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『訳者あとがき選集』(HHブックス)が刊行されました
【トップ画像の左は10月20日に PASSAGE SOLIDA で1日店長をつとめたときのものです】
10月20日に『訳者あとがき選集』が刊行されました。すでにお買いあげくださった人もたくさんいらっしゃいます。ありがとうございました。
刊行にあたって、この本の内容や、HHブックスをはじめようと考えたいきさつを40分程度で話してみました。
特に聞いてもらいたいのは11:00あたりの「3,000部か、300部か?」からあとの部分で、なぜ「軽出版」(個人出版・小規模出版)をはじめたか、そしてなぜ第1弾が『訳者あとがき選集』なのかにくわしく言及しています。
発売日には神保町のシェア型書店 PASSAGE SOLIDA で1日店長をさせていただき、買いにきてくださった多くのかたがたとお話しできました。ほんの一端ではありますが、本を売る現場にかかわることで見えてきたものもあり、貴重な経験だったと思います。
『訳者あとがき選集』を入手できる店舗・サイトは以下のとおりです。【2024年12月6日 最新情報追記】
・神保町 PASSAGE 翻訳百景(越前敏弥)の本棚
・神保町 PASSAGE SOLIDA 越前敏弥の本棚
・京都 CAVA BOOKS (ウェブストア)
・長野 ブックスエコーロケーション
・五反田 フラヌール書店(ウェブストア)
・埼玉 小声書房(ウェブストア)
・赤坂 双子のライオン堂(ウェブストア)
・HHブックス直営ウェブストア(BOOTH)
・HHブックス直営ウェブストア(BASE)
・Kindle版
前回の記事にも書きましたが、この本の「はじめに」の全文をここに掲載します。
はじめに
この本では、わたしが文芸翻訳の仕事をはじめてから現在までに書いた「訳者あとがき」のうち、計21作品のものを選び、刊行順に並べた。選出にあたっては、ひとりの作家について1作品を原則とし、ジャンルや作品のタイプがなるべく異なるものを集めることを心がけた。それぞれのあとがきの末尾には、その作品や作者にまつわる後日談やちょっとした裏話などを追記している。
それぞれが独立した内容なので、順番に読む必要はないが、時代順にながめていくと、文芸翻訳者の仕事や日常、さらには、ひょっとしたらこの四半世紀の翻訳出版の歴史の一端が見えてくるかもしれない。
ぜひ読んでみてください。
書店や販売サイトの関係者で興味を持ってくださったかたは、トップページのプロフィール欄にあるアドレスにご連絡ください。