ジェイラボワークショップ第80回『栄養週間』【筋肉探求部】[20241104-1117]
本記事は、ジェイラボ内で2024年11月4日から11月17日にかけて行なわれた、筋肉探究部主催の第80回ジェイラボワークショップ『栄養週間』のログです。
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1日目
★イヤープラグさざなみ
こんにちは、筋肉探求部部長のイヤープラグさざなみです。 本日より二週間、本部活のWSを行ないます。よろしくお願いします。 入部当初と比べ、私自身、そして部内でも食事や栄養に関する関心が高まっています。筋肉探求に食事探求は欠かせません。そこで、今回のテーマは「栄養」です。10月に部内で行なった「栄養学輪読」の内容や、部員それぞれの食事ばなしを共有することによって、部外の皆さんにも食事・栄養に興味を持ってもらえるような二週間になればと思います。 座談会は11月10日(日)の21時から開始予定です。皆様のご参加、お待ちしております。 続きの投稿は明日の夜までお待ちください。
2日目
★イヤープラグさざなみ
2日目(イヤープラグさざなみ)
◎タンパク質摂取
私が食事の栄養を意識し出したのは5年前くらいのことです。筋肉を大きくするためにはトレーニングをするだけではなくてタンパク質を大量に摂取しなければいけないことを知り、初めてプロテインを買いました。日本人の食事摂取基準では、成人男性は1日あたり65gのタンパク質を摂取することが推奨されています。鶏胸肉が100gあたりタンパク質20g程度、鶏の卵が1個あたり6~7g、プロテインであれば一杯あたり20g程度です。体の中では常にタンパク質の分解と合成が起こっており、分解されたタンパク質、すなわちアミノ酸の一部は排泄されます。分解量と合成量の均衡を保つために、食事によって排泄分を補わなければならないというわけです。そして以上はトレーニングによって傷ついた筋肉の修復分をカウントしていないので、トレーニーはさらにタンパク質を取る必要があります。数値はおおまかに体重1kgあたり0.15g~0.2g程度必要であると言われています(体重80kgであれば、タンパク質120g~160g)。量だけを達成しようと思えば鶏胸肉を500gとプロテインを3杯飲めば、いけます。しかし、タンパク質の体への吸収のされ方は、時間帯や体の状態(トレーニング後か、平常時か、など)、食べ物の調理方法などによって大きく異なるため、話はそう単純ではありません。食べるタイミングを間違えれば、余分なタンパク質はエネルギー源や脂肪になってしまう場合もあるので、注意が必要です。一般的に、トレーニング後や就寝前だとタンパク質の吸収効率が良いという話をよく耳にしますが、それも正しいとは言い切れません。結局は、自分で色々試してみて、体に合った摂取方法を探っていくしかないのでしょう。 ちなみに私(体重80kg)の場合は、主なタンパク質源は1日あたり鶏胸肉400g、卵5個、プロテイン1杯、白米2号程度で計、約150g。鶏胸肉の調理方法は焼き、卵は温泉卵、米は精白米で落ち着いています。鶏胸肉は豚肉、牛肉、魚に置き換わることもあるし、それらが摂れないときはプロテインで代用したりもします。朝、昼、夜と3食食べることが多いですが、規則正しいわけでもありません。お腹が空いてから食べることは心がけています。
◎食事と栄養
私は、食事を体を大きくするための単なる手段として見ることに大きな抵抗があるし、そうすることはしません。お腹が空いたときに、自分が美味しいと思うものを適度に食べることが大事だと思っています。 皆さんの、自身の食事に対するこだわりなどがあれば、ぜひ聞きたいです。以下にクエッションをいくつか用意しましたので、答えられるものだけでも答えていただけると嬉しいです。また、部内の「ダイニング」チャンネルも開放してあります。アップロード待ってます。
Q1. 普段から栄養素を意識して食事をしているか?
