続けるということ...習慣化のメカニズム
(写真は2021年3月に撮影した瀬底島から見る伊江島です。)
前回は「はじめる」ことについて書きました。
ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健(たかざわたけし)です。
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今回はnoteが大切にしている「続ける」ことについて考えます。
あなたが続けようとしていることは何ですか?ダイエットや運動でしょうか?日記とかSNSの投稿でしょうか?
それが何であっても続けること、継続することに関してよく言われるのが「習慣化」。特に毎日何かをすることを継続する場合には、必ずと言っていいほど「習慣化」がセットになっています。
30日間続ける!3ヶ月続ける!などと続けたいことを毎日同じように繰り返すことで習慣化するように勧められます。
#毎日note 3ヶ月続かない人がほとんどだそうです。
どの位続ければ習慣化するのだろうか?といつも考えてしまいます。
私の場合2021年12月20日になるまでは、#毎日noteの期間については、なんともいえません。その日の投稿に書きますね。
タイトルに書いたように習慣のメカニズムについてとても面白いので紹介します。
人間の行動や思考は9割が習慣だ、と言われます。無意識のうちに同じ行動を取り、無意識のうちに同じような考え方をしていることがよくあるのです。
歯を磨くとき、お風呂に入るとき、電車や車の乗り降り、などなど
同じ動きをしていても深く意識して一つ一つの動作をしていませんよね。
脳科学の研究によって、「習慣化」のさまざまなメカニズムが明らかになってきたようです。
そのうちの一つに「馴化(じゅんか)」という脳の機能があるそうです。この機能が、「習慣化」の鍵を握っているのだけれど、同時に「三日坊主」の原因でもあるのです。
一つの機能が、「三日坊主」と「習慣化」の鍵を握っている?
それでは、どのような事が起こっているのでしょう。
わたしたちの脳は未知の刺激が与えられると、大きく反応します。その刺激が繰り返されると、最初は大きく反応していたのに、同じ刺激があっても脳の反応が鈍化していくのです。
これは、脳が過剰な反応を続けて疲れ切ってしまわないように防御する機能だそうです。
「三日坊主」は、脳が刺激に対して反応しなくなり、脳が反応しないとつまらないと感じる、だからその行為をやめてしまうことによって起こるわけです。
「習慣化」は、同じように脳が大きく反応しなくても、未知の刺激が与えられなくても、脳の馴化機能がなくなって、無意識に行動できるようになる、
これが「習慣化」になるわけです。
「馴化」にひれ伏して脳が飽きてしまったから辞めてしまうか。
それとも、「馴化」が尽きて、無意識にくり返して「習慣化」に到達か。
どちらにしても、自分の脳とのだまし合い。
やっぱり自分との戦いなんですね。
最後に一つ「馴化」への武器を紹介します。
「ドーパミン」です。
「快楽物質」とも言われる脳内伝達物質「ドーパミン」の効果を利用するのです。「ドーパミン」には、それが脳内に放出されている間の行動や、その直前の行動を強化するという機能があります。
続けたいことをしたときにご褒美をあげる、それによって「馴化」に逆らって行動を強化することができるわけです。
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「ドーパミン」が放出されて「馴化」に勝利できる!?
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今日はここまで。