紅茶

音楽を中心にエンターテイメントのマーケター。エンターテイメントにおける商品開発、顧客分析、市場開拓などを考える。

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    音楽を中心にみたものだけをまとめました

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    エンターテイメントにおけるマーケティングの必要性や、どんな時にマーケティングが使えるかをまとめています

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エンタメマーケティング17「私の推しは何を売っているのか」

ざっくり言うと AKB48もおしまいかなって話。 心が耐えられない可能性があるなら見なければいいと思います。 48グループはじめアイドルは夢を売ってる。 踊りが抜群、歌が上手い、演奏が素晴らしい、感動する…etc… 色々な売りが音楽エンタメの売り物がある中 アイドル、特に48グループは夢を売ってると思っている。 そんな中 NGT48の「女のグループなんて仲良いわけない」 といったり 2018年総選挙1位松井珠理奈による 「さくらたん(総選挙3位宮脇咲良)

    • エンタメマーケティング16 争「私の推しが人質に取られた」

      エンタメ関連で働く人は知っておいて欲しい事件が起きた。 人を否定する内容を書くべきではないと思っていましたが、これは、どんな人を敵に回してもいい。書かなくてはならないと思い書きました。 「ちるらんDa-iCE熱唱事件」 月刊コミックゼノンで連載中の「ちるらん 新撰組鎮魂歌」の舞台化作品で事件は起きた。 出演者で男性ユニット「Da―iCE(ダイス)」の岩岡徹と花村想太の2人が、客席にいたDa―iCE(ダイス)メンバーを舞台上にあげ、Da―iCE(ダイス)の曲を歌い踊った

      • エンタメマーケティング15 紅白当落に見る新規顧客開拓の重要性

        11月24日、第67回紅白歌合戦の出場歌手が発表された。伍代夏子、藤あや子、紅白常連の演歌歌手が紅白落選した。 その一方で、紅白で歌う曲がだいたい決まっている「石川さゆり」「坂本冬美」が出場する。 紅白の選考で重要視されたとされる3点 「今年の活躍」 「世論の支持」 「番組の企画・演出意図に合致するか」 三番目は放映されるまで解りませんが 1、2番目の今年の活躍は?世論の支持は? それらをマーケティング的な目線で見ていく。 この二人、実は共通点がある。 演歌

        • エンタメマーケティング14 「ゲストパス」から考えるお客様とアーティスト

          関連企業、関連業界で働いた事のある人なら、身に付けた事があるだろう。 「ゲストパス」「バックステージパス」と呼ばれる関係者であることを示すシールだ。 このシールは周りに「関係者ですよ」と訴える事が目的であり「記事を書くための筆記用具、パソコン等を使いますよ」「知り合いだから楽屋に許可があれば入りますよ」等色々な事への免罪符的なものを周囲に無言で訴えるものである。 このパスは色々な人間に配られる、仕事関連の人から一般の友人まで。 とある有名アーティストのバックバンドに新人

        • エンタメマーケティング17「私の推しは何を売っているのか」

        • エンタメマーケティング16 争「私の推しが人質に取られた」

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        • エンタメマーケティング14 「ゲストパス」から考えるお客様とアーティスト

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          エンタメマーケティング13 ③ 2,5次元舞台からお客様を取り込む

          劇団を中心として舞台をやっている人にとっては、一番気になっている所だろう。 「2,5次元舞台で舞台の楽しさを知ってもらい、うちの劇団の舞台も見に来て欲しい」 もっと舞台の楽っさを味わって欲しい」 そう思うのが普通だ。 実際、2,5次元舞台で名前を売った脚本家や、監督が自身のオリジナルの舞台を今までより大規模な公演でやるケースも、既に出ててきている。 では、それでどうやって2,5次元舞台からお客様を呼べるのか、 三つの方法を挙げてみよう ①2,5次元舞台で一緒になった役者

          エンタメマーケティング13 ③ 2,5次元舞台からお客様を取り込む

          エンタメマーケティング13②2,5次元舞台の楽しみ方

          前回に引き続き「2,5次元舞台」について取り上げる。 2,5次元舞台舞台に限らず日頃から「お客様を舐めるな」と枕詞のように言っている。 真剣に作ったものを提供する。それはどんな仕事でもそうだ。 完璧なプロの仕上がりを提供する。それが一般的には良しとされている。 しかし、2,5次元舞台では少しの例外がある。それは若手俳優、新人俳優の起用による「下手な俳優が出る」ということである。 「なぜオーディションで下手な俳優を選ぶのか?」と思われるだろう。 それが2,5次元舞台の特殊

          エンタメマーケティング13②2,5次元舞台の楽しみ方

          エンタメマーケティング13① 2,5次元舞台を知る

          現在のエンターテイメント市場を語る上で「2,5次元舞台」は外せない。 今一番盛り上がっているジャンルであり、今が今後を左右する節目にあるジャンルだろう。 2,5次元舞台を理解し、より良い舞台を製作側が作ることで、「2,5次元舞台」だけではなく小劇団などを含めた「舞台演劇」そのものに興味を持ってもらうチャンスであり、今後の演劇市場の発展を左右するジャンルになると考えている。 2,5次元舞台を知り、お客様に楽しいと思えるエンターテイメントを提供するにはどうするべきか。まずは

          エンタメマーケティング13① 2,5次元舞台を知る

          109のイベントに見る心理

          今回はエンタメマーケティングではないです。今回はイベントについてちょっと物申したいと思います。 先日渋谷の109前で「メルカリ」というフリマアプリのイベントが行われていた。 イベント内容は現在CMしている『メルカリ族』というシリーズの原始人らしきキャラクターになりきって写真を撮るというものだった。 普段の筆者なら「イベントの集客できなさそう」という内容問題に言及するところだが、今回はそこではない。 この『メルカリ族』の前のシリーズの「買うガールと売るフ」という牛と狼に

