INFORMATION 2024-11-01
少し前に YouTubeにアップした動画「翻訳書の企画持ちこみ 成功のための5か条」を観てくださる人がこの数日、急に増えています。『ロンドン・アイの謎』『オリンピア』『アウシュヴィッツの父と息子に』の3作の企画を立てたときの話が中心です。編集者のかたもかなり観てくださっているようで、持ちこみの際に留意してもらいたいことを代弁してくれたというご感想をいただきました。翻訳書以外に関しても参考になる部分があるかもしれません。
そのあとに公開した「『訳者あとがき選集』刊行にあたって」では、なぜ出版翻訳の仕事をしながら、合間に個人出版をはじめようと考えたかをくわしく話しています。よかったらそちらも観てください。
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10月30日にジュンク堂池袋本店でおこなった原宿さん(オモコロ編集長)との対談では、『アウシュヴィッツの父と息子に』や『いっしょに翻訳してみない?』の話を手がかりとして、読書の楽しみや翻訳のおもしろさをかなり伝えることができたと思います。こちらは11月14日までアーカイブ配信があり、いまから申し込むこともできます。ぜひご視聴ください。
『アウシュヴィッツの父と息子に』については、このあとも11月2日(土)の15時30分から、河出書房新社の担当編集者・渡辺史絵さんとの対談があります。この作品の内容だけでなく、企画から社内会議を経てどのように出版に至ったかという話をたくさんしていただきます。また、数週間前に開催されたフランクフルト・ブックフェアの様子もたっぷり伝えてもらいます。
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『訳者あとがき選集』(HHブックス)はおかげさまで好評で、順調に売れています。21作のあとがきだけではなく、それぞれの作品のこぼれ話や作家についての後日談が追記として加わっているので、そちらを楽しんでくださった人が多いようです。
購入できる店舗やサイトは以下のとおりです。
・神保町 PASSAGE 翻訳百景(越前敏弥)の本棚
・神保町 PASSAGE SOLIDA 越前敏弥の本棚
・京都 CAVA BOOKS &オンライン販売サイト
・HHブックス BOOTH 販売サイト
・HHブックス BASE 販売サイト
・amazon Kindle 版
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9月に刊行された『ターングラス』(ガレス・ルービン)の読書会を西宮と東京でおこないました。これほどまで多様な解釈や感想が飛び交った読書会ははじめてです。ぜひこの稀代の奇書を読んでみてください。
11月3日 郡山読書会 若干残席あり
11月16日夜 全国翻訳ミステリー読書会 ネタバレトークライブ