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2022年9月の記事一覧

妻の願いに殉じる男

悪妻に振り回されるのではなく、全てを腹に収め、子を喪くした嘆きにタガが外れた妻に寄り添おうと…

家族団欒シーンでの長澤まさみさんのナレ突っ込みも秀逸でしたw。
#鎌倉殿の13人

ガリレオのTVスペシャルをTVerにて。
原作をしっかりフォローして、福山雅治が主役演じてたら「ガリレオ」になるのよね。
北村一輝も出てるし。

相棒は柴咲コウ」がベストなのは確かですが、吉高由里子も本作の新木優子も悪くない
中村雅俊は無駄遣いっぽいけどw
#ガリレオ

「ジョン・ウィック」、少し「グロリア」、そしてミッシェル・ヨー!:映画評「ガンパウダー・ミルクシェイク」

「ジョン・ウィック」、少し「グロリア」、そしてミッシェル・ヨー!:映画評「ガンパウダー・ミルクシェイク」

独特のルールを持った殺人組織に属していた殺し屋が、「仕事」の過程で殺しちゃいけない人間を殺してしまい、結果、組織に見捨てられ、復讐の標的とされる

…とまあ、どっかで観たような展開。
なにやら不思議な「施設」(本作では図書館)との関わり合いから、殺し屋たちとのバトルへ…ってあたりまで、まあ「ジョン・ウィック」ですw。
舞台がチョット「作り物」めいている(狙ってるのは間違いない)のもポイですな。

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このドラマの合戦シーンのレベルは高いと思ってるんですが、今回もなかなか…。
ラストはまさかの「クローズ」でしたがw。

そしてダークサイド義時の本領発揮。
頼朝を超えて来たんちゃう?
#鎌倉殿の13人

予想と1ミリも違いませんw:映画評「マリー・ミー」

予想と1ミリも違いませんw:映画評「マリー・ミー」

ジェニファー・ロペス主演のロマンティック・コメディ。

世界的ポップスター・キャットは、人気歌手バスティアンとの結婚をコンサート会場で挙げる計画を立てていたが、その直前、バスティアンが自分の付き人と浮気をしていたことが発覚。
ステージに上がった彼女は、会場にたまたま来ていた数学教師にプロポーズをし…

という話。
<「ノッティングヒルの恋人」のスタジオが…>という売り文句もありますが、「大スターと

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え?ここで終わんの?:ドラマ評「セヴェランス」

え?ここで終わんの?:ドラマ評「セヴェランス」

9月のAppleイベントの動画の最後に差し込まれてたのが、このドラマの「シーズン2」の予告か、あるいはARグラスの予告か…ってので、ちょっと話題になりました。
僕もイベント動画を見て、ちょっと気になって、第一話を観てみたら、

…これがマジで面白かった!

近未来(多分)。
「ルーモン」という会社では、頭にチップを入れることで、人格を分離することに成功し、それを使って、
会社で仕事をする人格:イン

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「畠山重忠の乱」に向けて鞘当が…。
義時が表に立たざるを得なくなる時が近づきつつあります。

…ですが、今回の白眉は<のえ>(菊地凛子)の「辛気臭い」発言w。
だからメフィラス義村に相談しときゃよかったのに。
#鎌倉殿の13人

ラッセル・クロウが楽しそう:映画評「ソー:ラブ&サンダー」

ラッセル・クロウが楽しそう:映画評「ソー:ラブ&サンダー」

最初の「神話」路線からコメディ路線に変更した「マイティ・ソー」の最新作。
批評家の評判はイマイチだけど、興行成績はマアマア(出足は好調だったけど、下落率も高かった)…って感じだったのか?
まあ、そんな感じの映画でしたw。

ストーリーはかなり「?」だったんで、批評家の評価が低いのはかなり納得。
ただ監督がやりたかったのは「ジェーン・フォスター」の<決着>をつけたかったんだと思うんですよね。
ソーと

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なんかね〜、観終わるのが惜しくてね〜:ドラマ評「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

なんかね〜、観終わるのが惜しくてね〜:ドラマ評「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

評判の良い韓国ドラマ…ってのは知ってたんですよね。
「ど〜しよ〜かな〜」
…と10話くらいまで更新されるタイミングまでは逡巡してたんですが、チョット時間ができた時に1話観てみて…
ハマりました。

主人公は自閉症スペクトラムの女性。
驚異的な記憶力でソウル大学を首席で卒業し、弁護士資格も取得するんだけど、どこの事務所にも採用されない。
父親の後輩のコネで大手事務所に採用されたところ、その能力を発揮

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実朝、表舞台に

…なんですが、今回は「女たちの策謀」の回。
「尼将軍」北条政子が一番マトモに見えるくらい。
そして、どうなる義時家w。

脳筋・八田なんかに頼らず、「女たらし」が<天命>のメフィラス義村にやはり相談すべきでしたな、義時くん。
#鎌倉殿の13人

ワンカット風「ジョン・ウィック」×1.5倍速:映画評「カーター」

ワンカット風「ジョン・ウィック」×1.5倍速:映画評「カーター」

記憶を失った男が、耳に入れられたマイクからの指示に基づき、囚われた少女を助け出し、一緒に逃避行する
…という設定のNetflixオリジナル・アクション映画。

冒頭の襲撃シーンから、風呂場(?)でのヤクザ大殺戮シーンに一気に雪崩れ込むんですが、
「いやいや、あんた、殺し過ぎでしょ」
のぶっ飛び展開。
しかもアクションが早いので、通常倍速で見てるのに、1.5倍速並みの展開が続きます。
何なら0.7倍

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