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2024年の予定

(トップ画像は2022年12月から2023年にかけて刊行された著訳書と、2024年に刊行予定の著訳書及び原書の表紙です)

 今年もどうぞよろしくお願いします。

 まずは2024年の著訳書の刊行予定から。
 今年出ることがほぼ確定している著訳書は6作あります。
 『老人と海』(ヘミングウェイ、角川文庫)1月下旬
 『飛蝗の農場』(ジェレミー・ドロンフィールド、創元推理文庫、復刊)1月下旬
 『いっしょに翻訳してみない?(仮)(河出書房新社、著書)3月末?
  The Boy Who Followed His Father into Auschwitz(ジェレミー・ドロンフィールド、河出書房新社)夏ごろ?
  The Door Between(エラリー・クイーン、角川文庫)夏ごろ
  The Turnglass(Gareth Rubin、早川書房)秋ごろ

 昨年(正確には一昨年12月から)の著訳書、今年出る予定の著訳書については、下の動画で簡単に紹介しています。 タイプスタンプを入れてあるので、興味のある作品のところだけ観てもらってもいいです。

 残念ながら、ダン・ブラウンの最新作(『オリジン』につぐラングドン・シリーズ第6弾)は、今年も翻訳出版がむずかしそうです。

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 朝日カルチャーセンターの文芸翻訳クラスは、今年もハイブリッド形式(教室とオンラインの両方で受講可)で開催されます。1月期のくわしい内容はここにまとまっています(「英米小説の翻訳」クラスについては、ある程度の予習が必要なので、いまからだと横浜クラスか中之島クラス(教室オンライン)をお勧めします)。
 近い日におこなわれる予習不要の講座としては、この3つがあります。

中之島 一般向け講演・文芸翻訳教室教室オンライン
1月27日(土)10時30分から12時
※「文芸翻訳教室」は1月期でいったん終了し、以後は不定期開催となります。

中之島 海外文学を熱く語ろう 2024(ゲスト・小竹由美子さん)教室オンライン
1月27日(土)16時30分から18時

新宿 だから翻訳は面白い 黒人文学を読み解く(ゲスト・上岡伸雄さん)教室・オンライン共通WEB割[10%OFF、1月6日まで])
2月3日(土)15時30分から17時

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 オフィス翻訳百景主催の「オンライン文芸翻訳実践講座」は、第4期(2024年1月から)の受講者を引きつづき募集中です。詳細についてはこの案内記事をご覧ください。締め切りは1月10日ですが、予習教材があるので、早めにお申しこみください。
 基礎講座「文芸翻訳のツボ」は、つぎは4月に開講する予定です。

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 ほかのトークイベントでは、以下のものが決まっています。

京都出町座(イベント主催 CAVA BOOKS)
 『オリンピア』(北烏山編集室)刊行記念イベント
 越前敏弥×樋口真理

1月26日(金)19:30~21:00 

 また、いつもお世話になっている福島翻訳ミステリー読書会でも、2月18日(日)に『オリンピア』の読書会が開催されることになっていて、わたしも参加します。詳細は後日またお知らせします。

 そのほか、『老人と海』関連の図書館講演が2月に2か所でおこなわれる予定です。
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 全国翻訳ミステリー読書会 のYouTubeライブは、いまのところ1月21日、2月17日、3月20日におこなわれる予定です。わたしは2月17日の司会をつとめることになっています。
 詳細が決まりましたら、随時お知らせします。
 今年はまた少しずつ全国の読書会をまわりたいと考えています。

 あらためて、今年もどうぞよろしくお願いします。

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