音楽は記憶をのせて。
音楽の凄いところって、「思い出の曲」があるところだと思う。
私は青春時代どっぷりRADWIMPSにハマっていたので、嬉しい時も悲しい時も失恋した時も、常にRADWIMPSを聴いていた。だから数年経った今でも、聴くたびに中高生の記憶が鮮明に思い出せる。他にも大学時代の時聞いてた曲とか、より細分化すると自動車学校へ向かっている時に聞いてた曲とか、聴くとその時の光景とか心情がよみがえってくる。
これが「思い出の曲」というものなのであろう。
でもよくよく考えると、「曲を聴くだけ」で
昔の記憶を思い出せるのって、不思議じゃない?
そういえばあの時、あの場所に向かいながらあんなこと考えてたな〜なんて普通に生きてたら思い出さないし思い出せない。でもその時の「思い出の曲」を聴くと、タイムスリップでもしたかのような再現度で思い出していく。
音楽っていうのは人生の思い出のiCloud的存在だと思うんですよ。自動的に保存されて、曲を聴くと思い出せる記憶のiCloud。
さらに好きな音楽っていうのは人生のワンシーンのBGMになる。自分の人生を一本のムービーにして再生した時、流れている曲って絶対その時の好きな曲だと思う。
音楽は記憶をのせて、時を超えて運んでくれる。
曲も楽しみながら、記憶も思い出して懐かしんだりできるなんて、本当に人間に生まれて良かったなんて思います。
byゆきまる
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