私の信じるもの…
人から信用されるのって嬉しいことだし、信じられる相手がいることはとても幸せなことです。でも、信じるって危険なことにもなりえるとも思います。
信じるという行為はとても「楽」なことです。都合がよいものを信じれば、信じるだけで自分もすごくなったような感じがし、信じる前の状態がバカバカしく感じ、もう戻れません。逆に都合が悪くなれば、信じるのをやめ、捨て台詞を吐き、忘れればいいだけです。
信じることで自分もすごくなったような気がするって、非常にやっかいですよね…
人は自信があるときには、大きな行動をとることができると思います。自分の考えに対して、周りが賛同してくれたときには、自分の考えに自信を持つことが出来ます。でも、自信があるからといって、その考えが正しいとか、その場で適切かどうかはまったく関係ありません。
つまり、誰かを、または何かを信じたからといって、必ずしも上手くいくとは限りません。
私は社会人2年目になったばっかりで、仕事においてはまだまだ下っ端です。わからないことばかりで、周りの方にアドバイスをもらう機会も多々あります。
○○さんが言うからには絶対正しいや、過去にうまくいったから大丈夫だろうという曖昧な情報を鵜呑みにし、失敗をしたことがあります。信じることで、思考を放棄していた気がします。信じたからといって正しいとは限らない、という姿勢を忘れずに取り組まなければいけないなと感じています。
(でもだからといって、アドバイスもらったそばから、それを全て疑ってかかる後輩って何か嫌ですよね…むず~)
さて、ちょっと暗めなことを書いたので、ポジティブな内容で締めたいと思います。
前も紹介したかもしれませんが、この本めちゃくちゃ好きです。
物語調ですごく読みやすく短いのに、読み応えはあるので普段あまり本読まない人でも気軽に読めてオススメです。
「運」はみんなに平等に訪れている。その「運」を「幸運」にするか、運に見放されたとするかは日頃の準備にかかっている。「幸運」とは、与えられるものではなく、自分でつくりだすもの。「運」はきっかけにすぎない。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、何卒。