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初めてワイン会に参加してみた話#3〜ハーレム〜

前回までの記事はこちらです。

女性はAさんと言い、これまた・・・大人な感じの女性でした。眼鏡が特徴で見た目からはすこし年上の女性かな?という印象を持ちました。

Image by:photo-ac

「はじめまして!とっぽじーじょと申します。よかったらお話しませんか?」「はい、是非おねがいします!」

このような感じで会話を進めていきました。

ここで正直に白状いたしますが、これ以降もずっと「初めて参加で緊張している」という体(てい)を至るところで利用しておりました。ここでお互い認識を共有化することで、会話が進め安くなるんですよね。

「この会はよく参加されるのですか?」
「いえ、初めてなんです。友人に紹介されて」

「私も初めてなんです。すごく緊張しますよね・・・」
「そうですね、緊張しますね」

「ワインはよく飲まれるのですか?」
「はい、ワインもお酒は好きです」

「私もお酒は好きなのですが、ワインはあまり詳しくなくて、、、いま、お飲みになっているワインはなんですか?」

「No.3の白ワインです。すごく美味しいですよ。」
「じゃあ私もそれ飲んでみます。今日のラインナップで他におすすめありますか?」

「そうですねNo.4とかはすこし気になっています。私赤ワインのほうが好きなので」
「そうなんですね。お詳しいですねー」

このように良い感じで会話のラリーが進んでいきました。
ワインにお詳しい方で、この時にいろいろ品種とかも教えてもらったのですが「1ミリも覚えていない」んですよね。

「お仕事は何をされているのですか?」
「私は歯医者をしております。」

女医キターーーー!

(歯科医だけど)友人が行っていた「女医も参加する」という言葉は偽りではありませんでした!(その時のエピソードはこちら)

「女医さんですか!すごいですね!」
「いえいえ・・・自分で歯科医をやっているわけではなく、いろいろは医院に行っている派遣の医師ですけど・・・」

この「派遣の医師」というのが、よくわからなかったのですが笑、まあ、すごいということに違いはありません。女医ということにテンションがすこしあがりつつ、いろいろな話をして結構盛り上がりました。

・結婚を考えていた自衛隊の彼氏がいたが、親に紹介したところで婚約破棄となった話
・好きなタイプは脳筋タイプ(だから自衛隊かよ)の話。
・休日は渋谷界隈を飲み歩いているという話。

初対面で婚約破棄の話をされるとは思いませんでしたが、結構人見知りせず、なんでも話してくれるタイプでとても好感を持てたのでした。

「よかったら連絡先を交換しませんか?」
「はい、是非お願いします!」

Aさんとは15分ほどお話したあとに連絡先を交換することができました。
まだすこし時間あるので他の方ともお話してみたかったのと、
連絡先を交換することができたので、今後デートに誘ってみて・・・そこで深くお話聞けばいいかなということも思っていました。(なんでOKしてくれる前提なのか)

Aさんとは連絡先交換後に別れました。

その後、会場内で友人と合流。友人はすでに複数名の女性とお話し、連絡先を交換しているようでした。その後、友人と一緒に数名の女性とお話することができました。*

*ここでも会話は盛り上がり・・・お互い連絡先を交換したような気がするのですが、まったく覚えていません。本当にすみません・・・このワイン会後に連絡したりとか、何かあった。ということはなかったと思います。

そして、会も終盤です。

ふと、会場中央のソファ席をみると、衝撃的な光景が広がっていました。
そこには恵比寿くんを中心として、女性たちが群がるハーレムが形成されていたのです・・・

Image by:いらすとや

なんでこうなった・・・
衝撃の光景に目を奪われている間に、会は終了となったのでした。

その後は二次会というものは特に開催されず、各自解散をなりました。私たちは、どこかで反省会するか・・・と新宿に繰り出すことにしました。
初めてのワイン会は緊張ほどあれど、とても面白い体験でした。私たちは、また絶対行こう!と固く誓いあっていました。

私は女医のAさんに連絡をとることにしました。本日の御礼とまた飲みに行きたい旨をLINEでおくりました。友人も最初に話かけた女性にLINEを送っているようでした。

「うわ!なんだこれは・・・!」

友人が突然叫びました。
私はびっくりして、「え?え?えっ???」と困惑してました。

「恵比寿くんとLINE交換したじゃん?LINEのアカウント情報みてみたんだけど・・・」

そう言って友人が見せてきた恵比寿くんのLINEの個人アカウントに、
「認証済みの公式アカウントのマーク」が付いていたのでした。

「ええっ!業者〜ッッ!」

新宿三丁目の飲み屋で魂の咆哮が響いたのでした。
長かったワイン会の一日が終わりました。

今後も友人と一緒にワイン会に参加していくことになりますので、記事を書いていこうと思います。


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