大鳳万[audrey burn]

CPE出たり朗読したりする物書きちゃん。スキしてくれたら嬉しいな🤘😎🤘サポートしてくださる方々のおかげで今日も生きています。

大鳳万[audrey burn]

CPE出たり朗読したりする物書きちゃん。スキしてくれたら嬉しいな🤘😎🤘サポートしてくださる方々のおかげで今日も生きています。

マガジン

  • 日記のような

    つぶやき日記

  • 名もなき引力

    名もなき引力 あらすじ…作家を志す大島は、尊敬する川瀬教授の厚意で住み込みの書生として生活することとなった。親切な教授から注意されたことはただひとつ「あの物置に近付いてはならないよ。」 その物置にあったものは…

  • ダベリング

    思ったことを綴る。 日記以上随筆以下。

最近の記事

  • 固定された記事

カナリア色の月

   カナリア色の月         大鳳 万  あるところに、一羽の美しいカナリアがいました。お月様の光を吸ったように綺麗な羽はとてもしなやかでしたが、その翼でお空を飛んだことはありません。カナリアは雛の頃から籠の中で育ちましたから、外のことはほとんど、何も知りませんでした。籠越しに見る窓の外の森だけがカナリアの知る外の世界でした。 それでもカナリアは毎日幸せに暮らしていました。カナリアの飼い主

¥100
    • おおとりばんのにっき8/17

      昨日今日でいろんなことがあった。 けど沈黙は金なり。 聞かれないことはしゃべらない。 遅めの下半期の目標。 今日はカレーを作ったよ。 でも何故カレーの写真がないかというと、 食べちゃったからだよ。 夏のカレーの引力は強いね。 ギュンギュンだよ。 夏の匂いがむせる程に濃い。憂鬱の導引には十分すぎる、水分を失った土、焼けるコンクリに影を作るのは雑草と、私。 とにかく影が濃い、私のだけ。特に、そんな気がする。自意識過剰と笑うひとが居ないのが幸いだ。だから真夏の昼間に散歩するのは

      • おおとりばんのにっき8/11

        今日は車校で、 効果測定を受けて 受かったよ! お盆休みまでに受からなきゃーと思ってたら 受かれたから浮かれたよ🙌🏻💕 浮かれついでに飲みに行ったよ😋✨笑 最近、このnoteで連載したいなって 思うんだけど、けどね、 誰も読まなかったら悲しいなって ネガティブな気持ちが圧勝して しり込みしてる。 尻込み、お尻を含めてるくらい ってことなのかな。 熟語だと逡巡。逡く(しりぞく)巡る。 時々こうして言葉を分解する。 組み立てるばっかりは 疲れちゃうから。

        • おおとりばんのにっき8/4

          よくビールが美味しくなったらとか、 イライラを我慢出来るようになったとか、 苦手だった食べ物が食べられたらとか、 オールしないようになったとか、 まぁそういう時に自分のこと 「大人になったな」と ちょいちょい感じる中で、 ばんちゃん的にNO.1の「大人になったな」は 睡眠を我慢出来るようになったこと。 まだ成人してちょっとくらいの頃は、 全てをかなぐり捨てて、 睡眠をとっていた気がする。 夜だったらお風呂もお化粧落しも、 朝だったらちょっとした用事もお化粧も、 全てキャン

        • 固定された記事

        カナリア色の月

        ¥100

        マガジン

        • 日記のような
          24本
        • 名もなき引力
          4本
        • ダベリング
          3本

        記事

          おおとりばんのにっき7/30

          今日は小説の表紙になる イラストを描いて過ごしたよ。 自分で全部やるのって 大変だけど自由だし、 楽しいなぁ(º∀º) でもぶっちゃけ褒められたい! て気持ちもあるから、 みんな小説読んだり、 まぁ表紙を見ただけでも 感想くれると嬉しいな😭💕笑 褒められて伸びるタイプだから ばんちゃんは。 ニョキニョキ伸びるから🙏✨笑 今日は銭湯に行ったよ! 大体トータル70分くらい、 お湯入ったりサウナ行ったりと ブラブラして過ごしたよ。 長風呂の後の、 毛穴がスッキリしてる感じ

          おおとりばんのにっき7/30

          おおとりばんのにっき7/28

          久々に日記を書くよ。 時々日記を書くのがしんどくなって、 やめちゃうんだけど、 よく考えたら毎日書かなきゃいけないとか そういうルールとかは別にないのに、 何故か自分を追いつめて、 あぁ全然日記書いてない。 私ってダメだなぁって思っちゃう。 自分で自分のHP減らしがち。 良くない。 今日はnoteに小説をうpしたよ。 まだまだおうちにいた方が いい雰囲気あるからね。 天気もご機嫌ななめやし。 皆さんのスキマ時間、 よかったらばんちゃんにください。 よろしくお願い致します🙏💕

