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邪教のサバト COP29
「COP29で浅尾環境相が演説 先進国以外からの拠出の必要性訴え」
(毎日新聞)
「COP29 途上国支援に年間3000億ドルで合意も…途上国から批判“支援額が極めて不十分”」
(テレビ朝日)
アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は COP 29 に出席している自国の代表者に対し、さっさと交渉を中止して帰国する様に命じたらしい。
ミレイ氏ならではの聡明且つ常識的な判断である。
この判断が出来た理由の一端に、ドナルド・トランプ次期米国大統領の存在があったと見て間違い無かろう。世界全体とは言い難いが、少しずつ正常化に向かっている様に思えて喜ばしい限りである。
一方で、振り返って我が祖国・日本の現状を見ると、何だか悲しくなってくる。
浅尾氏は「25年までの5年間で官民合わせて最大700億ドル(約10兆8500億円)規模の支援実現に着実に取り組んでいる」と、日本の貢献について強調。
この発言を分かり易く説明すると、「日本はアホでバカでマヌケだから700億ドルもの大金を盗人に自らあげる」という事である。
もう昨年のことになるが、電車で移動中に小学生と思しき少女2人組が「温暖化を防ぐ為に二酸化炭素を減らさないと駄目なんだよ」という様な会話をしているのを目にした。
無垢な子供が醜悪なプロパガンダで洗脳されている現状をまざまざと見せつけられ、涙が出そうになったのを鮮明に覚えている。嘘に騙されて、自分を学があると勘違いしている人間ほど滑稽で哀れな存在もなかろう。放っておけばそうなってしまうのではないか。この子達の親は何をやっているのか。会うことが叶うなら殴ってやりたいところである。
当ブログでは何度も書いているが、改めて言うと「気候変動人為説」は嘘である。アホでバカでマヌケな奴等から資産を収奪する為の、詐欺師の騙る虚言に過ぎない。
浅尾とかいうヤツは環境相だか何だか知らないが、ほんの僅かでも良心が残っているのなら、「環境省などという省庁は無用の長物」と宣言して環境省解体に邁進しなければならない。
COP 会議の度に「日本が化石賞を突き付けられた」という様な報道が舞い踊るが、許可無く勝手に帰国する訳にはいかないのだとしても、化石賞を貰ったら天高く拳を突き上げて喝采を叫ぶくらいの態度は見せて欲しいものである。
COP 29 において、「COP 休戦」だか「COP 停戦」だかの合意形成を“謀”ろうという動きがあるらしいが、笑止千万である。
環境保護というのは反ユダヤ・反イスラエルと99%が兼業である。トランプ政権による米国という強力な後ろ盾を得て、攻勢に“転じる”であろうイスラエルを抑えつけようという見え見えの戦法である。
日本がこの合意に参加したかどうか知らないが、支那やイランが支持する合意など碌なものではない。もしも合意に参加しておれば、明日にでも撤回しなければならない。
今回の COP 会議は「資金 COP 」とも呼ばれているらしい。何でも、気候資金が極めて重要な議題とされていて? 現状の気候資金の目標は2025年まで毎年1000億ドルで? この莫大な資金を先進国から途上国へ供与・動員するものだとかいう事である。
これらは先進諸国の国民が納める税金から捻出されるものであり、絵に描いたような左翼的詐欺行為と言える。
人間の経済活動を含む生命活動によって排出された温室効果ガスは、地球の温暖化には全く“寄与”していないし、気候を変動させたりという事例も無い。あるという体になっているだけである。
よく、“穏健派”が「気候変動人為説は科学的に証明されていない」という言い方をするが、甘っちょろい事を言っている場合ではない。こういう言い方をすると、気候変動人為説が嘘である事の証明を科学的に行わなければならない事態になりかねない。
これは「消極的事実の証明」である。別名を「無いことの証明」。俗っぽい名称を用いるならば「悪魔の証明」というやつである。
保守の中でも“穏健な“人達は一所懸命に悪魔の証明をすべく根拠集めをし、議論に臨む。一方の左翼は何でもありである。嘘・大袈裟・紛らわしいをスローガンに、相手の土俵には絶対に上がらず、メディアとグルになって言論を封殺する。
普通、議論というのは相手と何らかの合意形成を図れる見込みがある場合に行うものであるが、気候変動を肯定する相手は左翼である。左翼というのは詐欺師なのだから、合意形成を図ることは不可能であり、目指す意味もない。
