【尊い人間の命で、何をすべきなのか】 「雨前茶」をご存知ですか。中国では、清明が訪れる四月五日ごろより手前に摘んだ茶葉を、「明前茶」といいます。爽やかな香りに、ほのかな甘みのある味わいで、日本でいう一番茶のようなもの。そして清明のころには雨前茶という、明前茶より味わいに深みのある茶葉がとれます。 また春分前に摘まれた茶葉は、分前茶と呼ばれ、最上のお茶とされますが、気候が寒い年はとれないこともあるそうです。雨後の虹があらわれはじめるこの時期は、いよいよ新茶の季節でもあります。
釈正輪老師講話会 4月18日(木)東京開催、武道礼法&呼吸法 5月7日(火)東京開催、講話会 武道礼法について 鎌倉幕府から江戸時代にかけて上に立つ地位の武士に求められたであろう「人間性」(倫理道徳) それを刀剣から生まれた武道という事で学ぶことが出来 相手の動きや心理の洞察、それを踏まえた様々な駆け引きなど 刀1つとっても、背景の部分に焦点を当てると ・相手の心を読む ・精神統一する ・武士道を様々な角度から見てみる 禅や茶道、華道は主に自分自身を見つめ心を落ち着かせ
【灌仏会】 若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、すべてのものが清らかで生き生きする、生命が輝く季節「晴明」の到来です。新元号『令和(わせしむ)』は天地万物が清らかに、日本國の安泰と日本人の安寧に相応しい元号だと思います。 合掌 「于時、初春令月、氣淑風和」 時に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして氣淑(よ)く風和(やわら)ぐ。梅は鏡前(きやうぜん)の粉(ふん)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かを)らす。 万葉集「梅の花」を詠んだ三十
【愚痴を言う前に、心を見つめましょう】 啓蟄の次候には、「桃始めて笑う」があります。桃の節句は三月三日で、まだ花はつぼみの時期ですが、旧暦の三月三日は、新暦の三月下旬から四月上旬にあたり、ちょうど桃の花が咲くころです。かつては「上巳の節句」といい、川に穢れを流した行事が、やがて女の子の健康を祈る雛祭りになりました。 もう少し上巳の節句についてお話しいたしましょう。五節句[人日(じんじつ)節句・上巳の節句・端午の節句・七夕(しちせき)の節句・重陽の節句]の一つである上巳
2014年より釈正輪老大師をお招きして 講和会を開催して36回続けることができました。 今年はリニューアル!改めて 初心に戻り第1回から 始めることといたしました。 今回からは お話のテーマも決めることにしました。 私自身、老師のお話を伺うようになって、日本の使命や凄いこと、日本人として生まれてきたことの意味 ありがたさを思い誇れるようになりました。なので日本を もっと知ることが出来るお話をお願いしています。 第一回目お話は「捏造された近代日本史」 今までも テレビや新聞で
2月に第1回を開催して 好評いただきました、仏教勉強会の第2回目です。 1回目では 三大宗教など、宗教の基礎知識や老師ご自身の経歴、お釈迦さまの生涯のお話など、しっかり学ばせていただきました。 でも 堅苦しいものでなく 笑いも交えつつ、ブードゥー教のゾンビの話なども伺いましたよ(笑) 連続講座では ありますが、続けて参加いただけないと 話がわからないなんてことは ありません。 タイミングが合いましたら ぜひご参加くださいね。 第2回 釈正輪老大師 仏教勉強会 老師の講話会に
【往生極楽の道】 季のことばに「春霞」があります。古い絵巻物や洛中洛外図には、様式化された絵画手法とでもいうべき霞や雲が描かれています。専門的には「すやり霞」というのだそうですが、絵のなかに霞を巧みに配することによって意図的に省略したり、余白効果をもたせたり、古来日本人にとって、霞や雲がいかに身近な存在であったかをうかがい知ることができます。 春霞はまた、夜になれば「朧(おぼろ)」と名を変えます。霞は昼と夜の気温差が大きい日に起こりやすいとされますが、春霞の一部には昔から黄
