Connecting the dotsを実践する
こんにちは。今回は私が実践していることについて話をしたいと思います。
この言葉はApple創業者のスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式でスピーチした内容です。
実際のスピーチ内容はyou tubeでもupされているので、そちらをご覧ください。
Connecting the dotsとは?
内容を簡単に説明しますと、スティーブジョブズ氏が大学時代の頃からMacを作成した時のことを話しています。
家庭の事情で大学を中退せざるを得なくなったが、それは決して悪いことだけではなく、良いこともあった。
興味のない必修の授業を受けずに、興味ある授業に潜り込み授業を受け、その一つに「カリグラフィー(西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法)」に関することを学んだ。
とはいえ、それを今後どこかで応用する見込みはその時点ではなかった。
しかし、10年後初代Macを作るときに、その時の経験が蘇り、プロポーショナルフォントを用いた世界初のコンピューターを作成した。
大学の時に、その出来事の繋がりを予想していたわけではないし、未来を先回りして、点を繋ぐこともできない。
何らかの形で繋がることを信じる必要がある。
例えば、guts、destiny、life、karma…。
それが大きな違いをもたらしてくれるでしょう。
要約するとこのような内容になるのですが、詳しくは動画をご覧頂きたいと思います。
将来、何に繋がるかなんて分からない
私自身、5年後、10年後をあまり考えたことないですし、今やっていることがやがてどこかで繋がるという思いを持って日々過ごしています。
とはいえ、今のところ繋がっていないことも多々あります。ただ、少しでも興味あることはひとまずやってみる!
で、「これは違うな…」と思ったら、きっぱりやめる。
今のところは教育に関することはひとまず首突っ込んでみて、「何か違うな…」と思ったらひっこめる。
「教育」と一括りにしても、人によって主義主張は違うので(それはそれで面白いのですが)、自分の考えと合わないな、と思ったらそこには参加しない。
ということを繰り返していけば、何かに繋がる…かもしれないと思ってます。
今、やりたいことをやり続ける
何かをするときには、「その目的は何?」と自問自答したり、あるいは人に聞かれたりする場合もあるかと思います。
明らかにメリットがあればやる…、微妙な場合は躊躇してしまう…メリットが無さそうであればやらない…まぁ普通に考えたらそうなると思いますが、一見メリットがなさそうでもやってみれば、「こんな視点があったのか」「今までと考えとは違った」など面白いことが生まれるかもしれません。
また、それはふり返った時にしかわかりません。
私の場合は、「教育」というキーワードを元に色んな事に首を突っ込んでいますが、その時々の目的「的」なことは特に気にしていません。
何かに繋がれば、きっと今より楽しくなる…!もっと自分の世界が広がる…!と考えており、前向きに考えるようにしています。
敢えて目的を挙げるとすれば、こんな感じでしょうか。
「学力偏差値偏重でない世界を見てみたい」という思いがあれば、いずれ、どこかで何かに繋がることがきっとある。と信じて行動しています。
Connecting the dots=探究?
これを書いていて、ふと思ったのは、このConnecting the dotsという言葉を、私なりに直訳すると「探究」になるのかな、と思いました。
Connecting the dotsを実践すること=「探究学習の実践」と言えるかと勝手に思ってます。
ただこれを言えるようになるには、「振り返る力」が必須になってくるので、この「振り返り」もまたどこかで話題にあげたいと思います。
このスティーブ・ジョブズ氏のスピーチですが、最後にこんな言葉を残しています。その言葉を胸に刻んで日々を過ごしたいと思います。