          おおとりばんのにっき7/28

          書いていた小説を、noteでも読めるようにしました。

          書いていた小説を、noteでも読めるようにしました。

          死期際彩

            死期際彩(しきさいさい)                                                大鳳 万  もしも春に死ぬならば、暖かく麗らかな午後がいい。人々が陽気に誘われて、楽しげな所に向かう中、まるでその流れに逆らうように、人気のない静かなところを求めてそこへ向かう。人々が行き交うのを横目に、緑茂る景色には似合わない、足さばきの良い軽やかなスカートを履いて。 そうして山間にかけられた高い橋に着いたら、一思いにそこから飛び降りるのだ。

          ¥100

          グレンデールの娘達

             グレンデールの娘達                                                 大鳳 万  あるところに、グレンデールという小さな町がありました。年中曇り空で薄ら寒く、カラスがよく飛び交う土地でした。 そしてグレンデールの一際小高い丘の上のお屋敷には、必ず何代かにひとり、死神に愛される運命の女の子が生まれるのでした。その女の子は黒い髪に黒い瞳、そして左手の薬指に必ず痣がありました。その痣が輪のよう

          ¥300

          グレンデールの娘達

          ¥300

          短編集 死期際彩

                        もくじ        未だ訪れぬ瞬間        ぼんやりの泡沫        グレンデールの娘達        死期際彩 未だ訪れぬ瞬間                               大鳳 万  この瞬間のために生きている! 世の人は時折、そう叫ぶ。 あるひとは真夏の夕方、汗水流して働いてようやくありついた、酒の最初の一口を喉に迎えた時。またあるひとは、疲労困憊の寒い冬の夜に温かい風呂に身を浸す時。きっとひとの

          ¥1,000

          短編集 死期際彩

          ¥1,000

          彩魚

           彩魚                       大鳳 万  ある処に川があり、そこには「彩りの魚」と書いて字の如く、とても色鮮やか魚、彩魚(サイギョ)という魚がおりました。すらりとした身に纏う鱗は一枚一枚が煌びやかな光を放ち、彩魚が泳ぐだけで濁った川底も澄み渡るような輝きに満ちるのでした。  しかし彩魚はその豪華で美しい見た目とは裏腹に、お日様が高いうちは岩の間や古い瓦礫の暗い影にじっと身を潜め、日が沈んでようやく出てきたかと思えば餌をこそこそと食べるような生活をし

          ¥300

          ポラリスと森の声

            ポラリスと森の声                       大鳳 万  ポラリスは、真夜中に家を飛び出しました。 もういてもたってもいられず、ベッドから飛び降りて、裸足にブーツを履いて、そして真っ黒なお空から身を守るために、お気に入りの毛布だけを被って、家を飛び出しました。  ポラリスのお家は、小高い山の上にありました。そこから下って、いつも見下ろしていたあの森へと向かいました。大人でもあまり近付かないそこには何があるのか、ポラリスはもちろん知りません。

          ¥300

          ポラリスと森の声

          ¥300

          地平線への旅

          地平線への旅 大鳳 万  少年が生まれた街はそれなりに大きく豊かでしたが、誰もが無口な街でした。少年は自分の名前も知らないまま、その街で、ひとりで育ちました。 ある時、おしゃべりな旅人の会話が風に乗ってやってきました。この世界の果てには、全ての疑問や悩みに応える大きな図書館があるというのです。そして傍には展望台もあり、新たな世界を見せてくれるとか。少年は、その図書館へ行けば自分の

          ¥300

          地平線への旅

          ¥300

          金魚の娘

             金魚の娘 大鳳  万                 ある立派なお店(おたな)に金魚の娘さんがいました。つぶらな丸い目にツンと小さな唇、紅色の美しい着物が似合う、そんな可愛い金魚の娘さんでした。子供のいない旦那様は大層金魚の娘さんを可愛がり、美しいびいどろの鉢の中で大切に大切に育てていました。美味しいご飯や綺麗な着物を与え、歌も踊りも好

          ¥300

          短編集 カナリア色の月

           短編集  カナリア色の月       もくじ       金魚の娘       おやすみヴィオレッタ       地平線への旅       ポラリスと森の声       なんなんと〜戒めの詩〜       彩魚        カナリア色の月             金魚の娘                              大鳳  万                 ある立派なお店(おたな)に金

          ¥1,000

          短編集 カナリア色の月

          ¥1,000

          おおとりばんの日記3/4

          今日は親友の誕生日前夜。 全てをこのことに費やした気がする。 ありがとう、大好きだよ!

          おおとりばんの日記3/4