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探究の時間が増えてきた!?

こんにちは。年が明けると次年度の話もチラホラ出てき始めます。カリキュラムは既に決まっていることも多いので、それを実際どのように運営していこうという話になるのかと思いますが、「総合的な探究の時間」もしくはそれに相当する時間を増やす学校が多く見受けられます。カリキュラムを動かすことは相当大変だと思いますし、ましてや総合探究なんかはある意味自由度高いので「時間数増やしたはいいものの何やればいいのか…」という感じになる可能性もあるかと思います。今日はそのあたりを話したいと思います。

年内入試が多くなってきている

やはり大学側の動きが総合型選抜入試にシフトしているのが影響されているのは間違いないと思います。それによって受験生が総合型選抜にシフトしているのが実態だと思います。

総合型選抜だと高校時代に何をやっていたかが重要になり、「学力(定期試験の順位)」「部活」「課外活動」以外で何かアピールするものが重要になり、そこで「探究学習」をアピール材料に使うという流れがどんどん加速するものだと思います。

時間を増やすと共に、内容を充実させる

総合的な探究の時間はよくある設定は3年間で3単位ですが、それを4~5単位もしくはもっと充てている学校も増えてきていると思います。
ただ、時間を増やすにあたり内容が充実していないと先生方も樹上準備に追われて苦痛になり、生徒もなにをしていいかわからなくなる危険性もはらんでいると思います。ただ、年間2コマあると余裕のある設計ができるのも事実かと思います。

マインドセット、スキル、実践がセットになる

現状の探究の時間は調べ学習+探究のスキル習得が主なパターンかと思います。一般受験をメインで考えている場合は、時間的にもそれをこなすだけで精一杯だと思います。
探究の時間を増やすにあたり、個人的には、マインドセット、実践を入れて欲しいと切に願っています。
マインドセットの部分は「目標やあるべき姿を考える」「チームで活動をすること」などが考えられると思います。
例えば、そもそも「チームで活動する」ということについて学ぶ機会がない気がします。そのあたりを考える時間があってもいいかと思います。
また、スキルを習得してそれを実践する機会があればさらに良くなると思います。考えて、スキル習得して、それを実践してみる機会はどうしても課外活動になってしまう可能性が高いです。それを授業内で出来れば、より活動が充実する生徒が増えると思います。
なかなか難しい部分もあるかと思いますが、増やすからには、より内容充実して欲しいと思います。
マインドセット~実践までがセットになる探究学習が増えてくれば生徒の活動意欲もわいてくるのでないでしょうか?


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