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INFORMATION 2024-12-18

  12月25日ごろ、『ロンドン・アイの謎』の作者シヴォーン・ダウドの最新訳書『すばやい澄んだ叫び』(宮坂宏美訳)が東京創元社から刊行されます。これはダウドのデビュー作で、ダウドの作品で未訳のものはあと1作だけとなりました(それも今後東京創元社から宮坂さんの訳で出る予定です)。
 この『すばやい澄んだ叫び』の翻訳刊行を記念して、28日(土)の夜に YouTube ライブを開催することにしました。

 出演予定者は以下のとおりです。

 宮坂宏美(翻訳者、本作担当)
 佐々木日向子(東京創元社編集者)
 中村久里子(翻訳者)
 越前敏弥(翻訳者、『ロンドン・アイの謎』担当)

 本作も含めたダウド作品の魅力や刊行のいきさつなどをゆっくり語ります。年末のお忙しいときではありますが、ぜひご視聴ください。

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 YouTube チャンネルでは、1月4日(土)の夜にもライブをおこなう予定です。こちらは翻訳ミステリー読書会の新年イベントで、だれが出演するかは当日までわかりません。リンクなどは後日お知らせします。どうぞお楽しみに。

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 1月18日(土)の18時から、南東京翻訳ミステリー読書会を開催します(ハイブリッド形式)。課題書はわたしの訳書『検死審問』(パーシヴァル・ワイルド、創元推理文庫)です。ほどよい長さで、凄惨な描写などはまったくないユーモアミステリーなので、ミステリー初心者のかたなども気軽にご参加ください。12月18日(水)の20時から受付を開始します。

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 オフィス翻訳百景の定期講座「オンライン文芸翻訳実践講座」と不定期開催の入門講座「文芸翻訳のツボ」は引きつづき受付中です。前者は月1回のウェビナー講座で、1月からはO・ヘンリーの「最後のひと葉」を扱います。後者は添削指導つきの録画受講を中心とした講座で、おもに初中級のかたにお勧めしています(両方を同時受講することもできます)。

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 朝日カルチャーセンターの文芸翻訳講座や公開対談も引きつづき受付中です。新講座「誤訳を減らして英文読解を鍛える」は、翻訳学習者以外のかたもぜひご参加ください。

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 ゆるやかな歩みではありますが、『翻訳百景』(角川新書)の第6刷ができあがりました。英語が苦手な人、翻訳や海外文学にあまり興味のない人でもじゅうぶん楽しんでもらえる縦書きの新書です。

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 HHブックスの『訳者あとがき選集』をこれまでに多くのかたが読んでくださっています。つぎの更新時あたりに、これまで寄せられたご感想などを紹介します。第2弾のエッセイ集は3月上旬あたりに刊行できる見こみです。
『訳者あとがき選集』を購入できる店舗やサイトは以下のとおりです。

・神保町 PASSAGE 翻訳百景(越前敏弥)の本棚
・神保町 PASSAGE SOLIDA 越前敏弥の本棚
・京都 CAVA BOOKSウェブストア
・長野 ブックスエコーロケーション
・五反田 フラヌール書店ウェブストア
・埼玉 小声書房ウェブストア
・赤坂 双子のライオン堂ウェブストア
HHブックス直営ウェブストア(BOOTH)
HHブックス直営ウェブストア(BASE)
Kindle版

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