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2024年の読書メモ
2024年の読書メモ
今年もたくさんいい出会いがありました。
記録しておきます。
・「正欲」/朝井リョウ
・「ラウリ・クースクを探して」/宮内悠介
・「列」/中村文則
・「Deep Skill」/石川明
・「絵物語 動物農場」/ジョージ・オーウェル 金原瑞樹人 訳
・「百年と一日」/柴崎友香
・「パッキパキ北京」/綿矢りさ
・「前の家族」/青山七恵
・「逃亡者」/中村文則
・「わたしに会いたい」/西加奈子
・「あきらめる」/山崎ナオコーラ
・「文系オトナですが今から数学を楽しめますか?」
・「何者」/朝井リョウ
・「何様」/朝井リョウ
・「「不適切」ってなんだっけ」/高橋源一郎
・「ノイエ・ハイマート」/池澤夏樹
・「うるさいこの音の全部」/高瀬隼子
・「すべての見えない光」/アンソニー・ドーア
・「富士山」/平野啓一郎
・「メモリー・ウォール」/アンソニー・ドーア
・「シェル・コレクター」/アンソニー・ドーア
・「ポトスライムの舟」/津村記久子
【再読】
◆「海と毒薬」/遠藤周作
◆「美しい距離」/山崎ナオコーラ
◆「夜と霧」/ヴィクトール・E・フランクル
◆「The Catcher in the Rye」/J・D・サリンジャー 村上春樹 訳
【漫画】
〇「うみべのストーブ」/大白小蟹
〇「あさきゆめみし」①~⑧/大和和紀
〇「ルックバック」/藤本タツキ
【絵本】
●「くまとやまねこ」/湯本香樹実 ぶん 酒井駒子 え
その中でも、アンソニー・ドーア。
「すべての見えない光」
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ひどい世界の中で、登場人物たちには大好きなもの夢中になれるものがあり、大切な人がいる。
それが結果的に彼らを生かす。
その賢さや優しさ、冷静さ、思考力や想像力が彼らを生かす。
この本は最初の大切な一冊になり、これ以降、アンソニー・ドーアを読み始めることになる。
そして、宮内悠介
「ラウリ・クースクを探して」
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紀伊国屋書店さんの 本の内容説明から引用させていただくと、、、
ソ連時代のバルト三国・エストニアに生まれたラウリ・クースク。黎明期のコンピュータ・プログラミングで稀有な才能をみせたラウリは、魂の親友と呼べるロシア人のイヴァンと出会う。だがソ連は崩壊しエストニアは独立、ラウリたちは時代の波に翻弄されていく。彼はいまどこで、どう生きているのか?―ラウリの足取りを追う“わたし”の視点で綴られる、人生のかけがえのなさを描き出す物語
ちょうどいいタイミングで偶然出会ったこの本。
自分の人生とは無関係でこれからも係わることはなさそうだった「プログラミング」が、このお話がおもしろすぎて、”感動”という方向からストレートにぶっ刺さる。
この中でも、
国とは、領土ではなくデータである と考える。
だから領土を失っても国と国民のデータさえあればいつでもどこからでも国は再興できる。
占領されても国と国民のデータは維持できる。
わたしたちは情報空間に不死を作る。
というところに、わ~(>_<) となる。
「国」って何なのか?
そして、大白小蟹
「うみべのストーブ」
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全作品好きだけど
特に「海の底から」
「雪子の夏」
誕生日プレゼントに友達に買ってもらった大切な一冊です。
毎年毎年、単純に
今年も読みたい本を読めて幸せだったなぁと思う。
そして、せっかくこんないい経験をしているのに、
ここで自分に入ったものを、アウトプットしてないなぁと思う。
そういう機会を持ったり、難しけれど言語化してみたり
そういうのを来年は加えていけたらいいなと思う。
そんな年末です。
皆さん、今年もありがとうございました。
良い年末年始をお過ごし下さい(*^-^*)