今日は彼女「まや」の命日
一年前の今日、
彼女「まや」は亡くなりました
職場のLINEグループでコロナ禍での各々の境遇を伝えあうために送りあったという写真
その為、送ってくれた時に「不機嫌な私」と彼女は言っていたっけ
「あいたい」と入院中ずっと頑張り、苦しい中で必死に文字にしてまで遺したのに周りに居た人達にはその想いは無視されて、会わせてもらえないまま送り出されたかわいそうな人
亡くなる前日まで数ヶ月毎日ずっと時間を共にし、入院中に約束までしていたのに別れの機会さえ与えてくれず一方的な報告のみで切り捨てて一生の苦しみを背負わせていった酷い人
自分からすればどちらも事実です
彼女が突きつけた酷い事実に対して、
一年前の今日、無理矢理踏みとどめた事を一年後の今日成し遂げてしまうのも良いのかもしれない
なんて馬鹿な事を思ったりもします
この先もその事実で苦しみ続けなきゃいけない地獄でしかないのですし
あの日は雨でした
職場で亡くなった連絡を受け、
泣きながら上司に「すいません、帰らせて下さい」とだけ言い、
雨の中を人目もはばからず泣きながら家まで向かった事を覚えています
彼女と万が一の場合の約束をしていたので、
事前に何かあった場合は…とある程度の事情を話していた上司がそれを承諾してくれた事には今でも感謝しています
正直に、
こういう別れの機会すら与えないという酷い終わり方をされてしまうのであれば、
彼女が独り苦しんでいた時にそばに行って寄り添うのではなく、遠くから見ているだけにしておけばよかったのかな?
彼女が自分に対して初めての恋心を持った時にお付き合いして下さいなんて言わなければよかったのかな?
倒れて入院した時、残される側にしてしまうかもしれない事と自身の想いで葛藤していた彼女に別れを告げて距離をとった方がよかったのかな?
亡くなる前日まで未来の話をして支えて時間を共にしない方がよかったのかな?
等々
いろいろ考えてしまうのも事実です
普通に葬儀に呼ばれ、
別れの機会をちゃんと与えられ、
ごく一般的な「残される側」にしてもらえていたのなら、そんな事は考えもしなかったのでしょう
そうではなかった自分は、
彼女が居なくなってしまってつらい
とか、
どうして死んでしまったの?置いていってしまったの?
なんて普通の悲しみ方を次元にすら辿り着かせてもらえないんですよ
恋人に限らず、親友でも家族でも毎日長い時間を共にし、お互いに想いあっていた相手が亡くなった時に別れの機会を与えられなかった人は皆そうなんじゃないかな?とも思ったりします
それでもこの一年ずっと苦しみ続け、
これから先も自分の命が終わるその時まで苦しみ続けなければいけないのは、未だに彼女を想い続け、彼女が話した言葉やしてくれた行動を信じているからなのだと思います
口だけの言葉を並べて弄び、
入院中、万が一の場合に葬儀に呼ぶようにもしておかなかった相手に矛盾するまもる気の無い嘘の約束までして騙して最後まで一緒に居続けさせ、
そうやって支えてきた相手に人として当たり前の別れの機会すら与えないのだから、する気もさせる気も無い「あいたい」なんて言葉を遺してより苦しめていった酷い子
人として当たり前の終わり方すらしてくれなかった酷い彼女
彼女が突きつけていった事実はそれなのですから、そう思った方がきっと苦しみも軽くなり、楽なのだろうにね
結局、
彼女がそういう酷い人間だったのか、
親代わりと名乗る方達を含め彼女の意志無き後に彼女を送り出した方達が彼女をそういう人間にしてしまったのか、
どっちなんでしょうね
どちらにしても、
自分は彼女と関わって真剣に向き合ってしまった結果、彼女のしていった別れの機会すら与えないという酷いやり方で一生苦しみ続けなきゃいけない終わり方をされてしまった事には変わりありませんが…
彼女もつらいでしょうね
命をかけて想いを貫いて大切にした彼氏にそんな風に思われてしまうんですから
誰よりも苦しめたくなかった相手を一生苦しめ続けているのですから
ネットの世界は広いので、いつか生前の彼女の事を知る方がこの記事を目にする事なんかもあるのかもしれません
彼女を送り出した方々には誰一人届かなかった彼女の想いや最後に生きた時間、真実や無念が彼女を知る誰かにいつか届く日がくるならば、それは素敵な事なのかもしれませんね
それをどう受け取るのかは人それぞれだとは思いますが…
その為にも、
自分しか知らない彼女が生きた最後の時間の真実を少しでも多く残せておけたら…と思います
本当は、
命日の今日までにある程度の記事は書き終えていたいと思っていたのですけどね