2024 晦日
早いものでもう今年も終わりですね
まだ、10月くらいな気分なのに
いつからこんなに時は流れを速めたのだろう か
私は12月が好きです
特にクリスマスから大晦日にかけて
賑やかで、特に何にもないのに
ワクワクで
子供の頃に味わったあの賑やかな商店街の空気や
母が大掃除をする姿、朝方まで作っていた御節の音や香り、正月に向けて着々と揃えられていく祝物
非日常感たっぷりな、祭のようなあの感覚が
今になっても蘇るからだろう
なので
毎年、目をキラキラさせながら
大晦日
お気に入りの街に行き
いつものコースを堪能します
不思議ですね
納め、という行為が
いつもの街を 歩く一歩一歩が 見る一瞬一瞬が
これ程までに深く鮮やかにWonderfulに感じられるなんて
あなたは どう過ごしてますか?
窓から聞こえる冷たい風が
あなたにとって
どうか
あたたかい音でありますように
特別じゃないわたし
特別じゃないあなた
どこにでもいる
わたし
あなた
ところが
恋に落ちると
たちまちそれは
ひっくり返って
どこにでもいるわたしではなく
どこにでもいるあなたではなく
たったひとりのわたしになる
たったひとりのあなたになる
そして
どこにでもいるわたしは
どこにでもいるあなたは
知らず知らずのうちに
詩人になってゆく