          109のイベントに見る心理

          エンタメマーケティング有料版01 これからのお客様にウケるもの

          エンタメだけではなく、マーケティング、ターゲティングを考える時には色々なデータを参考にして考える。 数値的に目で見てわかる「収入」や「エンゲル係数」「年齢」だったり、 感性や感覚で捉える「服装」や「趣味」だったりもする。 数年前騒がれたビッグデータも数値的に見ることができるデータの1つだ。 しかし、最近あまり言葉を聞かない。活用されている場面が少ない事と、データの値段が高額だからだろうと考える。 そもそも、ビックデータとは何なのか。 それは過去の膨大なデータだ。 ここ一

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          エンタメマーケティング有料版01 これからのお客様にウケるもの

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          エンタメマーケティング12 CMのオスカーでの生き残り

          「CMのオスカー」 きっと、業界内外関わらずこのイメージがあるだろう。 「上戸彩」を代表として「武井咲」「剛力彩芽」「忽那汐里」が看板の若手女優としてあげられる。 もちろんベテラン女優、俳優も多く所属しているが、オスカーらしいと言ったら「上戸彩」であろう。「CMの女王」と呼ばれCM好感度も高く、結婚妊娠出産した現在もCM出演を続けている。 しかし、女優としてはどうだろう。「CMの女王」「CMのオスカー」よ言われ聞こえは良いが、演技力を評価されないのが「オスカーの女優」という空

          エンタメマーケティング12 CMのオスカーでの生き残り

          エンタメマーケティング11 悪女時代に見る差別化

          商品を展開する上で、差別化は色々なものに影響を与える。 ・宣伝をするとき ・お客様が選ぶとき ・流通の方法を決めるとき どこに差別化を発揮するかも商品による ・顧客ターゲットを中心にした差別化 ・機能や性能を中心にした差別化 ・デザインを中心とした差別化 etc… 残念なほど差別化されず、右に倣えで同じような商品戦略をするのがエンタメ業界である。 ソロ歌手が流行れば歌姫がわんさか、カバー曲が流行ればわんさか、R&B的な人たちは顔まで一緒かよ!という具合だ。

          エンタメマーケティング11 悪女時代に見る差別化

          エンタメマーケティング10 CMと音楽

          CMと音楽が密接な関係にあるのは読者の皆さんもご存じだろう。 CMからヒット曲が生まれることは、音楽にお金を使わなくなったと言われて久しい現在でも続いている。反対に、音楽の評判が良かったことで売行が伸びるケースもある。 私が最近耳にして気になったCMを例にあげて話していこう。 花王の柔軟剤「ハミングファイン」のCMである。CM曲は2012年にヒットした「カーリー・レイ・ジェプセン」の「コール・ミー・メイビー」だ。 ターゲットはイメージキャラクターに吉田羊を起用している

          エンタメマーケティング10 CMと音楽

          エンタメとマーケティング9 山上兄弟のリブランディングを考える

          「てじなーにゃ」のフレーズで一躍有名になった小さなマジシャン、山上兄弟。このブーム、もう10年以上前になる。小さかった彼らもいまや20歳を超えた立派な大人に成長している。 しかし、彼らはそのせいで苦悩しているようだ。 先日のテレビ朝日の番組「しくじり先生」のコーナーで同じく子供の頃から芸能界で活躍していた内山くんこと内山信二さんに相談していた。 最年少マジシャン、小さくて可愛いてじなーにゃの山上兄弟を「売り」にできなくなっているのだ。 そんな彼らは今後どうすればいいの

          エンタメとマーケティング9 山上兄弟のリブランディングを考える

          エンタメとマーケティング8 舞台ブームと商品開発

          先日、とある舞台の観劇に行った。 その舞台は2,5次元系舞台の役者さんが多く出る舞台だが、内容は小劇場系の劇団がやるようなストーリー内容の舞台だ。 価格帯は特別席9000円程度 一般席7000円程度と、2,5次元系舞台以外の普通のミュージカルや舞台と変わらないか、少し高いくらいである。 主に顧客層は2,5次元系舞台から役者さんのファンになった女性のヲタクがメインの客層と言ったところだ。 このような2,5次元系舞台から端を発した若手俳優系舞台の収益状況を支えているのが2

          エンタメとマーケティング8 舞台ブームと商品開発

          エンタメとマーケティング7 テレビのBGM化に見る差別化

          先日noteに投稿したエンタメとマーケティング6(https://note.mu/t_eae/n/nb3c2f7512de4) 実はここにあげたBGM化番組の3番組の時間帯が被っている。 土曜の夜23:30からTBS「新チューボーですよ」「7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート」の連続した1時間と、土曜の夜23:55〜24:55日本テレビ「Going! Sports&News」である。 土曜日の夜ということは、次の日が休みなので遅くまで起きていてもよい子供が起きている

          エンタメとマーケティング7 テレビのBGM化に見る差別化

          エンタメとマーケティング6 テレビ番組の視聴方法の変化と今求められるテレビ番組とCM

          真剣に内容を楽しみにテレビを見ている人は、どれくだいいるだろうか。 一人暮らし、核家族化で、家事など家での役目がある人も増え、テレビを真剣に見る時間は少ないだろう。 よほど真剣に見たいものは「録画をして見る」録画機器を持っていない人の中には、「不法にアプロードされた動画などを見る」という人も少なくはないだろう。 これらに上げた、時間がない人間が「真剣にテレビ番組を見る方法」はCMを見ない。HD録画等のほとんどにCMスキップ機能がついている。真剣に見ているのだからCMで邪

          エンタメとマーケティング6 テレビ番組の視聴方法の変化と今求められるテレビ番組とCM