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外国人介護人材もヘルパーができる
2024年6月26日、外国人介護人材の業務の在り方に関する検討委員会(以下「検討委」と略。)は「中間まとめ」を公表しました。
現在、技能実習や特定技能などの外国人は、ヘルパー(訪問介護員)になることは認められていません。
しかし、検討委は外国人のヘルパーを認めるという中間まとめを公表しました。
訪問介護員人材確保が困難でなおかつ高齢化が進むヘルパー(訪問介護員)の現状を踏まえると、外国人介護人材も訪問介護事業に就業できるようにするというのは既定路線だったと思われます。
発表された「中間まとめ」は既定路線である訪問介護事業者が外国人材をヘルパーとして雇用するための要件を整理してみたということでしょう。
新聞報道でも6月22日には特定技能の訪問介護解禁を報じていますからね。
それにしても、検討委の「中間まとめ」の日本の介護についての自信には驚かされました。
介護分野では、介護保険制度の下で、他国に先駆けて質の高い介護サービスの提供環境を構築するとともに、介護福祉士を始めとする介護職員のキャリアパスを整備してきた。
日本の介護は凄い「Cool Japanese Care!」だから、日本の介護を積極的にPRし、日本の介護を知ってもらうことで海外との人材確保競争に勝利しようということらしいです。
さらに、日本政府は、日本の医療サービスを求める外国人の受け入れや、技術や医薬品の海外展開などを通じて、医療・介護分野を成長産業として発展させようと、国際戦略を推進する本部を発足させ具体策を検討するとのこと。
なんとも、勇ましいことです。
私はよくわかりませんが、医療のレベルはある程度、良いのかも知れません。でも、介護はどうなのでしょうかね・・・
確かに、一部の優れた介護サービス事業者はありますが、それを単純に日本という括りで語ることも勧めることもできないと思うのですが・・・
以下の記事は外国人の訪問介護解禁にまつわる諸事情をよく伝えていると思います。
いずれにしても、「中間まとめ」や政府によれば・・・
質の高い医療・介護サービスを誇る日本に住んでいる私たちは幸せなのですね。多分・・・
もうすこし、冷静に外国人労働者を必要とする日本の介護業界について考えてみた方が良いように思います。
ということで・・・以下のnoteをご笑覧願います。