私が最初に行った山岳行場は白山だった。 天台宗の修行僧だった当時の私にとって、白山は是非とも登っておきたい山の一つだった。白山には三度登頂したが、二度目に登ったときに不思議な光景を見た。 未明の山頂で御来光を待ちながら読経をあげていたときのことである。空が白々と空けてくる頃、北の山肌に人影がぼんやりと立ち現れ、その周りを後光のような光の輪が囲んだ。いぶし銀のように輝いて見える影の形はちょうど御仏の座姿のようであった。 これはブロッケン現象と呼ばれる自然現象なのだが、そのとき
【無明の闇からの解脱】 厳しかった寒さも次第にやわらぎ、大地も潤い始めました。二十四節気の一つ、「雨水」のころとなりました。農家ではいよいよ農耕の準備を始めます。「ひと雨ごとに春」と言った季のことばがあるように、雨の日もまた多くなってきます。雨の日は出かけるのがおっくうになりがちですが、この時期の雨は、みぞれに変わったりしますからなおさらです。 でも自然のいとなみが、春を準備しているこの時期の雨は、四季の国、日本にはなくてはならない大切なもの。降る雪が雨に変わることで、雪や
昨年から、感じている事の1つに 今の状況を救う事が出来るのは、仏教しかないのではないかと感じている。 様々な宗教を経験する中、お釈迦様が唱えた仏教を教えていかないと本当に人を救う事は出来ないのではないかと いう思いを強く持つ様になった。 その根拠の1つに、人間の持つ悪の部分も仏教はしっかり説明している。 良いところだけを見るだけではなく、生々しい悩みの部分も含めて人を救う事が本質的に出来るのが仏教ではないか。
我々が外に目を向けるというのもありではないか。 向こうに行って向こうで生活してもいい。 行動力のある方がどんどん出て行く事(海外で活路を見出す)がこれから出てくるのではないか。 昔の考えで昔こうだったからという理論はもう通用しない時代になっている。 そして親も価値観を変わらないといけない。
3月講話会、3月12日(火)開催します。 開催日:2019年3月12日(火) 時間:19時~21時 参加費:¥3,000円 場所:ゼン・カフェマリーナ 東京都千代田区麹町4-8高善ビル1階 TEL:03-5213-9839 開催後に毎回懇親会を行っております。懇親会費¥2,000になります。
【不思議なこと】 梅の香りを嗅いだことはありますか。梅に鶯という言葉があるとおり、各地から梅の便りが届きはじめる頃となりました。早春の夜道で、何処からともなく漂ってくる濃厚な香りに、梅の気配を感じることがあります。昼間よりも夜から朝にかけて強い香りを発し、暗闇の中でこそ存在感を増やすのが梅の花。これが「夜の梅」といわれる所以です。 ところで、梅の花の蜜を求めてやってくるのは、鶯ではなく目白です。しかし、八世紀に成立した『懐風藻』で詠まれて以来、「梅に鶯」とは、取り合わせのよ
歴史、伝統、文化をお伝えしながら皆さんの生活にお役に立てる様、学び活かしていける講話会を開催しています。 講話会について 初心者の方から勉強されている方、性別や年齢、職業関係なく 歴史、宗教、文化、伝統などをテーマに分かりやすくお話頂きながら ・混沌とした時代にどう生きていくべきか? ・どんな将来、未来が来るかを考え備えるべきか? ・自分も周りの人達も含めて幸せな人生になるには? などなど 日々生活していくにあたっての根本的な「自分自身のあり方」を見直すきっかけになる講話
開催日:2019年1月23日(水) 時間:19時~21時 参加費:¥3,000円 場所:ゼン・カフェマリーナ 東京都千代田区麹町4-8高善ビル1階 TEL:03-5213-9839