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自己愛 #1 |役者ポートレートVol.39

私が写真を撮る理由。

私といろさんのための写真。

それで十分です。



街を歩くとき

彼女に合う場所
彼女が好みそうな場所
そればかり探してる


その感覚は往々にして正しい
直感であれ
計画的であれ


心地よくて
うるさくて
彩やかで
無彩色で


善いから善い
トートロジーで真実


自分が輝ける
自分が主役になれる


誰に遠慮するでも
誰に邪魔されるでもなく


私と彼女で作り上げた
治安悪いというスタイル
それは自分を肯定するスタイル


武骨で
華やかで
鈍く輝かしい

そんな写真が
私を愛するきっかけをくれます


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私が写真を撮る理由。
ひとつは、サービスを提供することが自分の生き方だから。
もうひとつは、自己愛を獲得したいから。

表には出しませんが、自己愛というのは裏テーマとして常に持っています。
今回、いろさんにお願いをし、自分なりの自己愛表現を目指しました。

私が私を愛する表現、ではありません。
いろさんが、いろさん自身を愛するきっかけ、です。
しかしそこに、私が彼女を継続して撮る理由を詰め込んでいます。

求められる像より、ありたい像。
撮って心地よいと、写って心地よいのユニゾン。

普段は自慢したり驕ったりしませんが。
彼女を撮るにあたって、私が一番理解し、私が一番ステキに撮る。
そう自負しています。

そして私を信頼して写ってくれる。
撮ってほしいと言ってくれる。
その相互関係のなかに、私の自己愛を作る何かがある。
そんな表現の連作「自己愛」です。

何をもって完成で、何をもって連作なのかハッキリしていませんが。
自分が納得いくまで。
いろさんを、より多くの人が虜になってしまうほど魅力的に撮るまで。

自己愛が芽生えて、強くなるまで。

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たかはしあさぎ
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