一泊入院で体内の異物を除去してきた

今だガラケーしか持たない私。
noteの更新は残念ながら途絶えてしまいましたが、自身の日記や句作りは朝の日課で続けていましたので二日分まとめてアップします。

※ 写真は、みんなのフォトギャラリーより「柘榴❣️」さんの写真を使わせていただきました。（本文とは関係ないんですけど、印象的だったので……）

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当日。
内視鏡を使って膵臓のステントを抜去する施術（ＥＲＣＰ）。
鎮静剤で眠っていればいいだけなのだけれど、ドキドキする。痛みがぶり返さないか。意識は戻ってくる？　逆に途中で目覚めたらどうする？　

手術着になる前、ズボンのポケットに忍ばせていた小石を握りしめた。
四歳息子が気まぐれに拾ってきて、なぜかパパにくれる小石。
最初は授業参観や運動会等、一緒に参加できなかった催しの時の記念でくれてるのかと思っていたが、そうでもないらしい。理由は未だ不明。
ただなんとなく私も捨てる気にはなれなくて、神棚の下に積むように飾ってあった。それを一つだけ拝借してきたのです。
自前のパワーストーン。今日の日とともにまた特別な石となった。

［本日の十七音］

お守りに握る小石や啄木忌

（おまもりににぎるこいしやたくぼくき）
【季語（春）： 啄木忌】

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おかえり！
いつもはおどけて知らんぷりをしたり逃げていく息子が、ハギュ～で出迎えてくれた。「昨日と全然テンションが違う」とはママの談。
元気になって来たよ、と言うと立ち上がり、ゴム風船を持ってきて「膨らませる？」と難題。うーん、肺がよくなったわけではないんだけどな……。
恐る恐るチャレンジしてみると――、
なんと！　出来たじゃないか！
日頃、家で感情を即興歌にして歌うってのが功を奏したか？　石のあれか？　

空気の入った風船を息子とつつきあいながら、病院でのあれやこれやを妻に報告。「失敗を含めて注射3回打たれたよ」の言葉に突如、息子がケタケタと笑い出し止まらない。え？

［本日の十七音］

風船をラリーしながらする話

（ふうせんをらりーしながらする話）
【季語（春）： 風船】