ケアとテクノロジー|真鍋大度氏の個展「Continuum Resonance:連続する共鳴」
大阪・梅田はグラングリーンの一角に生まれた文化装置「VS.」。安藤忠雄氏が監修したという建物は、その立地も手伝ってか、東京・六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」に似た佇まいをしている。しかし、エントランスへと続く階段を降りてみれば、ギャラリーというよりもクラブハウスのような雰囲気に驚かされる。スタジオと称される3つの展示スペースは広さも形もそれぞれで、その場を借りるアーティストやディレクターの創造性を刺激するに違いない。オープニングエキシビジョンを担う真鍋大度氏