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やんごとなき旅の品:旅のUV対策コスメ

日焼けしても黒くならない、というか黒くなれないタイプの肌な私。青春時代を送った1970~80年代は、『夏!日焼け!小麦色!』全盛期で、夏はこんがり焼けた肌が美しいとされていた時代。化粧品メーカーのキャンペーンガール達は見事な小麦色の肌を披露していました。そんなご時世、みんなで海へ行って焼いても、1人だけ真っ赤になり火傷状態、酷い時は水膨れが出来たり。夏が終わるころには、元の白い肌に戻っていて、イタリアの家族からは"モッツァレラ”呼ばわりされたことも。

一気に焼くと今でも真っ赤になりますが、さすがに50を過ぎると少しづつ日焼けが蓄積しだしたというか、春先から街歩きでちょっとづつ焼けていると、気付いたらまぁまぁ黒くなってくるようになりました。

そしてこの夏、山トレッキングデビュー。高地は平地よりも紫外線の影響が強いので、これはきちんと準備して行かねば、と、あれこれリサーチして買ってみて、実際に旅先で使ってみた中で、『日焼けするであろう旅先にイイわよ』と思った品、効果があったと思える品をご紹介します。日本に比べて乾燥している旅先も紫外線ダメージが大きいので、ヨーロッパの旅などにも良いと思いますよ。

旅に出る前にやっておくこと

紫外線が強い旅先、日に焼けるであろう旅の場合、まず旅の前の準備が大事です。私の場合は、最低でも3日前からシートマスクで保湿を重点的にします。肌の保水量を増やして、肌バリアを底上げしておくことが、日焼け予防の基礎ですから。余裕があれば1週間前、というか、毎日できれば一番良いのでしょうが・・・3日前からは絶対にやります。

そして、日に焼けたと思ったらすぐ保湿。とにかく保湿する。プラス身体の外側と内側からビタミンC補給を補給する。医薬部外品の美容液やサプリなど、普段あまりご縁が無い場合でも、紫外線ダメージが伴う旅には持って行くべし。旅前と焼けてしまった後のアクション、これを徹底することで、肌ダメージと回復スピードがかなり違ってきます。

基本となる日焼け止め

ハイエンドのブランド化粧品からコンビニコスメまで、様々な日焼け止めを使ってみて、コスパと効果のバランスを考えたところ、最終的に1周回って落ち着いたのは、資生堂アネッサパーフェクトUVスキンケアジェル(SPF50+/PA++++)。ミルクタイプの被膜感がないので、普通のフェイスクリーム感覚で使えて◎。私は通年、化粧下地として使っていますが、アネッサが色々出している中でも金色の品がやはり逸品じゃないでしょうか。

アネッサに限らずでしょうが、毎春先の新製品発売時にオマケ付きで売り出す際に買うのがおススメ。オマケとして付いてくる超小型サイズは市販されていない上、旅行にもっていこい。オマケの種類は、公式通販だけでなく、各種通販サイトやドラッグストアでもオリジナルセットを販売するケースが多いので、いろいろチェックしてみて、自分が欲しいオマケをゲットするのが良いですね。私は春先に2つは買っちゃいます。フルサイズも2つあれば、冬まで十分持つしね。

資生堂:クリアサンケアスティック

SPF50+/PA++++で、手を汚さずに肌に直接塗れ、全身に使える便利さは、旅先にぴったり。メイク(ファンデーション)の上からも使えるので、塗り直しにも超便利。おでこや鼻、頬などは、1日に何度も塗り直していました。あと首の後ろや耳の後ろも、スティックだから楽々塗れます。とても軽いので、紫外線が強烈な旅先であれば、ポケットにしのばせて持ち歩くべき一品です。

オルビス:サンスクリーン(R)パウダー

意外と他に見当たらなかったSPF50+PA++++のUVカットパウダー。メイク直しの度にUVカットが復活するのは、一石二鳥でおとな女子向けでしょう。持ち運びしやすいコンパクト入りで、鏡があるのも良いですね。鏡付きなのに軽いのも◎。

皮脂を吸着する成分が配合されている上、水や汗に強いスーパーウォータープルーフ加工となっているので、化粧崩れやテカリも防いでくれる優れモノ。初の山トレッキングでゼェゼェハァハァでしたが、そんなにギトギト肌にはなりませんでした。

朝のメイクの仕上げにまずひと塗り、確かにサラサラ肌になります。軽いつけ心地だから、日焼け止め独特の質感(肌感というか皮膜感)が苦手な方にも良いんじゃないかと思います。

メイク時に下地としているアネッサのジェルの上からスティックを重ね塗りし、その上にファンデーション、そしてオルビスのパウダーで完全武装になります!

アルビオン:フラルネブライトチャージャー

経験上、“本当に効く”化粧品の類って、やはり成分が変化しにくいガラス瓶の品が多いと思います。それ故、荷物を少しでも軽くしたい旅の場合は不向き。“効く”美容液で、軽くて、出来れば個装タイプで、旅先で使い切ってこれる量のモノって無いかな~?と探していたら辿り着いたのがコチラ。

2層タイプの美白美容液で、1個が1回分。28日連続で使用する製品なので、旅行のタイミングで利用したら良いのでは?美白用の化粧品は、肌が突っ張ったり乾燥しがちな品が多い中、かなりしっとりする使用感です。そして、山でまぁまぁ陽を浴びたのですが、戻りが早かった!肌荒れなどもせず、むしろ山に行く前より肌調子は上がったかも。個人的には今後、リピート確実の品です。

アルビオンの化粧品は、30年ほど前でしょうか、一度使用したことがありました。こちらのロングセラーの超有名化粧水、皆さん一度は通った道なのでは?ただ、アルビオンのお手入れの基本である『洗顔後にまず乳液を叩き込む』ということにどうしても馴染めず、断念した訳で。そんなこともあり、『美容液だけ単独で使っても効果があるのか?』と一抹の疑問をもちつつ買ってみたんですよねー。洗顔→化粧水→美容液→クリームまたは乳液という、一般的なお手入れ(そして他社の基礎化粧品)に組み込んでも、バッチリ成果を上げてくれるのはイイ品と言えますよね!

今回の山トレッキングは、初の山荘ステイということもあり、食事時間や消灯時間の決まりもあるし(宿泊した雷鳥荘は消灯時間は特にありませんでしたが、他の山荘ではある様です)、お風呂の後にゆっくりとシートマスクでケアできるかどうかの保証がなかったため、シートマスクは持って行きませんでした。シートマスクもプラスしていたら、もっと肌調子は良かったと思います。が、実際は、そんな時間的余裕が無かったのですけどね~。

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おとな女子こそ旅に出よう!TravellinGorgeous®トラベリンゴージャスbyマダム・カズエ
おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!

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