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もしかしたら時の果ての向こうのファンタジーかも:映画評「北極百貨店のコンシェルジュさん」
「チェンソーマン」「ルックバック」の作者・藤本タツキさんが褒めてる…って「伝聞」がxで流れてきて、見てみることにしました。
Netflixで配信が開始されましたので。
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秋乃が新人コンシェルジュとして働き始めた 「北極百貨店」 は、 お客様がすべて動物という不思議な百貨店。 先輩コンシェルジュに見守られながら、 お客様の様々な相談に不器用ながらも一生懸命に対応していく。(Google)
テーマとかをどうこういうよりも、ほのぼの系の「お仕事」物語を楽しみつつ、繊細なアニメーションを楽しむ…って感じの作品でしょうか。
見終わった後に原作も読んでみたんですが、原作は実に実に繊細なタッチの絵の作品なんですよね。
その繊細なタッチをよくまあ、アニメーションでここまで…
ってのがこの作品の一番の評価ポイントだと思います。
いや、ほんと、最近のアニメってレベル高いわ。
まぁ原作のラストの話にあるちょっとした「苦味」のようなものはもう少し反映してもよかったかもしれませんね。
ラストのカットはよかったと思います。
もしかしたら、人類も、すべての動物も死に絶えた世界の終末の向こうにある深い森の中で、残された魂たちが見ている夢なのかもしれないなぁ…なんて思ったりもして。
こんな夢を見るには、人類は罪深すぎるかもしれませんが。
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