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【ポートフォリオ公開】個人投資家サラリーマンの2023年3月地点の資産状況

ここ1年、体感としては入金すれども入金すれども資産は増えている気がしないんです。

中間目標:Index fundのみで4,000万円
最終目標:総資産で2億円

as soon as possibleでこれをクリアして、この囚人牢屋みたいな競争社会、焚付け社会から脱獄をしたいのですが、道のりは遠そうです。

ただしかし、私は必ず到達しますのであまり心配していません。もう実現した状況が脳内再生できています。

それでは定点観測、行ってみましょう。

■総資産と負債と純資産(簡易個人B/S編)

3月20日時点

予想外だったのが、3月の凹みが少ないんですよね。

アメリカのシルバーゲート銀行、シリコンバレー銀行、シグネチャー銀行破錠&クレディ・スイス危機による株価下落&ドル安→派手な資産減を想像していましたが、こうして見ると大したことありませんね。

■総資産推移

額が増えれば資産増が加速するは嘘!
コツコツやるしか道はない

2023年は1月アノマリーも完成させ、年初から調子良く伸びていましたが、そう甘くはありません。ヨコヨコの展開です。

毎月証券口座に入金し、株式を買い付けているので実質マイナスですが。

■負債推移

負債は住宅ローンのみになってます。ローンは払えば確実に減るので分かりやすくて良いですね。

私は住信SBIネット銀行にて30年固定金利(1.3%)で借り入れしています。

どうやら日本も最近住宅ローン金利がジワジワ上がっているらしいです。こういった金利変動リスクはヘッジしてますので、負債に関しては気楽なものです。

■純資産推移

総資産-負債。総資産と同じような形になるでしょう。

毎月のコツコツ入金と毎月のコツコツ返済で純資産は60,000,000円を捉えました。

■リスク資産ポートフォリオ

現金含むver
現金含まないver

リスク資産は99%株式、無リスク資産は現金で全体のリスク管理をしています。

上記には子供たちのジュニアNISAや学費用現金、妻のiDeCoや現金は含まれていません。

あくまで、パラディソ個人の証券口座の中身です。

ポートフォリオ管理が複雑になるので基本的に債券や不動産など他のアセットは使いません。

上記を採用している背景を理論をベースに説明すると、「CAPM」と「トービンの分離定理」いうものがそのあって、その理論に従っています。

下記とても分かりやすくまとまっていたので引用します。

CAPMには、もう一つ重要な結論がある。市場ポートフォリオでは、期待リターンはあくまでも各銘柄の加重平均となるが、銘柄固有のリスクは相殺されて消えている。残ったリスクはベータで表される市場ポートフォリオに連動する部分であり、分散投資ではこれ以上減らせないリスクだ。つまり、市場の期待リターンの平均を、最も小さなリスクで手に出来るポートフォリオと考えられている。

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もちろん、人によってリスク選好度は違っているはずだ。リスクを取りたがらず、したがってリスクの大きい株式に資金を大きく振り向けたくないという人もいれば、積極的にリスクを取りに行こうという人もいる。誰もが同じポートフォリオに投資すればよいとしたら、そうしたリスク選好度の違いはどのように反映されることになるのだろうか。

この点に関しては、トービンの分離定理というものがあって、すべての人はリスクフリー資産と市場ポートフォリオの組み合わせで投資すればよい、という理論が用意されている。

「田渕直也著:ファイナンス理論全史」より引用


■2023年3月以降の投資戦略について

大きく変更はありません。コアサテライト戦略のもと、年末目処でコア85%:サテライト15%比率を目指します。

※尚、コアが比率85%を超えても良いが、その逆はダメ

コア部分に関しては主に積立で作ります。

現在は毎月の買付の殆どが全世界株式(約8割)になっています。

米国のこの先の繫栄に賭けていますが、どうなっても後悔しない&長く投資し続けられる様に、心の御守りとして、全米もS&P500も全世界も全部買う方式を採用。

現在のポートフォリオでは、米国比率75%、米国除く先進国10%、新興国15%くらいの構成をしています。

この先、景気は
ハードランディングなのか?
ソフトランディングなのか?
ノーランディングなのか?

と、著名なエコノミスト間であっても意見は割れている状況。

私に分かると思いますか?

当然、分からないです。

ただ、FRBの金融政策の舵取りは転換点を迎えるかもしれないと考えています。利上げ打ち止めであれば、株は買いでしょう。

あとはインフレ次第ですかね。インフレが止まらないのであれば、株はしばらくダメでしょう。

ロシアとか中国が暴れたら、大暴落かも知れませんね。

なので、どうなっても対応できるように、インデックスファンドの積立は止めず、静観です。(収入が上がれば積立は増やす)

しかし、運用に使える有り金をフルインベストメントでもなく、現金ポジションは一定額抱いておく。

直近でアメリカの銀行が3行破綻してますが、この先、何らかの要因で株式の大暴落等が来たら、その時は手持ちの現金を大胆に突っ込むかもしれません。

投資用途可能な現金ポジション

■おわりに

株式投資をしていれば、今のような様々な不安要素が存在し、この先どうなるか分からない、という時間の方が自然です。

この”どうなるか分からない”という不確実性(リスク)があるから、それを引き受ける投資家にリターンがあるわけです。

リーマンショックを私は経験していませんが、仮にこの先リーマン級の暴落があっても動じないように、自分自身のリスク許容度に応じたポートフォリオを構築し、長く市場に留まれるような自己管理が大事だと思います。

もっとも、私の場合はシンプルに資産形成をしたいと思ってますので、「ポートフォリオがどうだ」とか「リスク管理がどうだ」とか書いていますが、やってることはシンプルです。

基本行動は、毎月の労働からの“フロー”を“ストック”に置き換えるというのを粛々とやるのみなんですね。下手に動き回らないこと。

ただ、85:15のコアサテライトポートフォリオを採用しているので、サテライト部分は学びながら、楽しみながら短期~中期で動かしています。

この活動が報われるのか報われないのかは、未来に行かない事にはわかりません。

そして未来は誰にも分からないので考えてても仕方ないでしょう。

投資も楽しみながらですが、“今の時間”を楽しむことにもパラディソは神経を集中させています。


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