目には目を、パにはパを。
この記事は、昔の人である神様には昔の言葉でお願いした方が叶うのではないか?という疑問を検証して宝くじを当てようという記事です。
ちなみに筆者はどこの宗教団体にも所属していません。
神道に関しても「お天道さまが見てる」「米粒一つにも神様がいる」程度の信仰心ですので悪しからず。─
はじめに
キッカケは正月に帰省していた際、僕は神社の神事に参加していた。
昔から聴き慣れた祝詞だが、ある事に気づいた。
祝詞ってちゃんと大和言葉で話してるよな。
祝詞というと神様との会話だ。
それに用いる言語は昔から変わらず大和言葉が採用されている。
もしかして現代語通じない?
以前、弥生時代~現代までの日本語の発音を再現するという動画を見たことがある。
江戸時代以前の日本語に関しては殆ど聞き取れず、平安時代に入ってようやく日本語だなと分かるレベルで、それ以前に至ってはもはや異国語であった。
弥生時代の日本語が全く聞き取れなかった逆も然り、太古を生きたであろう神様に現代語が通じなくても当然なのでは?
神仏への信仰が薄くなっているのは科学の進歩による時代の流れだと思っていたが日本に科学が入ってきた明治以降、時を同じくして日本語も飛躍的な変化を遂げている。
もしや、、、
単純に日本語が変化し過ぎて通じなくなっただけで昔はもっと願いが通じていたのか??
これを確かめるのは簡単だ。
大和言葉でお詣りすればいい。
余談だが、発音の変化でいうとハ行は元々“パ”行で発音されていたのは有名な話だろう。
歯はパ、母はパパ、ひよこはピヨ子、燃え尽きたジョーはパイになった訳だ。
はいだしょうこも歌のお姉さんにはなれなかったかもしれない。
DAY1
僕はある神社に向かっている。
この検証にあたって選んだ神社に深い選出理由はない。
①よく前を通るので気になっていた。
②夜でも街灯がついている。
③長野県では有力な系列神社。
正直③は選んでから気付いたので実際は①が8割を占める。
神社に到着したのは21時過ぎ。
僕は割と夜でも神社に行くので街灯があることも大事な訳だ。
近くに車を停め鳥居の前に立つ。
こ、こわい!
話と違うぞ!
街灯は入り口しか無いじゃないか。
歩行者信号に照らされ、侵入者を威嚇するように赤く光る鳥居。
大きく開けた口から見える参道は真っ暗な喉の奥へ吸い込まれていくようだ。
怪談ジャンキーの僕は夏が近づいてきて狂ったように怖い話を聞き漁っている。
まさにシャンプー中、後ろに何かいるんじゃないかと考えてしまった時と同じ。
怖いモードに入ってしまっているのだ。
日を...改めよう...
DAY2
DAY1の翌日だ。
仕事が早く終わったのに寄り道をしてしまった為、時刻は19時過ぎ。
まだギリギリ暗くはない。
が、逢魔ヶ時というやつだ。
雰囲気はバッチリ。
拝殿へ着いた。
早速参拝する訳だが、今回は自己紹介のみ。
初対面でお願い事なんて図々しいな。と僕が神視点なら思うからだ。
大和言葉への翻訳はチャットGPTに任せた。
カンニングしながらの参拝は初めてで読むのに必死で気持ちは入らなかったが、祝詞も紙を読みながら言ってるので大丈夫だろう。
DAY3、お願い編へ続く。
DAY3
DAY2翌日。
今日はまだ明るい。
鳥居手前で拝殿がハッキリと見える。
この距離だと分かっていたら初日にイモ引いて帰ってきたのが馬鹿みたいだ。
いよいよ今日はお願い事をする訳だが、そもそも僕は神社にはよく行くがお願いは基本的にしない。
神様だってそれが本業ではないだろうしみんなの願いを叶えていたらキリがない。
簡単な挨拶と、自分で頑張るから見ておいてくれ〜というやりとりに過ぎない。
顔を売っておけば気まぐれに手を貸してくれることもあるだろうと思っている。
なので今回の趣旨である宝くじの当選などという浅ましい願いは少し不本意なのだ。
願い事の前に記事の趣旨を説明し、意図を汲んでもらう。
ちなみにDAY2の翻訳がしっくりこなかったので祝詞調という指示を追加して翻訳をお願いしたらかなりいい感じになった。
宝くじを買うから力添えしてくれと頼んでその晩。
早速宝くじを購入する。
結果は・・・
神社でお願いをした晩、僕は3種類の宝くじを買った。
ネットで買ってその場で結果がわかるクイックワンを2種類と毎週金曜に抽選をしているロト7だ。
なぜ種類を分けたかというと、ラグがあるかもしれないからだ。
おそらく神様は遠い国にいるだろうし向こうの通信環境も不明だ。
ラグがあっても仕方がない。
また、お金の事に関する願いなのでご加護を与えるにも会計神の審査や手続きがあってもおかしくない。
よって抽選まで時間のあるロト7も買っておいたのだ。
結果から言うとクイックワンはハズレだった。
しかしロト7がある。
これが当選すれば大和言葉の説と同時に、ラグがある事も立証できる。
抽選は3日後。
さあ、結果やいかに?!
迎えた抽選日
今日はいよいよロト7の抽選日だ。
仕事を終え、帰り道でいつもは買わないスイーツなんかを買っている。
この程度の出費、今の僕には贅沢でも何でもない。
僕は今日宝くじが当たるからだ。
帰宅した僕は玄関から家の中を見渡し大きく息を吸った。
短い間だったけど、良い家だったな。
走り回れる30畳のリビング、好きな車が並ぶガレージ、駄菓子用倉庫、ホームシアターも作ってWOWOWも契約しちゃうか。
そんなことを考えながら宝くじのホームページを開く。
マイページを押すと結果未確認1件のボタン。
これが人生を変えるボタンになるのか。
ドクン。
ドクン。
ドクン。。
ドクン。。。。。
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