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「オンライン入門講座 文芸翻訳のツボ」(2023年10月期)受付開始

 オフィス翻訳百景では、毎月1回の「オンライン文芸翻訳実践講座」のほかに、文芸翻訳の初中級者をおもな対象とした「オンライン入門講座 文芸翻訳のツボ」を開講します。動画3本の視聴(計4時間20分程度、録画受講)&翻訳課題の添削指導1回&メールによる質疑応答1回から成り立つクラスです。今後も3か月に1度開講しますが、こちらはオリエンテーションにあたる添削指導つき入門講座で、毎回ほぼ同じ内容なので、1回かぎりしか受講できません
オンライン文芸翻訳実践講座」や朝日カルチャーセンターの文芸翻訳講座をこれから受講する予定の人や、受講しはじめたばかりの人に最適のオリエンテーション講座です(同時受講もできます)。

オンライン入門講座 文芸翻訳のツボ」は3つの内容から成り立っています。

(1) オリエンテーション動画(文芸翻訳で気をつけるべきこと、表記のルール、辞書の使い方など、約65分)を観る

(2) 『文芸翻訳教室』(研究社)の第1部を熟読し、それに準拠する形で作成されたサブテキスト(後述)の質問に答えて提出したうえで、解説動画(約115分)を観る

(3) 1ページ程度の翻訳課題を訳して提出し、個別添削指導を受けたうえで、解説動画(約80分)を観る

・動画はすべて、すでに録画されたものです(期間内なら何度でも視聴できます)。(1)のオリエンテーション動画はすぐに視聴でき、(2)と(3)は課題提出後に視聴できます。

・(2)のサブテキストは、『文芸翻訳教室』の第1部の内容に準拠した計16問の質問です。3問だけを下に例示します。16問のうち5問以上に回答してもらい、こちらから簡単なコメントをお返しします。動画での解説は16問すべてに対しておこないます。

[1]「臭い」と「匂い」、「履く」と「穿く」など、自分で漢字を使い分けている例があればいくつか書いてください。あるいは、使い分けがむずかしいと感じている例でもいいです。【『文芸翻訳教室』p9準拠】

[11] 古典古代のラテン語です。カタカナで表記したうえで、意味を書いてください。【『文芸翻訳教室』p48準拠】
   De minimis non curat lex.

[15] 下の2行を訳してみてください。【『文芸翻訳教室』p64準拠】
   Pregnancy is poetry.
   Parenting is prose.

・(3)の翻訳課題は、「オンライン文芸翻訳実践講座」や朝日カルチャーセンターの「英米小説の翻訳」で扱っている英文よりもやや簡単なものです。添削指導の実例はこのページにあります。
 https://note.com/t_echizen/n/nf4e817334919

・(1) から (3) をすべて終えた人が課題や解説の内容について質問したい場合、受講期間内であれば1回だけ(5問まで)お答えします(内容によっては答えしかねる場合もあります)。

・締め切りまでに課題を提出しなかった場合も、残りの受講期間(約2週間)に解説動画を観ることができます。

【参加費】
計4,000円

【定員】
1期につき20名(定員に達ししだい締め切ります。次期以降も同内容です)

【内容】録画受講(動画3本、計4時間20分程度、2023年12月末まで視聴可)+添削指導1回+メールによる質疑応答1回

【申込締め切り】
2023年10月15日(日)
※定員を超えるお申しこみがあった場合、それより前に締め切ります。

【課題提出締め切り】
2023年12月15日(金)

【質問締め切り、動画の視聴期限】
2023年12月31日(日)

【補記】
・越前の著書『文芸翻訳教室』に準拠した講座なので、購入して熟読する必要があります。そのほか、もし時間があれば『翻訳百景』『越前敏弥の英文解釈講義』『名作ミステリで学ぶ英文読解』などにも目を通してください。
・受講生の訳文の一部や質問内容などを氏名非公開の形で今後の著書やウェブ記事などに転載させていただく可能性があります。ご了承ください。
・この講座は今後数年間、同内容でつづける予定なので、今期に時間がとれない人は後日受講してください。

【お申しこみ方法】
・受付は Peatix でのみおこないます。申しこみページで参加チケット(4,000円)を購入してください(チケットの枚数は「1枚」を選んでください)。お申しこみの際、メールアドレスと氏名(ハンドル不可)をかならず記入してください
・入金確認後、こちらからメール添付で課題と注意事項のファイルをお送りし、講座の進め方の詳細をお知らせします。2日経っても何も届かない場合は、office.hyakkei@gmail.com へご連絡ください。
・原則としてキャンセルは承っていませんが、やむをえない事情がある場合には一部を返金する可能性もあるので、メールでご相談ください。

 では、多くのかたのご参加をお待ちしています。

 2023年10月期の「オンライン文芸翻訳実践講座」も受付中です。時間の余裕のあるかたは合わせて受講してください。

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