Q2. 自分の生活の中での食事の位置付けは?(単なる栄養補給、美味しいものを食べるのが楽しみ、など)
Q3. タンパク質を何から摂取しているか? Q4. 飲んでいるサプリメント(プロテインを含む)とその目的
・あんまん
Q1. 普段から栄養素を意識して食事をしているか? 栄誉素までは意識していませんが、いろんな食材を食えば、必要な栄養素を補えると考えているので、食材が偏らないように意識しています。栄養素まで考えて食材選ぶのめんどくさいです。とりあえずその季節の野菜食ってたらいいと考えています。あと単純におんなじ食材ばかりだと飽きてしまいます。
Q2. 自分の生活の中での食事の位置付けは?(単なる栄養補給、美味しいものを食べるのが楽しみ、など) そこそこ楽しみです。ワインを飲むのが好きでワインにマッチする料理を模索するのが楽しいです。 質問と関係ないですが、私は一時期ワインソムリエの資格を取ろうと勉強していました。けれど、断念しました。理由は、ソムリエの試験にはテイスティングの試験があって、ワインを飲んで生産国やブドウ品種などを回答しなければならないのですが、そのために毎日ワインを飲んでいたら、体と日常生活と人間関係を壊してしまい勉強のためにワインを飲むのが苦痛になったからです。ほどほどにちょっとづつにしたらいいやん。と思うかもしれませんがワインは栓を抜いた時から急激に酸化していくので味が変わってしまいます。だから一度栓を抜けば750mlを飲み切るまで心は落ち着きません。不運にも私は750mlを「気持ちよく」飲み切るほどアルコールに強くないので嫌にってしまいました。ワインはゆっくりみんなで楽しく飲むのがいちばん。
Q3. タンパク質を何から摂取しているか? あんまり考えていませんが、卵、牛乳、お魚が多いかな?
Q4. 飲んでいるサプリメント(プロテインを含む)とその目的 北海道に住んでいるので紫外線不足による、ビタミン D欠乏症が怖いのでサプリメントで補給しています。 その他に食事に対するこだわりは、食品添加物をなるべく取らないようにしています。
・イヤープラグさざなみ
回答ありがとうございます。
Q1. いろいろバランスよく食べること、旬の野菜を食べること、どちらも大事だと思います。偏りなく食材を選んでいれば結果的に栄養もバランスよく摂れているというのも、その通りです。
Q2. ワインとのマッチングですか、いいですねぇ。僕はお酒が全然飲めないので、そういう楽しみ方ができるのが羨ましいです。ほどほどが一番ですね。
Q3. 🥚🥛🐟️いいですね。肉よりも魚がお好きですか?魚に含まれる脂(オメガ3)には抗炎症作用など、体にとって良い効果が期待できます。
Q4. 体内でビタミンDを生成するためには特定の波長領域にある紫外線を浴びる必要がありますが、近年の「日焼けは悪」ブームもあって、十分な太陽光を浴びている人が少なくなっているそうです。緯度の高い北海道だと更にだと思います。ビタミンDには骨の生成に必要な血中のカルシウム濃度を高めたり、免疫作用を高めたりする働きがあります。不足すると骨が脆くなったり病気にかかりやすくなったりするので、注意したいですね。ビタミンDのサプリメントはずっと飲んでいるんですか?もし途中から飲み始めたのなら、効果は実感していますか? 食品添加物、少量であればほとんど無害であると認識しています。ただ、分かっていないことが多いし、少なくとも体にとって良くはないと思うので、できるだけ避けたいですね。
・Yujin
1.していません。肉と野菜とコメがあれば良いと思っています。たまに果物を食べてます。バナナとか。
2.栄養補給が7割、美味しいものを食べるが3割くらいです。腹が減ったら美味しいものでなくても全然食べます。料理が下手だからそんなことになるのかもしれません。
3,4.基本は肉からですが、最近なんか健康に良さそうだと思って(適当)、プロテインを買いました。夜走った後に飲んでます。チョコ味を買いましたが、牛乳が飲めないので水で割ってます。3割の舌が美味しくないと悲鳴をあげています。
・イヤープラグさざなみ
回答ありがとうございます。
Q1. 肉・野菜・米・バナナなどのリアルフードを食べることを意識しているだけでも、栄養のことを考えられていると思います。
Q2. 確かに、料理ができるかできないかによって食事の位置付けは大きく変わってきそうですね。栄養補給が7割とのことですが、サプリメントや完全栄養食などにはどのような印象をお持ちですか?
