 時間を少しさかのぼって、去年の9月。僕は神保町のセミナーの一室で意を決し厚かましいお願いをした。 「クラブの取材をさせてください」 スポーツライターでもない、いちコピーライター(サッカー大好き!)からの依頼に、「いいですよ。詳細はまた連絡ください」と爽やかにこたえてくださったのが、

          サッカークラブを支える人たちの夢。どうしてサッカークラブがそこまでやるの?vol.1

          ナイキの勇気とアクション

          「やっぱり、これこそがナイキだよな」 初めて見た時に心が震え、感動し、勇気をもらったナイキの「Dream Crazy」キャンペーンが「カンヌライオンズ国際映画祭」アウトドアでグランプリになったことで、再び注目されている。 Nike|Dream Crazy 有色人種差別に抗議するためにNFLの試合前の国歌国歌斉唱中の起立を拒否したコリン・キャパニック元選手。その行為がきっかけで批判にさらされ、NFLでプレーすることを断たれてしまった。そんな彼をナイキは『Just Do It

          ナイキの勇気とアクション

          トップの言葉に触れ、学ぶ。どうして、今○○が必要なの?

          「21」 これは、この数カ月でインタビューや取材をさせていただいた企業のトップの方の数。ある日は業界をけん引する大企業のCEO、ある日はスタートアップの創業者、またある日はブランドマネージャーの方といった感じで、錚々たる方々にお話を伺う機会に恵まれています(本当に貴重で、ありがたい環境にいます)。 毎回毎回、壮大な志に背筋がピンとなったり、言葉の重みに頭を揺さぶられたり、想いの熱さに触れ感化されたり、それはそれは濃密な時間で。当たり前のことですが学びの多い時間となります。そ

          トップの言葉に触れ、学ぶ。どうして、今○○が必要なの?

          街にあふれる、たのしみ。「生活のたのしみ展@丸の内」

          「今日はお祭りでもあるの?」 そんな空気が、 丸の内のいろんな場所に あふれていたような気がします。 「ほぼ日」を中心としたお店の人、 買い物にきた人、ファンの人とみんなで その空間や「たのしみ」をつくって 『生活のたのしみ展』という名のお祭りを たのしんでいるみたいで。 お店も日本の食や工芸があったり、 世界の紅茶や雑貨やあれこれ、 餃子屋さんにパン屋さんもあって 濱口さん開発の紙オムツのコーナーや 幡野さんや大橋さんの作品まで。 並んでいるものの多様さも ほんとお祭り

          街にあふれる、たのしみ。「生活のたのしみ展@丸の内」

          「未来に触れている」という意識を持つこと。

          4月は、気持ちがシュッとする。 いろんな場所で新たなスタートに 出会ったり立ち会ったりするから。 僕も昨日会社の新入社員研修で 話をさせていただく機会があり、 「コピーライターになる」という 初心を思い出しました。 で、タイトルにつながるのですが。。 この言葉は、 UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)の アンディ・ロクスブルグ氏が 残した言葉。 僕は週末ボランティアコーチとして 小学生のサッカーチームの お手伝いをしているのですが、 「子どもたちにサッカーを好きに なっ

          「未来に触れている」という意識を持つこと。

          名前にこめられるもの。想いとネーミングとパーパスと

          人は、一生でいくつ名前を考えるのだろう。 愛犬や愛猫に授けた名前。 想いをこめた子どもの名前。 一生ものの名前もあれば、 ブログ名に動画名、レシピ名などなど SNSによって日々の暮らしの中で、 名前を考える機会は増えていますよね。 僕自身コピーライターという職業柄 名前を考える機会は多いわけですが、 「ネーミング」の考え方を知っていると 何かと役立つと思うんです。 名前には、名付ける人の想いや願い、 メッセージをこめられます。 それでも、あれもこれも、 全部をこめること

          名前にこめられるもの。想いとネーミングとパーパスと

          「パーパス」 言葉から見る企業が大切にするもの

          「何のために生きるんだろう」と 十代の頃に考えたこともありますが 「何を大切にするのか」 あらためて確かめたこの前の3連休。 首都圏は雪でしたね。 南国出身なので少しの雪でも ワクワクする吉岡です。 今回は、 企業が大切にしているものを 言葉に着目して見ていきます。 企業の理念や姿勢をあらわす言葉、 タグライン。 Nike『JUST DO IT.』 Apple『Think different.』 キユーピー『愛は食卓にある。』 日立製作所『Inspire the Ne

          「パーパス」 言葉から見る企業が大切にするもの

          「志は、何ですか?」いい会社と志とJ-CSV

          新しく世の中に登場する商品の立ち位置を考える。 価値観を変えるような新サービスの名前をつくる。 社会に気づかれていない価値に光を当て言語化する。 インナーの意識をそろえるベクトルとなる言葉を探す。 などなど、これまで言葉を起点にいろいろな企業の コミュニケーションのサポートをしてきました。 TCC(東京コピーライターズクラブ)賞を 取ったこともない僕ですが、 一つひとつ丁寧にやってきた自負はあります。 そして、2018年、 個人的な想いが一つにつながる問いに出会います。

          「志は、何ですか?」いい会社と志とJ-CSV