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第70回小学館漫画賞受賞作品が発表されたからこの漫画を読んでくれ《オススメポイント纏め》

第70回小学館漫画賞の受賞作品が発表されましたね。
というわけで、灼熱カバディ受賞おめでとうございます!!!!!!!

オタクなら誰でも自分の「○○を見てください」な作品が存在すると思うのですが私にもありまして、そのうちのひとつが灼熱カバディです。
なのでこうして多くの方々の目に触れる機会が増えることがとても嬉しい。




そんなわけでこれはもうこの感情を記録しておくしかないでしょうと思ったのですが、過去の自分の記事を振り返ると、もう結構語ってる……。

こんなのも書いてるし。


灼熱カバディをきっかけのひとつとして、カバディの試合を見に行ったりした。


他の記事でもちょこちょこ話題に出してその都度何かしらコメントしている。(最終回ちゃんとリアルタイムで読めて良かったな……)


たぶん今急いで(発表直後から書き始め、まさに書いている本日中に出したいと思っている)書いたらろくな推敲も出来ないし物語の詳細な布教記事とか各キャラクター語りをする時間はない……どうしよう。どうすればいい? 頑張れ私の経験。駄目だブログを書いた経験がこの1年足らずしかない。

あっそうだ。主人公宵越の好物である唐揚げを急いで3パックも購入してきたりしました。

レギュラーとカレー味。1パックは食べた。

1パック食べたら胃もたれ起こしました。
10代の時点でかき揚げとか天ぷらの類に胃もたれを起こしていた私にはきつかったよ宵越。君の好物(唐揚げ、カレー、ハンバーグ、肉全般)、小学生みたいで凄く好きだよ。


とりあえずこのままだと勝手にはしゃいで唐揚げ食って胃の調子悪くしただけのブログになるので、灼熱カバディのこんな人にオススメ! ってポイントと主人公・宵越竜哉の魅力について箇条書きしていきます。





こんな人にオススメポイント

・スポーツ漫画が好き、リアル寄りの描写が多い作品が好き

スポーツ漫画には2種類存在しますよね。
1つはファンタジー描写寄りのバトル漫画の文脈に近いスポーツ漫画。
もう1つはリアリティに寄ったスポーツ漫画。

実際にカバディの試合を見たり、youtubeで公開されているカバディを見て感じたのですが、灼熱カバディはリアリティに寄ったスポーツ漫画だと感じました。


・ヒューマンドラマが好き

スポーツ漫画は1試合に必要な人数が必然的に固定されてくるので登場人物が多くなる傾向にありますが、灼熱カバディは焦点を置くべきキャラクターをその都度しっかり設定し、深堀することが
漫画と言う媒体において全てを逐一描くことが必要かと言われればそうでもないので(ソシャゲだと話は変わってくるのですが)、1人1人に同じレベルで焦点を置いているわけではありませんが、その辺りの塩梅が巧みです。

近しい巧みさを感じたスポーツ漫画は『ハイキュー!!』ですね。


・有終の美で感動したい

漫画に置いて最も重要な要素のひとつである最終回が最高という点。
灼熱カバディはこれにきっちり当てはまっていると感じます。
作者の武蔵野先生も最終回には自信があるとおっしゃっておりましたし、ここは是非信じて……!

マンガワンで無料範囲内で読むことが出来る最終回も勿論最高なのですが、行間を埋めるエピソードが追加された、コミックスやマンガワンのポイント消費で読むことが出来る最終回も最高なので是非読んでください。




主人公・宵越竜哉の魅力

漫画を語るうえでやはり欠かせないのは主人公という存在の魅力についてです。
推しか推しじゃないかとかそういう点は度外視して、やっぱり主人公という存在は物語の主軸を担う特別な存在だと思います。

そんなわけで、主観にはなりますが、灼熱カバディの主人公宵越の魅力について語りたいと思います。


・スポーツ外だとめっちゃダサい

いきなりこんなこと言ってすみません。でも事実なので書きます

宵越という男ははっきり言ってスポーツ関係に能力を極振りしているのでプライベートだと突然クッソダサいムーブをかますことが多いです。

相棒が彼女とデートしているとどちゃくそ嫉妬して邪魔しようとしたり
「ナイトエンド」とかいう名前で零細生主配信してたり。

何度でも言うけどスポーツ漫画の1話目のサムネにあるまじき様相で好きです。

高身長(187.5 cm)、公式イケメン設定、スポーツエリートという要素が揃っているのに(※授業の成績には言及しないものとする)何故こんなに残念なのか。
そこが彼の魅力なんですけどね。
ツッコミどころがある人間が私は好きです。

ところで生主配信再会はしない予定ですか?


・多くのキャラクターの夜を終わらせている

詳細に書きすぎるとネタバレになるので避けますが、宵越はやはり「主人公」であり、一本筋の通った意志を持っていて、対戦相手の夜(ここでは苦しみや葛藤、迷いという意味を含みます)を終わらせてきています。

スポーツ外ではダサい面が多い彼ですが、スポーツの事となるととてもかっこよく、一本の強い芯が通った意志を持ちます。

彼は全く意識していないのかもしれませんが、そんな彼の意志に感化され、意識が変わったキャラクターは沢山存在しました。

分かりやすく且つ序盤からライバルとして描写されていた高谷なんかが顕著ですね。第177話『本当の握手』、彼の「あー! 楽しかった!!」は今でも印象深いシーンです。

それ以外だと特に見ていただきたい対戦はvs英峰です。
これは是非沢山の方に読んでいただきたい。

個人的に表紙が大好きな24巻。
過去回想の形で描かれる英峰戦、まるでミステリーを読んでいるような感覚で、物語のスパイスとしてもとても良いエピソードでした。
この作品が全く飽きずに最後まで読むことが出来るポイントのひとつだなと思っております。

これは全て、彼がスポーツというジャンルに対して誠実だったからこそ成り立った状況ですね。
自分が芯を持ちたいと思ったものに対して誠実な人が、私は大好きです。

もう完成されているんじゃないか、と思われた王城部長についても実は彼にも宵越からの影響が……って辺りが分かるのが最終回の追加エピソードなので是非読者の皆様は読んでみてください。




取り急ぎになってしまいました。申し訳ありません。
でも、今すぐにでも記事にしたいと思ったのでこうして筆をとっております。

改めて、『灼熱カバディ』小学館漫画賞受賞おめでとうございました。
最終巻が発売された後の今でもずっと、好きな漫画だと胸を張って主張することが出来る作品です。

こんな感情値で読むことが出来た作品に出会うことが出来た私は幸せ者だと感じます。

漫画という文化は最高ですね。
これからも沢山の漫画を読みたいな、と思う次第でした。




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