Q3. Q4. 飲むタイミング、良いと思います🆗プロテインの味は好みが分かれますね。プロテインの味を変えてみたり、水の量を増やしたり、水ではなくジュースで割ってみたり、色々試してみて、好みのプロテインシェイクを見つけるのがいいかもしれません。チョコ味はどこのメーカーも、プロテイン感がちょい強めかも。プロテインのプロテイン感はホエイ(原料)からきているので、別の原料からできているプロテインだったらもう少しマシになるかもしれません。ただホエイプロテインと比べて高価になることもあるので、そこはお財布と相談で。
・Yujin
栄養補給7割を訂正します。 正しくは、満腹になるため(空腹によるパフォーマンスの低下を防ぐため)7割です。お腹すいたら食べる、くらいに考えています。 サプリメントや完全栄養食は「量が足りない」というその一点で一蹴しています。お腹がいっぱいになりたいです(デブ思考) プロテインにもさまざまな原料があるんですね、参考になります。初プロテインがチョコだったので、次買う時に他の味も試してみます。
・イヤープラグさざなみ
満腹になるため、なるほど。空腹によるパフォーマンス低下を避けたい人と、満腹によるパフォーマンス低下を避けたい人で分かれそうではありますね。
・Hiroto
答えられない質問も多くあるので一気に一つで答えます。 自分にとって食事は、極端に言えば ・食い切れるか ・食った後気持ち悪くならないか の二つしか判断軸がないように思います。美味しいとかは全部食い切れるかの範疇に入ります。 なので、体づくりのために食べた経験も治験前の追い込み(痩せなのでBMI標準にするにはめちゃ食べないといけない)しかないですし、サプリなどはとったことがありません。 おやつはバクバク食べてまいます。
・イヤープラグさざなみ
回答ありがとうございます。 食事をしている最中(食べ始める直前を含む)と食事が終わった後のことを気にかけている点は僕も同じです。何を食べるか、だけではなくて、どう食べるかも大事になってきそうですね。
・コバ
Q1. 普段から栄養素を意識して食事をしているか?
→計測はしていませんが自分の体と相談しながら意識して食事するようにしています。具体的に言うと1番分かりやすいのは便ですね。便とは読んで字の如く体からの「便り」です。形や匂いから自分の体調や食べているモノの良し悪しを判断しています。
Q2. 自分の生活の中での食事の位置付けは?(単なる栄養補給、美味しいものを食べるのが楽しみ、など)
→向き合うものですね。我々が食事を摂るということは他の生物を殺めているということなのでそこに対しての向き合い、自分が食事するということに対しての向き合い等、私にとっては向き合うものです。向き合った結果が「楽しむ」等に行き着きます。
Q3. タンパク質を何から摂取しているか?
→あまりタンパク質にフォーカスして食事はしていませんが、煮干し、納豆、主食の肉や魚、卵から取っています。
Q4. 飲んでいるサプリメント(プロテインを含む)とその目的
→・ミネラル:摂ると摂らないでは体の体調がかなり違います。具体的には摂らないと肩こり等で体がカチコチになりやすく、これはデスクワークの私にとっては日々のパフォーマンスにかなり影響します。そしてミネラルは体内では作れないので食事から摂るしかないのですがミネラルをバランス良く食事から摂るのは結構難しいのでサプリメントで補助しています。 ・ケール:食物繊維の補助。食物繊維は野菜で取ればいいですが一人暮らしで野菜をバランスよく摂るのは結構難しいのでサプリメントで補助しています。
・イヤープラグさざなみ
返信ありがとうございます。
Q1 私も便の状態は毎日観察しています。便は便り、なるほど、確かに!
