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人生燃え尽きるまで楽しむのがFIRE

あけまして、おめでとうございます。

今年1発目の記事は休暇先のスリランカから投稿しています。

満席なのでドアのない列車の乗車口に座りながら約120円のテイクアウトしたカレーが大晦日の昼飯

めちゃくちゃ暑いのと、海外にいると年末年始感ゼロなので、「新年なんて通過点」としていつも通りやっていこうと思います。

さて、今回はこのようなタイトルについて書いていきたいと思います。

「F.I.R.E」=「人生燃え尽きるまで楽しむのがFIRE」

X(旧Twitter)経由で仲良くしていただいている人生の大先輩の方とのやり取りの中で生まれた言葉なのですが、非常に気に入ってしまい、ことあるごとに使っています。

キャンプFIRE

令和現代。

”F.I.R.E”=「経済的独立を果たし、早期退職して悠々自適に生活する」という概念はすっかり定着し、若者からオッサンまで広く支持されているような印象を持っています。

もともとアメリカ発祥の価値観だったと記憶していますが、恐らく日本でFIREという言葉と概念を広めた第一人者的存在は三菱サラリーマンこと穂高唯希さんでしょう。

最近では”ファット”とか”バリスタ”とか”コースト”など、様々な形のFIREがあるようですね。

また、実際にいわゆるFIREを達成した方々も多くいらっしゃるし、目指している方も多くいらっしゃる印象なのですが、自分に集まる情報にある種の偏りがあるエコーチェンバー現象もあってそう感じるのかもしれません。

「市民権を得た」というか「社会に認知された」ということであっても、全体から見れば、まだまだマイノリティ側なのでしょう。

正直言うと、筆者も「経済的独立を果たし、早期退職して悠々自適に生活する」を目指していたことがあります。

今は「早期退職」はどうでもよくなり、「経済的独立」部分のみに焦点を当てています。

また「経済的独立」の意味することとして「オプショナリティ(選択肢)の確保」と自分の中で位置づけています。

人生をどう形作るのか、何を目的に添えて、何を手段とするのか。

色々な価値観があって、それこそ十人十色なので何が良くて何が悪いなどはありません。

中には、徹底的な節約により支出を切り詰め、浮いたお金をすべて投資につぎ込むスタイルの方もいるでしょう。

「時間がなにより大切だ」という理念のもと、一刻も早く目標達成を目指すスタイルの人も多く散見されます。

筆者は採用していないスタイルですが、これもこれでゲームみたいで面白そうですね。


筆者は今年7月で39歳になります。最近個人的に考える事が多くなったのですが、「もう人生後半戦に片足突っ込んでいるな」と思うのです。

厚生労働省の「簡易生命表(令和5年)」によると、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳です。

だいたい40歳で折り返しなので、39歳とはサッカーで例えるなら前半ロスタイムくらいのイメージでしょうか。

ちなみに健康寿命といわれる「日常生活に制限なく健康で過ごせる寿命」は2023年時点で男性が72.6歳、女性が75.5歳となっているようです。

こちらは既に後半戦がキックオフしていますね。

人生後半戦を楽しんでいくにあたり、向こう3年くらいでこれまでの延長線上ではない別の路線への準備をしていく必要があると感じています。

しかし一方、どれだけ周到に準備をしても未来は不確実で何が起こるか誰にも分からないし、過去は誰にも変えられません。

そうなると結局のところ、人間には”今”しかない、というのも事実なのです。

昨年12月9日に小倉アナウンサーが亡くなられました。

生前に残してくれた言葉が、今を生きる私達にとって価値あるギフトのように思います。

「耳が悪くなればオーディオも意味がない」
「体が動くうちに海外旅行をすればよかった」
「ワインの美味しいお店に行っても自由に飲めない」

若いうちにやれることがあったらやったほうが良い。老後にやろうと思っていても、老後になるとできない事があまりにも多すぎる

このような言葉を目にする度に、”今、この瞬間”を楽しむことこそ、実は一番大切なのではないか。

そう、強く思うようになったと同時に、自分の人生のミッションステートメントのようなものが言語化されました。

人生を楽しみ、

経済的自立を果たしながら子供たちを育て上げ、

健康なうちに妻と世界一周する

人生前半戦のロスタイム、「F.I.R.E」=「人生燃え尽きるまで楽しむのがFIRE」をモットーに2025年も精一杯楽しみ、今この瞬間を味わいたいですね。

今年も、宜しくお願い申し上げます。


謹賀新年



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