パリで友人と過ごした2日間|ヨーロッパ一人旅
Bonjour!
パリに来ています。
パリには大学時代の友人が留学していて、友人に会うのも今回の旅の目的の1つでした。
11時ごろ集合したのはポンピドゥー・センター。
学生時代の建築の授業で、教授が好きな建築をひたすらに説明するという教授からしたら最高に楽しい(そして楽?)な授業があったのですが、それで知ったのがポンピドゥー・センターでした。
建築家はレンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースです。
伝統と気品のパリからすると本当に異質な建物です。パリ市内の現代建築ではかなり古いほう。といっても市内は新しい建築が少ないのですが。
ルーブル美術館などはクラシカルなアートの場所ですが、こちらはコンテンポラリーアートの場所になっています。
チューブのようなエスカレーターで上の階へ。展示フロアに向かいます。
とにかく展示が多い。日本の美術館の企画展だとちょうどいいなというボリュームに感じるのですが、さすがはパリ。
展示を見ながら友人が「なんでもありだね」と言います。友人はフランスでデザインの学校に通っているのですが、それもあっての言葉なんだと感じました。
すでに解釈され評価されているクラシカルなアートに比べると想像で解釈できるのがコンテンポラリーアート鑑賞の楽しみだと思います。
ポンピドゥー・センターは本来であれば今年から工事で一時的に閉まる予定だったのですが、オリンピックがあるため来年からになったみたいです。オリンピックのおかげで行けました。
その後は友人が気になっていたカフェへ。
友人とは東京で半年前に会っていたのですが、まあよく喋ることがあるなと思います。久しぶりに会ってもすぐに距離感を戻せるのがありがたいです。
その後は本屋巡りをしました。
日本に関する本も多く、建築のゾーンになると日本の建築家の本がずらり。パリでこんなに日本人の名前を見るとは。
街中には小さなギャラリーも多く、芸術の街を感じます。
夜ご飯はしっかりめに食べたいとリクエストしたら、ラーメン屋さんに連れて行ってくれました。
その後は、街を散歩しカフェのテラス席でワインとデザートを堪能。
冷え込んできたところで解散することに。これにて1日目は終了です。
2日目の朝はブランチからスタート。
友人の友人が美味しいと教えてくれたというクッキーシュークリームはスパイスの風味がして大人な味でした。パリは味付けが濃い、強いことがないように思います。
このカフェで前の日に買ったポストカードに手紙を書きました。共通の友人が誕生日が近いのでサプライズです。
その友人には私がパリに行くことは言っていなかったので完全にサプライズ。証拠として、動画を撮っておきました。届いたときの反応が今から楽しみです。
手紙を郵便局で出し終えてからは、百貨店へ。
百貨店をぷらぷらしていたら、フランス版?プリクラを発見したのでノリで撮ってみることに。
撮影開始から終了まで10秒くらいで終わり、見切れているプリクラが完成。フランス版、恐るべし。
そこからまた30分ほど歩いて友人の自宅へ。
フランスは家に入るまで何個も扉があるんだよ〜と聞いていましたが、確かに多かったです。3つくらいは扉がありました。
中庭に面したワンルームは白貴重でアトリエのようでした。
夕方からアルバイトに行く友人を見送り、友人との2日間は終わりました。
一緒に過ごした2日間は観光というよりは、パリの日常を共有できたようで心地が良かったです。
せっかく海外に来たのだからここも行かなきゃ!見ないと!と思う気持ちが旅の中でありましたが、そうではなく街の空気を感じるだけで旅はいいんだなと思います。
友人とはそんな時間を過ごせて幸せでした。
merci♡