火曜日しばらく雑記帳・2024 CW10
先週の一週間、娘婿君がヨーロッパに出張に行って、この日曜日に元気に帰って来たということだ。長旅で大変だっただろうし、海外出張ともなるとそれなりに成果も求められるし、仕事はきつかったことと思うが、それだけにやりがいもあれば楽しみも多かったことだろうと勝手に想像している。来週には横浜に出張に来るということで、晩は食事を一緒にしませんか、と誘ってくれた。もちろん喜んで行くことにし、さっそくデカ盛りの店のよさげなところがないか探してみたりして、楽しみにしている。
そうやってあちこちに行かせてもらえるというのはやはり期待されているからだろうし、ひょっとして今年か来年かに昇進などがあるのではないだろうか。これからが楽しみだ。
今、仕事がちょいと厳しく周囲に振り回されながらの複数のトピックをお手玉状態、グロッキー気味ではあるが、娘夫婦の頑張りを見ていると私も負けてはいられない、こんなことくらいでへこたれてはいられない。
■うすいえんどうが季節に入って、手頃な値段で豊富にいいものが手に入るようになった。関西では普通に売っているが、残念ながら関東ではみかけないので、京都に帰るたびに買って新幹線で輸送してくる。グリーンピースとよく似ているが、色が薄く、味もクセがない。
豆ごはんやサモサなど、5月くらいまで、季節の楽しみである。シチューやカレーに入れれば彩もよい。
たとえば、27日の晩はビーフカリー。
玉ねぎの微塵切りをよく炒めて脱水、牛肉を加えてことこと煮込むこと1時間以上。ジャガイモと金時人参を投入してさらに10分ほど煮込む。
スパイスは、コリアンダーシード、クミンシード、カルダモンシード、クローブ、ナツメグ、ターメリック、赤唐辛子。ニンニク生姜と油で熱して香りを出してトマト缶を1/3ほど投入してペースト状にして使う。
今回、カルダモンとクローブが強くなりすぎ、味の調整に根昆布出汁を使用したうえ塩を追加して禁断の砂糖を使ってしまった。
意図した味とはちょいと違い日本の普通のカレーの味に近くなったものの、とても美味しく出来た。これもよし。
スナップエンドウもすっかりポピュラーになってこちらも毎年、この季節の楽しみだ。28日、水曜日の夕食は簡単にスパゲティ・ミートソース。
鶏肉と玉ねぎをオリーブオイルで炒めて、前日のトマト缶の2/3を使ってじっくり20分ほど煮込めばよい。オリーブオイルとバジルをたっぷり使い、仕上げにローズマリーとイタリアンパセリ、私のコンフォートゾーンのど真ん中の直球ストライクだ。
先週の金曜日に、健康診断の一環でちょっと面倒な検査を受けた。
木曜日は検査前日用のレトルト食品、そして禁酒、木曜日の晩から金曜日の午後の検査開始まで絶食だった。さらに検査当日と翌日の土曜日まではお粥や素うどんなどの柔らかく消化のよいものを食べるようにし、検査後の3日間の土日月は激しい運動を避け禁酒、なるべく柔らかく消化のよいもを食べ、油ものや激辛料理などは避けること、ということになった。
さっそく、白粥を炊いた。
ちょいとふりかけなどかけるのもいい。
うまく作るには、水の量と火加減と時間のバランスが問題だ。弱火でも均質に火がまわるように蓋をするが、吹きこぼれると大変なので、隙間をあけて蓋をする。この際、いろいろ試してみた。
鶏肉や少量の野菜を入れて中華スープで炊けば、中華粥になる。
これに油条(揚げパン)やザーサイとか香酢などトッピングすれば本格的だが、私としたことが準備不足であった。
柔らかく消化によいものを、ということで、3/2の夜には、大根と白菜を時間かけて炊いてひき肉を丸めて肉団子を投入し、パプリカペーストを加えればグーラッシュ風スープ。
3日は鶏とほうれん草のグラタン。バターを使わずに少量のオリーブオイルで材料に火を通して、小麦粉を加えてから牛乳でのばし生クリームを加えて作る簡単あっさりバージョン。普段より材料を細かく切って、火を通す時間を余計にかけるようにした。
そして4日は和食の汁おかず、肉じゃが。
油を使わずに、牛肉、ジャガイモ、玉ねぎを出汁でコトコト炊いて、小結の白滝と仙台麩を入れてさらに炊き、みりんと薄口で調味。
5日は油を使い、豚、白菜、春菊、しいたけをジャジャジャンと炒めて中華スープで煮て、吉野葛でとろみをつけ、白ご飯にオン。具沢山の中華丼だ。
