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100%キャッシュレスな旅

「いつ現金使えばいいんだ?」

オーストラリアへの旅、1週間滞在したが結局最後まで現金を使う機会がなかった。

カフェでバーガーをかぶりついた時も。
ブリュワリーでクラフトビールを堪能した時も。
ファーマーズマーケットで新鮮な野菜、果物を仕入れた時も。
リムジンバスでシドニーとキャンベラを往復した時も。
博物館でアボリジニの歴史を感じた時も。

どんな場面でもスマホのApple Payで簡単に支払いができてしまった。

「楽だな〜」

パブ(日本でいう居酒屋のようなとこ)に行った時も、テーブルにあるQRコードから注文、決済までいとも簡単にできてしまった。

ビーチで遊んだ後の1杯!最高‼︎
なんとクラフトビールのキッチンカーが‼︎
出来立てフレッシュなビールの飲み比べ
バーガーもデカいがポテトも多い!
パブでのビール選びが楽しい!
とりあえずオージービーフは食べるでしょ


海外だと言葉の不自由さもあるので、店員とのやりとりによるストレスの軽減にはなるのだが…。

その分、言葉のコミュニケーションが減ってちょっと寂しくなるかな…。
そんな心配もあったのだが、そんなことはなかった。

どの店でも支払いの手間が減った分、店員さんと会話をする時間が結構あったのだ。

「オースラリアは暖かくていいね!日本はまだ冬で寒いよ〜」
「私は来週長野にスキーに行くのよ!」
「今年の冬は雪が多いから楽しめるよ!」
「そうなんだ!ありがとう!」

「なぜシドニーとかじゃなくキャンベラに来たの?何もないでしょ?」
「友達がいるんだ。キャンベラは自然が豊かで僕は大好きだよ!来てよかった!」
「そうだよね!僕もこの街が大好きなんだ!楽しんでね!」

こんな感じで会話が弾む。
オーストラリア人は基本みんな明るく幸せそうで楽しそう!

仕事帰りにパブやブリュワリーに寄って、美味しいビールを飲みながらおしゃべりを楽しんでいる。

自然に囲まれているから、鳥の鳴き声が響き、吹く風も心地よい。

キャッシュレスのメリットはただ現金を出す手間が減るだけではない。
わずかな時間ではあるが、その分ちょっと心の余裕ができることだ。

日本の生活ではどうだ?
店員さんと言葉交わしているかな?

「ありがとう」「素敵な店ですね」「美味しかったです。また来ますね」

何気ない一言でもお互いがちょっと心豊かになるような言葉。大事だよね。

そんな大事なことを気づかせてくれたオーストラリアの人々。
ありがとう。

とはいえ便利すぎるから、ついついお金を使いすぎてしまった…。

なんとブリュワリーの店内にフードトラックが!スケールがデカい!
友人のベンさん(左)と弟さん。二人ともデカい!

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