Q2 私たちの食事が他の生物の生命の上に成り立っているということは、ともすれば忘れてしまいそうなことではあります。他の生物との向き合い、自分との向き合い、どちらも大事ですね。私も食事前は必ず「いただきます」をするようにしていますが、形骸化しているかもしれません。
Q3 コバさんの食事エピソードで度々登場する煮干し、どういう出会いだったのでしょうか。
Q4 摂ると調子が良くなり、摂らないと悪くなることを把握していることは大事だと思います。
3日目
★イヤープラグさざなみ
◎私にとっての食事
固定された品目ではなく、色々な食品を摂ることが大事だと思っています。鶏胸肉は栄養素的にも経済的にも美味さ的にもめちゃ優秀なのでメインの食材になってはいますが、それでも毎食鶏胸肉にするのは流石に精神的にキツいです。鶏胸肉の栄養について少し話すと、必須アミノ酸(体内で合成できないため、食事から摂る必要があるアミノ酸。アミノ酸はタンパク質の原料)の含有割合が素晴らしく、筋疲労を予防する効果が期待されているイミダゾールジペプチドも豊富に含まれています。食感がパサパサしているという印象をお持ちの方がいるかもしれませんが、それは加熱の過程で水分が外に抜けていってしまっているからです。加熱前に表面に片栗粉を塗すことで、水分が抜けにくくなり、ジューシーな胸肉を楽しむことができます。 話変わって、僕はカレーが好きです。ただ、頻繁に食べるわけではありません。タンパク質の摂取を意識した、普段のベースの食事があって、そこからたまに外れてカレーを食べたり、外食をしたりします。気分転換になります。美味さも際立ちます。
◎栄養関連で最近気になっていること いくつかあります。
①食事後に眠くならないようにするための食品・工夫
昼食を食べた後に猛烈な眠気が襲ってきて、ちょっと昼寝しようと思って起きたらもう夕方みたいなことを無くしたくて、色々やっています。一番効果があるのは、満腹まで食べないことです。眠くもなりにくいし、食事のあとに来るダルさみたいなのもほとんどありません。食物繊維を取り入れることも有効です。最近、とろろ昆布を食べ始めました。食事の序盤で食べると、後続の消化を遅らせることができ、それによって血糖値の急上昇・急降下を抑えられます。食べ応えもあるので、その他の食品、特に米の爆食いも抑えられます。
②ブレインフード・ハーブ 魚に含まれるDHAやEPAをはじめとする、脳に良い系の食べ物に興味もあります。他にも、漢方やハーブなど、自分にとっていい感じに組み合わせれば体の調子が整うような、そういうものにも興味があります。
追加クエッション Q5. 最近気になっている食品・栄養はありますか?
・コバ
Q5. 最近気になっている食品・栄養はありますか?
→ココナッツオイルですね。酸化しにくいのとオイルプリングというものもできるみたいなので導入を検討しています。
・イヤープラグさざなみ
Q5 オイルプリング、初めて聞いたので調べてみました。なるほど、口内環境を整えるものなのですね。コバさんの歯の健康に対するこだわりには脱帽します。
4日目
★YY12
今日明日はYYが投稿させて頂きます。 本書の内容や最近の食事で私が気を使っていることについてお話しようと思います。
1 本書の内容:タンパク質 さざなみ部長にもお話頂きましたが、私も普段から意識している栄養素であることや人体の構成要素で二番目に多いということを鑑みるとその重要性は強調してもし過ぎないため、今一度補足的に説明します。 人間の構成要素はざっくりと水(60%)、タンパク質(18%)、脂肪(16%) 、ミネラル(6%)でできています。そして、タンパク質はミクロでみると「20種類のアミノ酸」から構成されています。このうち、体内で合成しにくい必須アミノ酸が9種類存在し、効率的なタンパク質の摂取とはこの「必須アミノ酸を他生物から摂取すること」と言い換えられます。なので、巷で言う「良質なタンパク質」とはこの必須アミノ酸の含有量+消化吸収率が良いということなのです。もしこれからプロテインサプリなどを購入する人はこのことを頭に入れておくと吉です。
