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あなたは、想像がつかないほど運がいい
うまくいけば喜び、うまくいかなかったらガッカリする。
この、目に見える地球のルール上においては、ほとんどの人にとって、それは当たり前のことと思うかもしれない。
でも、うまくいかなかった時、私達は成果が目に見えないだけで、実は「想像もつかないほど、運がいい」ということも、あるのではないだろうか。
僕は、20代の時まで、運が悪い人生を生きていると思っていた。
子供の時から心が混乱し、人とのコミュニケーションが成り立たなかったので、小学校から高校まで、ほぼいじめられていた。
ひどい時は、半年間不登校になり、入院したこともある。
大学卒業後は、就職したものの、やはりそこでの人間関係がうまくいかず、退職し、3年間鬱になり、ひきこもった。
でも、それなりに大変な人生ではあったけど、1つ1つ起きたことには意味があり「あの出来事があったおかげで」運がいいことにつながったことがたくさんあったと思う。
もし、いじめを受けてなかったら、合気道にものすごくハマって、氣と心について学ぼうと思わなかっただろうし、ひきこもりになって、自分の今後の人生について徹底的に考える、という機会がなかったら、それまで常識だと思っていた「いい会社につとめて、定年まで働く」という生き方から変わろうと思わなかっただろう。
すべては、必要があって起きているのだとしたら、やはり、僕は運が悪いのではなく、運がいいのだと思う。
人によっては「最悪だ!」と叫びたくなるような、嫌な出来事があったとしても、今は想像がつかないほど、運がいいことが起きているという視点もあるのではないだろうか。
とかく、今はより速く、より強く、より正確に、という、自分自身をできるかぎりいい商品にするべく一生懸命生きた方がいいとされる世の中だが、花が咲くタイミングは人それぞれ全然違う。
最近youtubeでアップしたが、僕の大好きなネルソン・マンデラは30年近く囚人として収監され、その後人生最高の運気を掴み活躍したのは、なんと70歳を過ぎてからだ。
若くして、結果を残せている人は素晴らしいし、今最悪なことばかりが起きている人も、自分には分からなくても、宇宙の視点からすれば、いつか理由が明らかになる日が来る、という捉え方ができれば、全身の力が抜けて、解決策も思いつきやすくなるのだ。
結局のところ、私達には必要なことしか起こらない。
起きることはいつも中立なのだが、そこに私達の「いい」と「悪い」の解釈が存在するだけだ。
人によっては、悪い出来事だととらえることでも、別の人からすれば「いい」とか「チャンス」と捉えることができるのも、そのためだ。
自分のなかで「いい」と「悪い」という解釈がかぎりなく薄くなり、「今この瞬間」を楽しめるようになった時、道が開かれる、ということもあるのだ。
僕の大好きなネルソン・マンデラについて熱く語った動画がこちら↓
「真の和解は、ただ単に過去を忘れ去ることではない」