検査前日から検査後3日目までの計5日間の禁酒も無事に守ることもできた。食事と飲む量をコントロールしつつ、少しづつもとに戻している。揚げ物と普通に辛い物は今週末に解禁、激辛は来週末に解禁、の予定だ。
■先週にひっかかった音楽を少し。
1.グラミーも受賞したジェイコブ・コリアー、ついこの間、7枚目のアルバムにして Djesse のシリーズの4枚目、Djesse Vol.4 がリリースされた。
私は ラウ・ノアつながりでついこの間知ったばかりだ。私としたことが、それまで知らなかったのはあまりに迂闊であった。
先週はアルバムから何曲もシングルでリリースされていた。その中でも "A Rock Somewhere" が耳をひいた。
アヌーシュカ・シャンカールと、インドの歌手Varijashree Venugopal (ヴァリジャシュリー・ヴェヌゴパール)が参加している。シタールの音色と共鳴弦の響きが電子楽器のバッキングとうまくアレンジされていい感じだ。ジェイコブ・コリアーの洗練されたポップスにインド歌謡がうまくブレンドされている。
2.明るい紫のネイルにリップ、紫のアイバニーズのギターがトレードマーク、シルバーブロンドで素敵でかっこいいラリ・バシリオ。最近は白いボディのシグネチャーモデルもよく似合う。新曲の "Heartbeat"。
1988 年生まれブラジル・サンパウロ出身、この人の演奏は、なんて言ったらいいのだろう、速く綺麗に正確に、そしてお洒落で明るく楽しく、そんな感じで惚れる。
以前にもシェアした動画を再度貼っておこう。
3.レバノンのタリア・ラフードの新曲 "Ya Khayen" (「裏切者よ」という意味らしい)
4.ナンシー・アジュラムの "Aamon Jadidon" もポップでよかった。
5.久しぶりにクレモンティーヌの優しい歌声を聴いたが、Mariana Ramos との共演で "Amours et Lendemains"。ビデオクリップもユーモラスで面白い。
Mariana Ramos (マリアーナ・ラモス) はカーボ・ヴェルデ出身の歌手ということだ。低めの力ある少しハスキーな魅力的な声で、クレモンティーヌといい組み合わせだ。
そういえば、ポム(Pomme)も新曲がリリースされていた。こちらは、いつものちょっと切ないギターの弾き語りに印象的なアレンジのコーラスが加わってとても面白く聴いた。
ますます惚れた。今年もアルバムがリリースされるのではないだろうか。楽しみにしている。
6.アル・ディメオラの新しいシングルがリリースされた。”Fandango"
3拍子か6/8拍子(どちらが正しいのだろう。。)の明るい舞踏音楽、フラメンコとジャズの要素が合わさった楽しい楽曲だ。昨年9月末にルーマニアでの公演中に心臓発作で倒れ、その後のコンサートはすべてキャンセルになり心配したが、幸い処置が早かったために大事には至らず順調に復帰してきた。最近もパコ・デ・ルシアの追悼コンサートで公演していた。
facebook のAl DiMeolaのオフィシャルによれば、今年の7月19日にフル・アルバム"Twentyfour" がリリースされる予定とのことだ。
7.ヤマンドゥ・コスタは他流試合も多いし、SNSでの発信数も活発で、毎週のように何かしら新曲が流れてきて楽しませてくれる。先週は私の好きな曲 La Catedral を奥様のエロヂー・ボウニーとのデュエット。
■上に書いたような事情で、先週末は計画通りジョギングはスキップした。3月2日 の時点で先週と同じ104.4km、計画比 +2.45kmとなった。今週末は少し距離を短く 8km くらいに抑え、計画比 ±1km の範囲に収めるつもりだ。今年の 1Q は順調に計画通りの着地となるだろう。
トップの写真は3月2日に少し散歩したときに撮影したあたみ桜。早咲きの桜がシーズンを迎えて綺麗に咲いている。河津桜が有名だが、あたみ桜、おかめ桜など、事務所の近所の新横浜公園に植えてあって毎年のたのしみだ。
来週、3月10日からイスラームではラマダンに入る。ラマダン前には、と言われていた停戦だが、まだまだ酷い状況が続いていて心穏やかではいられない。
即時の恒久的停戦を求めるものである。
世界中の紛争が早く解決しますように。