2 私の食事 普段の食事で意識・行っていることは「量食べること」と「サプリなどからの栄養摂取」です。 「量」に関しては「太る」ことを目的に行っています。今までは細いことにある種の誇りを持ってましたが、周囲から「痩せすぎ」と言われ改革中です。BMIは20前後なので一応普通体重の範囲(18.5~25)内ですが痩せ気味な部類ではあるのでとりあえず60㎏を目指しています。現在はとにかく白米を無心で食べる、お腹が減ったらパンやバナナを間食し体重は58.9kgまでいきました。 「サプリ」に関しては実験的に試しています。現在摂取してみているのは市販のビタミンサプリです。必要なビタミンの摂取は普段の食事で十分賄えるとされているため不用ではあるんですが、緑黄色野菜をあまり取らないことや美容の意味でもやりはじめました。結論からいうと微妙です。サプリとの関連性は定かじゃないですが体調を崩しやすくなったり(ビタミンのような抗酸化物質は免疫機能をアンバランス化)、頭が重い(ビタミンAの過剰摂取?)などの嬉しくない効果を感じます。(勿論サプリが推奨する量は遵守しています)良い面としては肌つやが良くなった感があります。ただ、どちらにしろマイナス面が大きい気がするので近々辞めます。
Q質問
①体型管理として食事面で意識しいてることはあるか? (ダイエットやデブエットなど)
②サプリを摂取していて効果を感じたことはあるか?ある場合はどのような効果を感じたか。
・コバ
①体型管理として食事面で意識しいてることはあるか? (ダイエットやデブエットなど)
→1日2食にして(2食の方が体調が良いから)昼はしっかり食べて夜は軽くしています。夜に大量に食べると脂肪になりやすいのと寝てる間に内臓が休まらないからです。
②サプリを摂取していて効果を感じたことはあるか?ある場合はどのような効果を感じたか。
→実感として体から出てくるパワーが違いますね。噛み砕いて言うと毎日元気に過ごせます。
7日目
★匿名希望
みなさんこんにちは,匿名です. 本日は匿名から,筋肉探究部で取り扱っている輪読本の内容をベースに,私の経験談を混ぜて,お話をさせていただこうと思います! 本書の内容:野菜を先に食べることの意義 「野菜から食べる」ことは,肥満防止や糖尿病予防に有効とされる食事法だそうです!食事の最初に野菜を食べることで,食物繊維の働きにより血糖値の急上昇が抑えられ,満腹感も得やすくなるそうです.京都の大学病院では,肥満治療の一環として「食事前にキャベツを食べる」方法が取り入れられており,これにより低カロリーでも満足感が得られることが確認されています. また,食物繊維は腸内での消化を緩やかにし,糖質の吸収速度を遅らせるため,血糖値が急上昇しにくくなるそうようで,特に食物繊維が多く含まれる野菜を食事の最初に摂ることで,血糖値の上昇が抑えられ,インスリンの過剰分泌も防げるとされています.これにより,糖尿病リスクの軽減や集中力低下の防止にもつながります. この,「野菜を先に食べる」食事法は,栄養学的にも注目されており,日本食のように野菜や海藻を多く含む食事が推奨されているそうです. 私自身も,「野菜から食べる」を,日々,実践しています. 野菜から食べることで,血糖値の急激な上昇を抑えられ,食後でも眠くなりにくいと聞き,実際に実践してみると, 食後でも眠くなりにくいことを体感しております. 筋肉探究部での「ダイニング」チャンネルでの私のカレーの投稿をたまに見かけると思いますが, あのときは,必ず,野菜から食べてます! ただ,糖尿病リスクの軽減は知りませんでした! 高血圧気味なので,今後も実践していきたいと思います! ここで,匿名から皆さんに質問です.
Q)普段の食事の中で,健康を意識して何か少しの工夫を行っているだろうか? 行っているとすれば,どんなことを工夫として取り入れているだろうか? また,それは健康に対する科学的根拠・裏付けはあるのだろうか?
・Yujin
Q. 普段の食事の中で〜裏付けがあるか?
→彩りを良くというのは心がけています。茶色多めになりがちなので気をつけてます。調べたことはないですが彩りと栄養に科学的関連はありそうですね。
・コバ
普段の食事の中で,健康を意識して何か少しの工夫を行っているだろうか? 行っているとすれば,どんなことを工夫として取り入れているだろうか? また,それは健康に対する科学的根拠・裏付けはあるのだろうか?
