見出し画像

歴代ゲストのご紹介⑱:パオロ・ルナルディ氏(スイス政府観光局)

3年間お世話になったスイス政府観光局のサラさん(サラ・ロロフ氏)が日本を離れることとなり、後任の日本局長として赴任されたのがパオロさん。昨年末にスイス大使館大使公邸で開催されたレセプションの、たった5日前にニューヨークから着いたばかりというところで、TravellinGorgeous®チャンネルへの出演交渉をさせて頂いたのでした。

実のところ、私が切り出す前にサラさんが『トラベリンゴージャスは私の最初の仕事のひとつだったのよ!だから貴方も出演しなきゃダメよ!』と口添えしてくれたのでした。有難いですね!

ということで、その勢いでスケジュール調整して頂き、トントン拍子で撮影となりました。

前任の局長サラさん、前々任のファビアンさん(しかもTravellinGorgeous®チャンネル初回ご出演&ゲスト第1号)は、まだコロナ期間だったこともあり、撮影場所へ出向いて頂いたのですが、今回は何も規制がないということで、初めてスイス政府観光局のオフィスにてシューティング!1時間ちょっと、TravellinGorgeous®チームは治外法権エリアにお邪魔させて頂いたのでした。

パオロさんはスイス政府観光局に入居局後、世界各地のスイス政府観光局のオフィスにて要職を歴任され、満を持して日本局長として着任されました。前任地はニューヨークで、日本へは初来日。アジア圏に住むことは長年の夢だったそうです。

お名前から判る通り、イタリア語圏のご出身。スイス南部でイタリア国境に隣接するエリアには、イタリア語圏の町がいくつかありますが、パオロさんの故郷:ティチーノ州は、州全土がイタリア語圏というスイスでは唯一の場所。

日本で組まれているスイスツアーの多くでは、ティチーノ州のルガーノの町を通過する(或いは1泊ほど?)ものが多い様に思います。ツアーでルガーノの名前が出てくる場合は、サン・モリッツからベルニナ特急で終点ティラーノ(イタリア国境の町)へ出て、そこからポストバスでルガーノへ移動するというものがほとんどではないでしょうか?ガイドブック等でも、ティチーノ州についてはまだまだ十分に紹介されていない感じ。スイスだけど文化はイタリアという特殊性のためか、スルーされやすいエリアなのかもしれません。

でも、よくよく考えてみれば、スイスと言えばの‟Safe”や‟Clean”はしっかりある訳で。このスイスの良いところと、イタリア的な大らかさ(良い意味でのいい加減さ、パオロさんは‟Dolce Vita”と言う素敵な表現をされていましたが)、その両方がうまい具合にミックスされた地域ということです。

治安面で少々問題がある(場合もある)イタリアよりも、安心・安全にイタリア的文化を楽しめて、しかもスイスな訳ですからスイス的文化もちゃんと味わえるという、一粒で二度美味しいエリアという訳じゃないですか。これぞ正に、スイスのまだまだ大勢に知られていない魅力、‟Hidden Gems”のひとつ。

パオロさんもティチーノ州についていろいろと情報をお話下さっているので、TravellinGorgeous®チャンネルVol.94を併せてご覧ください!

ティチーノ州で一番大きな町:ルガーノは、1年中リゾート気分が味わえる湖畔の町。秋冬も割と温暖で、降雪時期が遅いため、避暑ならぬ避寒に訪れる人も多いとか。夏場は、スイス国内外から大勢が押し寄せる人気のバケーション先で、ピーク時はかなりの混雑になる様子。パオロさんのお話を伺えば、人気があるのも納得です。

ルガーノまでは、チューリッヒ中央駅から直行のIC特急で約2時間半。ミラノ中央駅からはたった1時間。ミラノのマルペンサ空港からもバスで1時間ちょっと。ここを起点に、スイスでDolce Vitaを楽しむ旅、いかがでしょうか?

パオロさん、ティチーノ州について、そしてスイスのまだ知られていないHidden Gemsについて、今後もいろいろと教えてください!

いいなと思ったら応援しよう!

おとな女子こそ旅に出よう!TravellinGorgeous®トラベリンゴージャスbyマダム・カズエ
おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!

この記事が参加している募集