矛盾を愛す(アイス)
『プレバト!! 』が苦手な人がいる。
芸術をランキングし「才能ナシ」と断じる姿勢に違和感を覚えるからとか。
俳句は趣味、心の平穏。
――と言いつつ公募に投句し評価を受けたがる私。
矛盾があるっちゃあるか。
「パパとママどっちが好き?」なんて聞くもんじゃない。
としながら
「保育園では誰と一番仲がいいの? 二番は?」
と聞いてしまう。
「皆、仲いいよ」
五歳息子の答えは大人の発言か、比較世界に毒されてない子どもの証左か。
夕方。
唐突に「セブンティーンアイス食べ比べ」が始まった。
前日に買っておいたもの。
まさかの寒の戻りだけど本当にやる?
答えずアイスを剥いていく息子。
結果だけ言うと――
パパ一推しのチョコミントは支持を得なかった。
一口舐めるや「もういい」
ママは元々嫌いなので私一人で食べることに。
私も食べ比べたいっ
思えばチョコミントってのもなかなかの矛盾。
濃厚さと爽快さの混然を、私は好んで舐めつくす。
チョコミントアイスを齧る朧月
(ちょこみんとあいすをかじるおぼろづき)
季語(三春): 朧月、月朧、朧月夜、朧夜
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※ちなみに今回食べたラインナップはこちら。
(表題写真の左から)
・カラフルチョコ<ミルク>
・チョコミント
・ワッフルコーンバニラ
・パリパリチョコバナナ ←息子イチオシ!
・ガトーショコラマカダミアナッツ入り ←ママイチオシ!
・ワッフルコーンショコラ生チョコ仕立て
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