→いただきますとごちそうさまをするのと、ちゃんと噛むようにしています。 いただきますとごちそうさまは科学的な根拠はありませんが食に向き合うということを意識するために食事の始めと終わりに行っています。ちゃんと噛むというのは、もちろん消化を良くするという意味もありますし食事の時にちゃんと噛んでおくことで夜中の噛み締めや歯軋りの防止になりますし、よく噛んで時間をかけて食べることで食べ過ぎ防止にもなるので良いこと尽くめですね。
■イヤープラグさざなみ
連絡遅れてすみません。本日2100〜座談会やります。お時間ある方、よろしくお願いします。
終了しました。オーディエンスの方々、ありがとうございました。
8日目
★けろたん@リアル
本来なら要約を投稿するところですが、まとまりきらなかったため本文から一番大事だと思う一節を引用します。 p20「陸上では、草食動物が植物を食べ、肉食動物は草食動物を食べます。海の中でも植物プランクトンが光合成をして、それを動物プランクトンが食べ、さらに魚がたべるという同様な関係が成り立っています。食べ物は食物連鎖の上に成り立っており、(中略) その源は太陽エネルギーです。植物が取り込んだ太陽光エネルギーが食物連鎖で伝達されていくわけです。そういう意味でも、食べ物は太陽エネルギーが形を変えたものとも言えます。」
質問(?):
白米を一口200回噛んでみてください
白米の形、白米の香り、白米の食感、白米の味についてできるだけ詳しく描写してください。
引用と質問の意図: 本書では代謝の仕組みをはじめとして栄養が体の中で機能する仕組みが説明されます。もっともらしいことがいろいろと書いてあるのですが、正直なところところよくわかりません。自分で実験して確かめられることでもないので究極的には信じるか信じないかの問題だと思います。そのようなタイプの知がどのような意味を持つのか自分にはわかりません。すくなくとも、「栄養学」だけでは、食べ物や食べることについて知識の持ち方がアンバランスになってしまうのではないかと思いました。ということで、知識ではなく感覚を鍛える質問(?)を提示してけろたんの投稿とさせていただきます。
・コバ
1.白米を一口200回噛んでみてください →100回目くらいで跡形もなくなり200回噛めませんでした。。。 2:白米の形、白米の香り、白米の食感、白米の味についてできるだけ詳しく描写してください。 →口に入れた瞬間はモチっとした感触と共に噛めば噛むほど深い甘味が出てきた。無洗米から普通の白米に最近変えてみて明らかに白米の方が美味しく感じる。品種改良の中で失われていく旨味もあるのだろうと考えるのも束の間、50回くらい噛んだ辺りから「これ、200回噛む前に口の中からご飯無くならないか?」と予感し始める。案の定ほぼ液体になった米たちが100回辺りで勝手に喉の奥にフェードアウトしていく。夏の終わりのような切なさを感じた。
・けろたん
咀嚼実況ありがとうございます。自分も80噛みあたりで米が勝手に喉に流れていきいつの間にかなくなります。これ以上回数を増やすには、噛む際に俯いたりしなければならないと思います。 無洗米の味が落ちるのは、米ぬかがない分水分が抜けやすく乾燥してしまうためと聞いたことがあります。浸水をしっかりやれば遜色ない味になったりするんでしょうか。ほぼ毎日食べているお米を美味しく食べられれば、食の質も高まると思うので探求しがいがありそうです。
11日目
★イスツクエ
こんにちは、イスツクエです。投稿が遅くなり申し訳ございません。 「カルシウムを摂ると背が伸びるのか」 骨の主成分のカルシウムは体に1kgも存在します。カルシウム不足だと歯や骨が脆くなります。この本でもカルシウムの摂取により骨が丈夫になると記載はあります。しかし牛乳を飲んだら背が伸びるというのは本当なのでしょうか。本書では述べられていませんが、僕はずっと関係ないやろ!って思ってました。背を伸ばしたかったら牛乳を飲めという言い文句が嫌だっただけかもしれません。
Question 牛乳を飲んだら背が伸びると思いますか
・Hiroto
牛乳を飲んでいる人、背を伸ばしたがっているので、背が伸びるようなことを他にもやる傾向があり、結果的に背が伸びるのではないでしょうか!
