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写真について

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頭の中を吐き出した文章たち
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#写真展

写真の主語、展示の主語┃〈UNTITLED2024〉を終えて

2024年11月22日~24日、原宿のデザインフェスタギャラリーにて行われました〈UNTITLED2024〉。 無事終了しました。 ご来場いただいた皆様、開催してくださった運営の皆様、展示を共に作り上げた出展者の皆様に感謝の限りです。 そして1年間お力添えいただいたモデルさん方にも御礼申し上げます。 2023年11月から1年間、このために撮影や執筆を進めておりました。 それほどまでに周囲のレベルが高く、下手な写真ではならぬと試行錯誤する原動力となっていました。 Mikuri

展示写真を語らせてほしい

前回記事からの続き。 自分用の備忘録がてら、写真についての考えを。 モデルを務めていただいた若葉さんのSNSもぜひご覧になって。 https://twitter.com/Wak_Kot8 テーマ設定あいも変わらず「自己愛」が中心。 ただ当初構想していたテーマがもろもろの関係でボツになってしまったため、数週間でテーマ変更→撮影を済ませる必要がありました。 そして展示までのスケジュールを考慮するに、撮影が可能だったのが若葉さんしかいなかった、と。 ひとつ留保すると、若葉さ

「ただ、そこにいる」こと、それと自己肯定感|グループ展の感想

去る8/23~25に『Photo exhibition ただ、そこにいる』へ参加しました。 写真について色々語りたかったのですが、会場にいられる時間が短くお話しができませんでして。 そこでリハビリがてらnoteで語りを聴いてもらおうという記事です。 今回は展示のコンセプトに対してのアプローチ、そして展示自体の感想と反省について書いていきます。 次回は写真そのものについて語っていこうかと。 「ただ、そこにいる」の解釈今回のグループ展にはテーマが設定されていました。 一つは「

写真展UNTITLED2023展示作品「自己愛」紹介・解説

12/4に掲載した記事の続きです。 写真展に展示した四葉、そして設置したブックについてのご紹介と解説です。 併せて私の備忘録。 まだご覧いただいてない方は、前回記事も併せて読むと幸せになります。 全体の構成今回は四葉を展示しました。 これまで40名ほど撮影をさせていただきましたが、その中でも自分のターニングポイントとなった方を、僭越ながら選んでおります。 〇テーマ「自己愛」 全体のテーマとしては1年3カ月で12本の記事を書いた『表現の自由研究』をもとにしています。 連載

「自分の一葉と一緒に旅をしているような空間でした」|写真展UNTITLED2023に参加して

去る11月24日から26日の3日間、グループ写真展『UNTITLED 2023』に参加しておりました。 私にとって正式な写真展への初出展と相成りました。 何もかも初めてづくしの中で、数々の失敗と、新たな挑戦に対する熱量やアイデアを得た日々の記録です。 写真に限らずクリエイティブを楽しむ方に、ヒントをご提供できるよう、そして自分の備忘録として書いてみます。 作品の紹介や解説については、後日別途記事を投稿いたしますのでお楽しみに。 この記事が「先週特にスキを集めたアート記事

写真展に初出展します|UNTITLED2023

以前から「写真展に向けて~」と書いておりました私です。 此度、その写真展のホームページが立ち上がったとのことで、ご報告の記事となります。 https://www.untitled-photoexhibition.com 概要日程:2023年11月24日〜26日 デザフェスタギャラリー原宿 EAST 301・302 〇コンセプト UNTITLEDに決めた背景UNTITLEDの初回である2022年の展示を見に行った時、その雰囲気やコンセプトに惹かれたことがきっかけでした。

「写真を売る」の意識の違いにハートブレイク、『ロッポンギの空に』した

映画『ショーシャンクの空に』。 テレビで放映される1週間くらい前にアマプラで見てしまいました。 どうも、たかはしです。 書きためていた記事はあったのですが、この連休中のできごとをしたためたくなってしまい。。。 構成を考えてたら投稿当日の22時を回っております。 不思議ですね。 先日、コンテンポラリーアートの写真展に行ってまいりました。 うけた衝撃に、台風が迫るロッポンギの空を仰いだ話です。 ※少々ネガティブな要素を含む記事になるので、どの写真展かは記載を控えます。 写