火曜日しばらく雑記帳・2023 CW48
11月23日は日本の休日で「勤労感謝の日」だ。木曜日だったので金曜日も休みにして4連休にした人も多いだろう。私も 24日の金曜日は早々に年次休暇取得の予定を入れていた。
なにしろ23日が孫娘の七五三のお参りで北九州は小倉を訪ねる。心が躍る楽しいハレの日のあとは、心を静かに落ち着かせたい。24日は京都の自宅でゆっくりと何もせず休みにする予定だったわけだ。
23日のお参りの後は、娘と孫娘の着替えの後、ショッピングモールで小一時間ブラブラ時間を過ごしたあと、ちょっと高級焼肉店でお祝い。妻と20時前の新幹線に乗って京都の自宅に深夜に帰って来た。
実は、22日に頑張って中国とヨーロッパの部門にいろいろ仕掛けておいたおかげで、23日はあまり期待していなかったのに進捗があった。昼前に新幹線で京都から小倉に来る妻を待つ間の小1時間、小倉の駅ビルにある喫茶店で社用のPCを開いて進捗の刈り取りと、Thank You メールを数本飛ばした。
そんなこともあって、24日は、あさイチから京都のリビングからリモートで機嫌よく仕事、午前中でだいたい終えたので、後は好きな仕事を好きなだけ、さらっと流すつもりだったのだが、結局、なんだかんだとフルに稼働してしまった。しかし、そうすることで土日に懸案事項を残すことはなかった。
有意義で平穏な4連休だった。
いろいろ中途半端にしておくとヤキモキする。かといって、すべての案件が一日の終わりにきっちりと最後まで終わるわけはない。平穏に心穏やかに休暇を過ごそうと思えば、やはり仕事との付き合い方は大事だ。各人にあった付き合い方はあるのだろうけれど。
■実は、そのぶん、22日の晩は結構厳しかった。午前中から一杯一杯だったのだが、・・・飲んでいたわけではない、アップアップだったということである、昼食を食べ損ね、午後になってさらにいくつか重なっていつの間にか日が暮れていた。
こんな時には、簡単に出来るものを、ということで、鶏のから揚げ。
あいにく、コツのいらない天ぷら粉を切らしていたので、小麦粉を、水、卵、出汁と醤油にショウガとニンニクのみじん切りを混ぜてポテっとした衣を用意した。これにぶつ切りの鶏のモモ肉をしばらく浸しておいて、油で揚げればよい。
ついでにレンコンも揚げた。レンコンは、今が旬の後半で美味しい。油とも相性がよくて、やっぱり特に天ぷらが美味い。
揚げ物を寝る前に食べて大丈夫か心配する向きもあろうかと思うが、そのままなんやかんやとやっているうちに深夜の3時。就寝までに十分に時間があいた。1時間半ほどの睡眠で新横浜を発ったのだった。
羽田から北九州までの飛行時間は1時間半ほど。やっぱり飛行機はいつ乗ってもいい。子供のようにわくわくする。前回に北九州に飛んだときは窓側の席だったので富士山の写真など撮って喜んでいたが、今回は混んでいて通路側の席だったし、ゆっくり寝ていた。
小倉駅に着いたら、まずは小倉駅名物の立ち食いうどん、かしわうどんで早めの昼食にした。
醤油味で炊いた鶏とネギがたっぷり、やわめのうどんで、評判どおりの美味しさだった。
26日の晩に移動して新横浜に戻り、27日はリモートワーク、28日は川崎のラボに顔をだしてきた。
夕食もいつも通りだが、ジョージア(グルジア)のアジカソースを購入してあったのでつかってみた。
もっと強い味かと思ったらそうでもなく、微妙にスパイシーなトマトソース。なかなか美味い。
そして、定番の豆のカリー。ブラックチャナ豆のひきわりのチャナダルをじっくり煮たのちに、飴色に炒めた玉ねぎにスパイスとひき肉を投入してさらに炒め、やわらかくなった豆を煮汁とともに合わせて、さらに煮込む。
バスマティライスも、紅芯大根と一緒に炊くほのかなピンクのいつもの味。
■先週ひっかかった音楽を少し
1.アルゼンチン出身の歌手ソフィア・レイ(Sofia Rei)と、ペルー出身のベース奏者ホルへ・ローダー(Jorge Roeder)のデュエットが素晴らしい。是非、聴いてほしい。
ホルへ・ローダーは1980年ペルー生まれ、新進気鋭のギタリストであるジュリアン・ラージと共演していたので知ってはいた。一方のソフィア・レイも同年代のようだ。二人は2001年にアメリカのニューイングランド音楽院で学び、以来20年以上の音楽的パートナーシップを築いてきたということだ。
またまたムジカテーハの記事を貼っておこう。
ホルへ・ローダーの卓越した演奏もさることながら、かすかな哀愁を秘めた明るめの表情豊かな発声で、自在に音階を駆け上がり駆け下りる。素晴らしいデュオだ。
惚れてしまった。
2.もう一人、若手の女性ジャズボーカリスト、こちらはスペインから、マール・ヴィラセカ。Emmet Cohen の YouTube チャンネルで素晴らしいライブ演奏を聴かせるのを見つけた。曲はヴィニシウス・ヂ・モライスとアントニオ・カルロス・ジョビンの "Chega de Saudade"
Emmet Cohen (p), Mar Vilaseca (vo), Yotam Silberstein (g), Russell Hall (b), Winard Harper (ds)の布陣でいつもどおりご機嫌な演奏を聴かせてくれる。
2020年にアルバム "Find the Way" をリリースしてデビューしたばかりだ。
伸びのある滑らかな声で、柔らかくしなやかな歌いっぷりがいい。
3.先々週の雑記帳にポルトガルのシンガーソングライター、アントニオ・ザンブージョを紹介した。ヤマンドゥ・コスタとの共演をYouTubeで見つけてしまった。"Duas Nações em Harmonia"
二人の魅力が存分に楽しめるいい演奏だと思う。
4.ブラジルのシンガー・ソングライターの Laís Gomes (ライス・ゴメス) のシングルAutomomia が耳をひいた。バックのギターがヤマドゥ・コスタと同じ7弦のガットギター、アレサンドロ・ペネッシによる力強いバッキングで、Lais Gomes の力強い歌声と見事にマッチしている。
1か月ほど前リリースのシングル Brutal もいい。
まだリーダーアルバムはないようで、2019年にギタリストの João Vasconcelos のアルバム "Tripas Coracao" でボーカルで参加し、2020年からシングルが数枚出ているだけのようだ。
その二人の2020年のシングル "Pra não falar" もなかなか惹きつけられた。
João Vasconcelosも上に紹介のアルバムが初リーダーアルバムのようで、新進気鋭のギタリストのようだ。
これはとても楽しみなミュージシャンを見つけてしまった。
■23日の晩、皆でお祝いの夕食のあと、孫娘と遊びながら小倉駅まで歩いている間に、右足の足首と左足の親指の付け根を痛めてしまい、左の腰とともに鈍痛が残った。土曜日の朝がまた冷え込んだこともあって土曜日のジョギングは中止、日曜日の朝に走って来た。自重して普段より短めの8km。
京都は、このところ急に冷え込んで、そのせいか、一気に紅葉が進んだ。
私の腕では、普段の写真だって今一つだが、紅葉の写真は、またひときわ難しい。見た感じの鮮やかさをうまく捉えられない。エントリーレベルのスマートフォンなのでそのへんも限界がある。
■世界中の子供が、愛されて何不自由なく育ち楽しく平和に七五三を祝ってもらえる、そんな日が来ることを願う。
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