・イスツクエ
確かに、その傾向はあるかもしれないですね!因果関係を特定するのは本当に難しいです。
・Yujin
Q. 牛乳を飲んだら背が伸びるか →伸びてほしいという気持ちで大嫌いな牛乳を泣きながら飲んで結果チビです。みんな伸びるな、という思いです。
・コバ
関係ないと思います。昔は牛乳が高価で牛乳が飲めるような家庭は裕福だった。そして裕福な家庭の子供たちは発育も良かったため「牛乳を飲めば背が伸びる」という因果関係の無い通説が流布してしまったのだろうと勝手に思っています。
■コバ
完全食(完全栄養食)について 質問のアンサーではないですが完全食(完全栄養食)について少し触れておこうと思います。私も大学時代「食事なんて小さいカプセル一つで済んで、便も出なければ時間の節約になるし便利で最高じゃん」と本気で思っていました。今はその考え方が身体を無視した脳に偏りすぎている発想であり誤りだったと感じています。その時の妄想が今や実社会の中で少しずつ取り入れられ始めているのは驚きと同時に問題だなと感じています。確かに完全食のように科学的に計算された必要栄養素が入っている食品というのは栄養素としては足りているのだとは思いますが人が栄養素だけを摂取して食事しているというのは大きな勘違いだと思います。食には文化的要素、身体的な行為として要素(例えば噛むことであったり箸を使うという行為)、人間としての業としての要素等がありますがそういったものを無視しているのが完全食だと感じています。そもそも人間に必要な栄養素というのを科学で全て測り切れるという発想自体が大きな勘違いだと思います。科学的に正しいというのは現時点での科学という世界観における暫定解であってこの世の絶対的な答えではありません。便利なものなのかもしれませんが発想自体から考えてそもそも「食」と呼べるのかも怪しいモノなので社会に浸透してほしくないです。
・Hiroto
会食恐怖が極限に達していたときには、本気で全食事のカプセル化を望んでいました。今改めて思えば、会食、つまり文化的要素を全部排除しようとしたかったのですから当然の流れではありますね。
14日目
★ゆーろっぷ
ゆーろっぷです。投稿が遅れましたが、まずは質問から投下させていただきます。 【質問】「完全栄養食」が話題になっています。「1食に必要な栄養素が全て入っている」とされる食品です。以下の動画も参考に、次の問いかけについて考えてみてください。
動画に出てくる完全栄養食のみで生活する人について、どのように感じますか。率直な感想を聞かせてください。
仮に完全栄養食のみで生活するとしたら、(自分にとって)どのようなメリット・デメリットが考えられますか。またそれを踏まえて、その生活を継続する・部分的に継続する・やめる、のいずれを選択するでしょうか。
なぜ完全栄養食が流行っていると思いますか。また、完全栄養食が流行することは社会的に望ましいことでしょうか。
(あなたにとって、あるいは人にとって)食事とはどのような営みですか。
意図せずコバさんの投稿と被ってしまいましたが、この機会に皆さんも考えてみてください。
【質問の背景】 栄養学輪読で使っている本の著者は、「今現在その働きが十分にわかっていなが、重要な役割を果たしているかもしれない栄養素」が存在する可能性を示唆してます。普段の食事では、サプリメントなどでよく目にする栄養素の枠組みに含まれない、よくわかっていない(けれども体にとって重要な)栄養素も一緒にとっているという可能性があるわけです。完全栄養食は指定された「枠組み」内の栄養素は確かに含まれているかもしれませんが、「それ以外」を摂取することはあまり期待できないでしょう。また、動画内でも言われているように単純に咀嚼する回数が減ったり消化吸収における吸収率が悪かったとりと、特有の問題も生じるでしょう。完全栄養食を否定するわけではありませんが、それを既存の食事の「代替」として捉えてしまうのは適切ではないと個人的には考えています。
・けろたん
1.ふつうのひとが初見でウゲっと思うようなことでもよく考えると合理的であるということは多々あるので、良いんじゃないかと思います。(掘り下げが1.5層ぐらいの浅い感想)
