日常のこと「成仏ってどんなとき」
声が聞こえなくなったときが成仏したとき
そんな話をラヂオで聴いたことがあります。
今年の6月におばあちゃんが亡くなりました。
5月に生まれた我が子の写真を見せることができました。
がんばって待っててくれたのかな。
おばあちゃんの話がすきでした。
ひとを大事にするひとでした。
おじいちゃんを大事にするひとでした。
とても徳のあるひとでした。
100歳近くても、私の名前を、顔を、よく覚えてくれていました。
だから、我が子の名前を伝えられたときは、うれしかったです。
きっとずっと覚えてくれると思って。
我が子の名前はおばあちゃんが大事にするおじいちゃんから一文字いただきました。
おじいちゃん、父、私、ムスコ。
四代にわたって同じ字を継いでます。
こういうのって素敵。
私、三代目。ちまたで流行ってる、三代目。
おばあちゃんと最後に会ったのは2019年12月でした。
声を聞きました。
その声は、私の中でまだ反響しています。
いまでも声が聞こえます。
さみしいけど、はやく成仏できるといいね。
声聞こえなくなるの、さみしいな。