INFORMATION 2024-09-14
長く入手困難となっていたパーシヴァル・ワイルドの名作『検死審問』(創元推理文庫)が、東京創元社の70周年記念復刊フェアの一環として重版されました。装幀などは以前のものと同じです。かつて、訳しながら笑いが止まらず、寝ようとしても笑いが止まらなかった本です。まもなく書店に出まわるので、この機会にぜひ読んでください。
また、9月19日ごろに早川書房から『ターングラス 鏡映しの殺人』(ガレス・ルービン)が、9月27日ごろに河出書房新社から『アウシュヴィッツの父と息子に』(ジェレミー・ドロンフィールド)が刊行される予定です。後日、それぞれについて詳細をお知らせします。
――――――――――
朝日カルチャーセンター10月期の文芸翻訳クラス(新宿・横浜・中之島、すべてオンライン可)は引きつづき受付中です。詳細はこの記事にまとまっています。横浜では単発の新講座「文芸翻訳添削道場」もあります。公開対談は、10月26日に中之島教室で書店コンシェルジュの河出真美さんと、11月2日に新宿教室で河出書房新社編集部の渡辺史絵さんとおこないます。
横浜教室の新講座「文芸翻訳添削道場」の詳細はこの記事に書きました。このクラスは半年に1度開講し、1度しか受講できません。添削指導を3回おこない、内訳はノンフィクション1回、フィクション2回(シリアス&コミカル)です。10月期と4月期におこないます。1月期と7月期は別の単発クラスを準備中です。
――――――――――
オフィス翻訳百景のオンライン文芸翻訳講座第7期(10月から12月)の受付もはじまっています。前期と同じアメリカのサスペンス短編を扱います(初参加の人にも前期の範囲の英文を送ります)。毎回、9人の訳文を選んで講評します。10月期から原則として毎月第1土曜午前に開催します。