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自分のためにも大切な人のためにも機嫌よく過ごしたい

「機嫌よく過ごす」って大切なこと。
でもどうして大切なのか、自分の中で言語化できていなかった。
でもあるきっかけで分かった気がする。
その気づきを書いてみる。

実家に帰ると祖父と祖母の部屋が別になっていた。
今まで同じ部屋にベッドが2台あったのにおかしい。
今までそんなことは一度もなかった。

母に理由を聞いたら、喧嘩して冷戦状態らしい。
かなり祖父母の仲が悪くて離婚しちゃうんじゃないかと思った。
そして祖母は愚痴をよく言う人ではあったけれど、それがさらに加速していた。
TVを観ていると「わたしこの人嫌い!」とわざわざ嫌いな人を報告してくるようになった。
家族みんなで焼肉を食べに行ってもずっと祖母は不機嫌でヒヤヒヤした。
わたしの好きなアイドルを否定されたり。
祖母にネガティブなオーラが纏っていた時期だった。
一緒にいるとわたしまでやられてしまうから、しばらく実家に帰るのは控えていた。

母から冷戦状態が終了したと聞き、実家に帰った。
祖母はあの頃とは別人みたいにネガティブなことを言わなくなった。
祖父とも楽しそうに話していて安心した。
こんなにも環境やストレスで人の性格って変わるんだって実感した。

思い返せばわたしにも同じようなことがあった。
鬱で休職していたとき、同期と食事に行った。
わたしはいつも通りに振る舞っていたつもりだった。
退職して久しぶりにまた同期と会ったら「一緒にご飯食べたとき元気がなさそうで心配した」って言われた。
びっくりした。
自分では全然分からなかった。

祖母もあのとき、自分がネガティブな振る舞いをしていたことに気づいていないかもしれない。

自分の置かれている環境だったり、ストレスを知らず知らずのうちに外に放出していて、自分だけじゃなくて大切な人も傷つけてしまうこともある。

「毎日機嫌よく過ごす」って自分のためでもあるし、人のためでもあるんだなって感じた。

人間だから生きていたら嫌なこともあるし、悲しいことから避けられない。
でもそんな時こそ一度立ち止まりたい。
きっとそういう時に傷つけてしまうのは、いつもそばにいてくれる大切な人になってしまうから。

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