2.そもそも人間に必要な栄養素やその量がすべて解明されているわけではないですし、わかったとしてその時々で変化する身体の状況を逐一完全食の中身に反映するのは無理だと思います。また栄養自体が完全でも食べるのにかける時間とか食べる時間帯とかでも体に与える影響は変わってくると思います。その意味で、完全栄養食は「完全」栄養食だと思います。 仮に、食事のすべてを完全栄養食に置き換えるとすると、織り込み済みになっていない身体活動や食事はそのバランスを崩すことになると思います。偶然ダッシュしたい気持ちになったとか、たまたまとても美味しそうな店を見つけた、とかの機会を逃してしまうことになるので嫌だなぁと思います。あと、なんとなくですが味覚も衰えそうな気がします。(まぁ脳化といえば脳化だと思うので雑に唯脳論に通じる、とか言ってみます。) 穏当な使い方としては、1日のうちに1.5色ぐらい完全栄養食にしておいて、残りは好き放題食べるとかでしょうか。現状自分の食事は「朝食は固定していて、昼はコンビニであるものから適当に選ぶ、夜は家で作って食べる、土日はなるべく外食する」という感じなのですが、コンビニごはんに関しては「美味しいものを食べて楽しい」という感覚はたいしてありません。もちろん味としては美味しいのですが、器とかフィルムとか、一定頻度以上で食べているとなんだコレ感が募ってきます。認知的にカロリーメイト化していきます。完全栄養食に置き換えてもよい食事だと思います。 関連事項として、腐りかけのものとか賞味期限が怪しいものは積極的に口に含むようにしています。食べてはだめなものを口に入れないと、食べていいものとだめなものを識別する能力が消失するかもしれないと思っており、それでは困るからです。訓練のつもりでやっています。「不完全栄養食」かもしれませんが、人間がやってきたことは、「完全な食事を摂る」ではなく「毒を避ける」だと思うので、私の行いは人類史的に正しいと思います。
3.飢餓が蔓延してそこら中に飢え死にした人が転がっている、とかと比べれば、理想的な完全栄養食が実現して栄養的に十分な食事が手軽に手に入る社会であることは非常によいことだと思います。完全栄養食会社/ユーザー/マーケティングが、なんとなくいけ好かないというのはありますが些末なことです。 例えば完全栄養食が世界全体に行き渡ったら、人類の生産性が上がるのかは興味があります。食文化は壊滅しそうなので差し引きマイナスかもしれません。 ここまでは、大人であるユーザーが食に割くリソースをいろいろ勘案した結果として完全栄養食という手段をとる、という状況を想定していたのですが、完全栄養食で育てられた子どもが自分の子供を完全栄養食でそだてるようになったら世界が変わりそうな感じがします。現在のようなかたちで肉や魚を食べなくなり、魔法のドリンクをごくごく飲むだけで食事が完結するようになったら、動物倫理とかにも影響するんじゃないでしょうか。
4.最近家の近所の個人店主がやっている店を開拓しているのですが、1000円ぐらいで、その人がいなければ存在しなかったであろうものが食べられるというのはとても素晴らしいと思います。料理上手の家族がいる、とかでも同じ種類の幸福は味わえると思いますが、いずれにしても (ほかでもない自分(と、作ってくれた人)が) 現に生きている人間であるという感覚を得られるような食事を取れているというのは精神衛生にかなりよい気がします。1日3食こんなことを考えていると流石に考えすぎという気がしますが、週に3,4回ぐらいでも食事を通じて生きている実感が得られるならいいことだなぁと思います。
■イヤープラグさざなみ
こんばんは、筋肉探求部部長のイヤープラグさざなみです。 我々のワークショップに二週間お付き合いいただき、ありがとうございました。 部内で栄養学本輪読をする中で各々が興味・疑問を持ったことを発表し、またそれらに関連するクエッションを投げかけました。本の内容を満遍なく紹介するのではなく発表内容に偏りが生じていたのは、部員それぞれの問題意識を提示することを網羅性よりも優先したためです。 特定の食品や栄養一つ取ってもそれらに対する考えは人それぞれ異なります。また、食事は各々の生活に根付いており、非常に個人的なものです。私には私なりの「食事観・栄養観」なるものがあり、それを正しいものだと、良いものだと思っています。ただそれを万人が守るべきものだとは言い切れません。自分の食事を相手に押し付けることに強い抵抗があります。だから僕はダイニングチャンネルで自身の食事を公開することに留めています。 筋肉探求部とは言っても、トレーニングや食事の生活の中での位置付けは部員ごとに大きく異なります。思想を統一し、行動を制限すれば部として強力にまとまるし、本来部活とはそういうものです。しかし私たちは、そうすることはこれまでしてきませんでした。部長である私がそうしなかったから、いや、できなかったからです。トレーニングや食事は自身の肉体や、生きることに直結します。他人が口出ししてしまっていいのか。そこをずっと迷っています。 続きがあれば、ログで投稿します。みなさんも何か思うことがあれば、コメントください。 クエッション、アンサーに関する続きの投稿もログにお願いします。 とりあえず、WSルームでの投稿は以上です。ありがとうございました。
(以上。ログ作成者:イヤープラグさざなみ)