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『訳者あとがき選集』(HHブックス)10月20日に刊行
すでにSNSなどでお伝えしていたとおり、10月20日に軽出版(個人出版)の形で『訳者あとがき選集』(HHブックス)を刊行します。HHは翻訳百景の略で、今後はおもに翻訳の技術や周辺事情などに関する本、さらにはこの枠で刊行できる翻訳書などを無理のないペースで出していきたいと考えています。
『訳者あとがき選集』にあとがきを収録している21作品のタイトルは以下のとおりです。
【あとがき収録作品】(刊行順)
『デッドエンド』『飛蝗の農場』『ボーイ・スティル・ミッシング』『天使と悪魔』『父さんが言いたかったこと』『さよなら、コンスタンス』『ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ!』『SIX‐WORDS たった6語の物語』『夜の真義を』『レーン最後の事件』『解錠師』『シートン動物記 オオカミ王ロボほか』『世界文学大図鑑』『ダイアローグ』『大統領失踪』『おやすみの歌が消えて』『クリスマス・キャロル』『天使と嘘』『ロンドン・アイの謎』『オリンピア』『老人と海』
「はじめに」全文は以下のとおりです。
はじめに
この本では、わたしが文芸翻訳の仕事をはじめてから現在までに書いた「訳者あとがき」のうち、計21作品のものを選び、刊行順に並べた。選出にあたっては、ひとりの作家について1作品を原則とし、ジャンルや作品のタイプがなるべく異なるものを集めることを心がけた。それぞれのあとがきの末尾には、その作品や作者にまつわる後日談やちょっとした裏話などを追記している。
それぞれが独立した内容なので、順番に読む必要はないが、時代順にながめていくと、文芸翻訳者の仕事や日常、さらには、ひょっとしたらこの四半世紀の翻訳出版の歴史の一端が見えてくるかもしれない。
『訳者あとがき』を購入できるのは以下の店舗やサイトです(10月20日以前には入手できません)。
◎神保町 PASSAGE SOLIDA 「越前敏弥の本棚」
PASSAGE 「翻訳百景(越前敏弥)の本棚」(現在準備中、20日ごろオープン)
※発売日の10月20日にはSOLIDAの一日店長をつとめます。近くにいらっしゃるかたはぜひその日にお越しください。
◎CAVA BOOKS オンラインサイト 『訳者あとがき選集』
ここではほかの個人出版の本や同人誌なども多く扱っています。店舗は京都の映画館「出町座」の1階にあり、トークイベントなども頻繁に開催しています(わたしも何度か登壇しました)。
◎HHブックス(翻訳百景)販売ページ(BOOTH)
◎HHブックス(翻訳百景)販売ページ(BASE)
どちらでも購入できます(「サイン入り」「サインなし」のどちらか一方を選んでください)。今後、HHブックスの刊行物などを販売していきます。20日までは、BOOTH のほうは予約購入可、BASE のほうは SOLD OUT の表示が出ています。
◎Kindle版も出す予定です。10月20日ごろにお知らせします。
【追記 Kindle版はこのページから購入してください】
◎その他、トークイベントや読書会の会場で販売する場合があります。近いところでは、10月26日の朝日カルチャー中之島対談(河出真美さん)、27日の西宮『ターングラス』読書会、29日の神保町『ターングラス』読書会、11月2日の朝日カルチャー新宿対談(渡辺史絵さん)のあとには販売します。
なお、『訳者あとがき選集』にISBNはありません。ISBNの取得については今後ゆっくり検討するつもりです。
順調に進めば、HHブックスの第2弾は来年はじめ、第3弾は来年夏ごろまでに刊行できると思います。どうぞ今後もよろしくお願いします。