見出し画像

朝日カルチャーセンター2024年7月期の文芸翻訳講座

 朝日カルチャーセンターでわたしが担当する文芸翻訳講座は、2024年7月期についても、すべてハイブリッド形式(教室・オンラインのどちらでも受講可)でおこなう予定です。新宿教室・横浜教室・中之島教室のすべてで受付がはじまりました。引きつづき、全国どこでも(海外でも)受講できる形なので、関東・関西以外にお住まいのかたもどうぞ。

 朝日カルチャーセンター全体のトップページの最上段にある検索窓に講師名を入れてもらえれば、現在受付中の講座がわかります。教室名を選んで再検索すると、その教室の講座のみが表示されます。

 3教室とも、従来と同じ時間帯に「英米小説の翻訳」(要予習)が開講されます。
 また、今期も中之島教室と新宿教室でオンライン公開対談があります。今期は中之島教室・新宿教室ともに産業翻訳者の高橋聡さんをお迎えします(まったく別内容。もちろん、両方受講することもできます)。

中之島 7月27日 辞書を引く、読む……、その前に

新宿 8月3日 だから翻訳は面白い AIは翻訳者の敵か、味方か、それとも……

英米小説の翻訳」は、新宿と横浜は1時間半×3回、大阪は3時間×1回の形でおこないます(大阪は扱う量が約3分の2です)。原則として、長短編小説の一部をていねいに訳し、全員の訳文を全員に配布して細かく検討していきます。4月期はマイクル・コリータの最新作 "An Honest Man" を扱います。
 新宿は火曜午前・木曜夜・土曜午後の3クラス(どれかひとつを受講)、横浜と中之島は土曜午後の1クラスです(横浜は4月期から時間帯が変わって、15時30分からとなっています)。
英米小説の翻訳」では、英文の訳読のほかに、各期ごとに指定した本(おもに翻訳書または周辺書)を読んできて簡単に感想を言ってもらう時間を少しとります。今期の課題書は『ChatGPTの頭の中』(スティーヴン・ウルフラム、高橋聡訳、ハヤカワ新書)です。生成AIと翻訳に関するほかの本でもかまいません。

「英米小説の翻訳」の日程とお申しこみページは以下のとおりです。
 ・新宿火曜午前(7月2日&8月6日&9月3日、10時から11時30分)
 ・新宿木曜夜(7月11日&8月8日&9月12日、19時から20時30分)
 ・新宿土曜午後(7月6日&8月3日&9月7日、13時30分から15時)
 ・横浜(7月13日&8月10日&9月14日、15時30分から17時)
 ・中之島(7月27日、13時から16時)

◎上記の予定には書かれていませんが、「英米小説の翻訳」ではほかに自主提出課題を設け、提出してくれた人には1時間の無料オンライン解説授業をおこないます。
 また、クラス生対象の読書会(会場参加のみ)も3か月に1回、新宿教室の近くでおこなっています。

◎4月期の講座のうち、三辺律子さんとの公開対談は引きつづき受付中です。

新宿 6月1日  英米YA文学の歴史を語る ~『ハリー・ポッター』以降~(ゲスト・三辺律子さん)

 また、4月に中之島教室でおこなった三辺さんとの対談の前編(『ハリー・ポッター』以降)は、アーカイブ受講の期限を過ぎましたが、6月1日の講座を受講する人が希望なさる場合は、同額で視聴できることになりました。
アーカイブ 英米YA文学の歴史を語る ~『ハリー・ポッター』の登場まで~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?