アメリカーナ×オルタナ Slow Pulp 『Yard』
アメリカーナ(特にフォーク、カントリー、ブルース、リズム・アンド・ブルース、ロックンロール、ゴスペル、その他の外部の影響から融合したサウンドの合流によって形成されたアメリカの音楽の混合物 ※wikipediaより)とオルタナが打ち消し合わずに混ざった曲群が入っているアルバム。
大衆音楽一歩手前みたいな曲も入っているが、バンドのプレイが醸し出すオルタナ感が全曲をオルタナたらしめている。多分アメリカーナ オルタナ両方心底好きなんだろうなと思う。なんとなくオルタナっぽいサウンドにしてみましたみたいなファッションのオルタナではない。
もうある程度の評価を得ているバンドだと思うが、一方でシカゴの仲が良い若者同士がバンドを組み、誰かの家の庭で遊びでプレイしているみたいな、等身大で肩肘張っていない雰囲気がある。
そういうバンドが好きだし、アメリカの地域によって特徴付く土着っぽい音楽が好きなので、この作品は自分的に相当ストライクです。