気候変動人為説というのは「かもしれない」の拡大解釈に過ぎない。その様な論拠に対して議論を戦わせるのは時間と労力の無駄である。「ウルセェ!」と言っておくだけで十分である。
ソレの為に、引用した朝日新聞の方の記事によれば、毎年1000どころか3000億ドルも発展途上国へ供与すると合意したというのだから、これはとんでもない話である。然も、途上国から「少な過ぎる」という声が上がったという。盗人猛々しいとはこの事である。
そう言えば、ツバルが「沈む!」「沈む!」と騒ぐのも根本は同じ思想である。以前に書いた記事を貼付しておく。
「気候変動は地球規模の問題だ」
「途上国も取り組まなければならない」
「先進国はそれを支援すべき」
この様な戯言を聞く必要などない事は考えるまでも無く分かる。なのに日本政府はその戯言をいちいち聞くばかりか、2025年までで計700億円も恵んであげるという。
百歩譲って、その700億円が貧困層の助けになるなら賛同する者が現れるのも分からなくはない。だが、その用途は「気候変動」である。何故メディアは批判しないのか。コイツらに言わせれば、2024年衆院選における最大の争点は裏金問題だったという事だが、気候変動詐欺に較べればハナクソにもならないという事が分かろう。
日本人はどうして気候変動人為説を信じるのか。信じないまでも、「温室効果ガスを無理のない範囲で削減するのは良いこと」などと、アホでバカでマヌケな思考に陥ってしまうのか。
おそらく、南京大虐殺とか慰安婦強制連行とかの嘘を信じてしまう仕組みと根本は同じであろう。メディアや学校で毎日の様に「日本は悪い事をした」と聞かされ続ければ、そうなのかと勘違いさせられてしまう。それと同じで、毎日の様に「人類が地球を壊してきた」と聞かされ続ければ、おかしくなってしまうのも致し方ないのかもしれない。
この様なプロパガンダに脳をやられない為にはどうするべきか。それは矢張り、道徳と常識を身に付けることである。
人間の様にちっぽけで矮小な存在がいくら気張ったところで、地球という大いなる存在に変化を与えるなど出来ようはずが無い。人為的に排出した温室効果ガスで温暖化させたり気候を変動させられると考えるなど、傲慢の極みである。
例えば、バカが「台風が頻発する様になった」「激甚化した」とのたまうが、現実はこの通りである。
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道徳と常識を身に付けておれば、後は情報である。特に日本は大手新聞社と地上波メディアが全て嘘吐きなので、情報源の確保は切実な問題である。
思うのだが、日本人は Fox News を読む習慣を身に付けてはどうか。日本の大手メディアは上述した通りだが、米国にはまともなメディアも存在する。Fox は米保守が一応の及第点を与えるメディアである。英語が読めない人でも、今の時代は google 翻訳を活用するなど幾らでも方法がある。「英文が読めない」は何の言い訳にもならない。
ウィンストン・チャーチル曰く。
「20歳で自由主義でなければ情熱が足りない」
「40歳で保守主義でなければ知性が足りない」
(※補足①)
確固たる道徳と常識を有しておれば、「気候変動」に違和感を抱くことくらいは出来る筈である。違和感を覚えたならば、今の時代はその気になれば情報などいくらでも手に入る。英文が苦手などという言い訳は、チャーチル言うところの「情熱が足りない」という事である。
もしもいい年したオッサンやオバハンが気候変動人為説を信じておれば、コイツらは「知性が足りない」と断定して良い。
「情熱が足りない」のは軽傷であり、まだまだ立ち直る余地があるが、「知性が足りない」のは致命傷である。後者の様な、アホでバカでマヌケな大人にならない様に努力しなければならない。
※補足①:リベラル
本文で取り上げたウィンストン・チャーチルの言葉であるが、以下が原文とされている。
「 If you are not a liberal at 20, you have no heart. If you are not a conservative at 40, you have no brain. 」
「リベラル」とあるが、ここは注意しなければならない。「リベラル」という呼称が左翼に乗っ取られて久しい。昨今叫ばれる「リベラル」は本来の意味からかけ離れている。アルゼンチン大統領のハビエル・ミレイ氏は自身を「リベラル」と称するが、氏の様な人物こそが本当の「リベラル」である。