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鉄欠乏女子の漢方薬【テケジョ漢方】→当帰芍薬散加地黄(当帰芍薬散+四物湯)とは?

「テケジョ漢方」の当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)に地黄(ジオウ)を加えた処方です。
当帰芍薬散は、色白なで肩美人の鉄欠乏女子(=テケジョ)によく使われる漢方薬です。

当帰芍薬散は、体力虚弱で、冷え症で貧血傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴えるものに使います。

当帰と川きゅうには、血行をよくして貧血症状を改善し、体をあたためる作用があります。
芍薬は生理痛や肩こりなどの痛みをやわらげます。
蒼朮と沢瀉と茯苓は、むくみを治します。

この当帰芍薬散で効果不十分の時、血虚(ケッキョ)の程度が強い時に、地黄を加えることがあります。

地黄には、副腎を強化して抗炎症・抗アレルギー作用、卵巣機能を高める作用、神経因性の疼痛作用が期待できます。
ただし、胃腸が弱い人は、胃にさわること人もいるので注意。

当帰芍薬散の構成生薬
•当帰(トウキ)
•川きゅう(センキュウ)
•芍薬(シャクヤク)
•蒼朮(ソウジュツ)または白朮(ビャクジュツ)
•沢瀉(タクシャ)
•茯苓(ブクリョウ)

四物湯は、血を補う基本処方
•当帰(トウキ)
•川きゅう(センキュウ)
•芍薬(シャクヤク)
•地黄(ジオウ)

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