3つの経験から見つけ出した #私らしいはたらき方
どうも、じんたろうです。
#私らしいはたらき方 という題材で記事を書いた理由は、自分の社会人生活10年の経験をシェアすることで、誰かの今後のはたらき方の気づきになればと思ったためです。パーソルさん、良い機会をありがとうございます!
私は最近、大企業SIer業⇨ベンチャー企業へ転職をしました。
転職業界ではセオリー通りではない、「アウトロー」寄りの転身です。
今回私の転職時の思考をシェアします。この記事を読んでくださった方は、”30代男性がどのように転職の決意に至ったか”を知ることができます。
私は、私自身を状況を”30代男性としてはよくある状況”だと捉えています。いろんな転職経験談を読んでも全然ピンとこなかった経験をもとに、よりわかりやすくシェアしたいと思います。
☕️ ☕️
✅Introduction
私の場合、転職の決断には半年を要しました。なぜ半年も要したかは、以下のジレンマがあったためです。
🟠具体的になるべき姿を描ききれていなかった
🙅♂️ゆえに:”高年収”、”転職者満足度が高い”といったわかりやすいメリットに心が揺らいでしまう。
🟠大企業の恩恵を受けていることを自覚している(家族持ちだと福利厚生が手厚い)
🙅♂️ゆえに:安定を捨てるだけの覚悟を持つだけの理由が見つけられていない
当時所属していた企業では、漠然と”私らしく働けない”という思いだけありました。その輪郭をより明確にしていく作業を行いました。
✅辿り着いた”私らしいはたらき方”とは
私は”はたらき方=選んだ働く環境”と定義し、その上で以下の3つを軸としました。
🟢自分で仕事のやり方を選べること(裁量があること)
🟢意義のある組織体系・報告ルートであること(風通しが良いこと)
🟢納得できる報酬であること(年収が適正であること)
* 敢えてカッコ内には、よく転職条件として記載されるものを載せました。これは、人によって”なんの裁量がほしいのか”、”どういったことが風通しがよいのか”、”高年収とは”が変わると考えるためです。
✅その3つの条件を選ぶに至った理由
10年間の社会人生活で、私として以下の気づきがあったためです。
🙅♂️やりがいだけでは続けられない
🙅♂️人間関係だけでは続けられない
🙅♂️環境と給与だけでは続けられない
💡以下、経験の話になるので興味がある人だけお読みください。💡
✅経験1:やりがいだけでは続けられない
🟢やりたかった仕事に近く、成果も出せていた
私はある有名企業へ出向しました。各企業のExectiveの方と会い、新しいサービスを展開していくような、花形のような仕事でした。
また同チームの人たちもとてもフレンドリーであり、人間としても魅力的な人たちばかりでした。年齢も近かったので、よく飲みにも行き、短い期間でしたが仲良くもなりました。
当時はまだ”技術は専門部署に任せるべし”という風潮が強かったです。しかし”技術がわからないとプロダクトも生み出せない”というジレンマを抱えていた時期でもであったので、IT出身の私はとても重宝されました。
結果として任期内に大規模プロジェクトも完遂し、出向先・出向元としても成功例として取り上げられるほどになりました。
🟠自分の報酬と周囲の報酬にギャップ
残念なことに、制度上出向者への待遇や昇進に関する考えがアップデートされておらず、直接的な評価への反映にはかなりのタイムラグが発生しました。
加わえて、出向先の方々の給与は私のそれとは比較にならないほど高かったのです(決して出向先の人たちが悪いわけではありません)。自分がしていることと、出向先の人たちとの待遇の差は、どうしても心にひっかかりました。
✅経験2:人間関係だけでは続けられない
🟢アットホームで過ごしやすく、笑顔も多かった現場
チームとしても規模が大きく、また非常に人間関係が良いチームでした。
誰かが家庭の用事で休みたい時は誰かがサポートに入る、休日対応もみんなでちゃんと分担する、といった誰かが誰かを支えるという動作を、ちゃんと撮れているチームでした。
🟠”攻め”よりは”守り”、”挑戦”よりは”実績”の仕事。
担当している業務はSIerでよくある”システム維持・保守”でした。先進的なことを推し進めるというよりは、”今ある技術で着実に前に進める”こと、”障害から如何に早く復旧するか”という点に重きを置きます。
それ自体はとても重要な仕事です。これにより、技術者としての経験も格段に上がりました。
一方でそれは”誰にも見えない仕事”であり、また”うまく動いて当たり前”の世界。”頑張っても当たり前だから褒められない”のでやりがいは仕事から得られませんでした。
世に出ず、また世から評価もされにくい仕事を続けていくには、個人としてやりたいこととギャップがありました。
✅経験3:環境・給与だけでは続けられない
🟢海外駐在という恩恵
海外赴任時の体験です。
日系企業の海外駐在は手当が充実しています。住居も場合によってはサポートされるので、プール付きの住居に住むのも普通のことです。
基本は夫のみの労働となるので家庭としても余裕ができ、海外という土地に抵抗さえなければ日本よりストレス無く暮らせることも多々あります。
週末はプールに家族で入ったり、ビールを飲みながらビーチで遊ぶなんていう、絵に描いたような素敵な生活がありました。
🟠クローズなコミュニティとローカルとの壁
華々しい生活の一方、以下要因により日本より苛烈な仕事になる傾向もあります。(一概にすべて当てはまるわけではありません)
😕ローカルと日本人間の文化/温度差
😕日本側より求められる日本人間のウェットな関係性
😕”海外だから”という謎理由による体育会思考
タクシーに乗る時の座る席位置で怒られたのは、この時が初めてでした。
この時の私は高い報酬と良い環境の引き換えに、自分を殺しきれませんでした。
このとき、幸せに働くという観点での適度な報酬があるのでは、という考えに至りました。
✅結論:教訓から得たのは”避けるべき基準”
各経験から、得られた教訓は以下です。
🟠”やりたい仕事”も、相応に評価されなければ不満になる
🟠”守り”の仕事だけでは、楽しみを感じられない
🟠高い待遇は、リスクを含む恐れがある
上記理由から、「これだけのことを現職で試した。いい勉強をさせてもらった。」と思えるようになりました。
その上で、”やりたい仕事”で、”開始時点から必要な報酬”を得られ、”攻めの仕事”を探す決心がつきました。
☕️余談:転職したその後は?
転職したら、状況は必ず改善されるのでしょうか。
結論はNoだと思います。入社するまではわからない、が実際だと思います。それを理解した上で、”現職に留まる方がリスクである”と判断することが、第一歩だと思います。
「転職して良かったか」に聞かれることがあります。定番の質問ですね。
先の通り”現職に留まる方がリスク”としていたので、”失敗しようがないので、悪くなりようがない”と整理しています。
全く仕事内容も違う、人もカルチャーも合わないというケースも無くは無いのでしょうが、基本は企業側も自分たちと気の合う人を選びたいはずです。それでも全く合わないなら、もう交通事故だと思います。
当然。時間が進めば新たな気づきがあるでしょう。ただ、これが今私が選んだはたらき方です。
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最後までご拝読いただき、ありがとうございました。
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転職ナレッジは以下でまとめています。
サークルも新設しました!ゆったり会話できるの楽しみにしています!
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