マガジンのカバー画像

映画・テレビ・ラジオ

656
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

面白いし、続きも気になる。マンガっぽいのをどう評価するかかなぁ(原作、マンガなんですけどw):ドラマ評「今際の国のアリス」

面白いし、続きも気になる。マンガっぽいのをどう評価するかかなぁ(原作、マンガなんですけどw):ドラマ評「今際の国のアリス」

山崎賢人・土屋太鳳主演のNetflixオリジナルドラマ。
世界基準でも、割といい感じの視聴者を稼いで、シーズン2の制作も決定してるとか。

まあ、気になりますからね、続き。
まずは嬉しいことです。

設定としては、
「異常な状況に追い込まれた登場人物たちが、<死>を賭けたゲームを繰り広げる」
って感じ。
元ニートの主人公(山崎賢人)が頭脳ゲームを解いて進んで行きながらも、<人>としての「あり方」み

もっとみる
テレビ版を楽しんだ人は是非。:映画評「今日から俺は! 劇場版」

テレビ版を楽しんだ人は是非。:映画評「今日から俺は! 劇場版」

劇場に観にいきたかったんですけどね〜。
コロナ禍で時期を逸してしまい、配信でようやく。

テレビ版を楽しめた人は、安心して楽しめますので、是非。
テレビ版観てなかったら、
「なんのこっちゃ」
でしょうが、観てない人はワザワザ観んでしょうw。

80年代のツッパリ・ブーム。
僕らにとっては「歴史の1ページ」ですが、子ども達にとっては「ファンタジー」。
その塩梅が楽しいんでしょうね。
(彼らにとっては

もっとみる
退屈しないし、テーマもいいと思うんですが、観終わって、なんかモヤモヤします:映画評「パブリック 図書館の奇跡」

退屈しないし、テーマもいいと思うんですが、観終わって、なんかモヤモヤします:映画評「パブリック 図書館の奇跡」

懐かしのエミリオ・エステベス脚本・監督・主演作品。
共演がアレック・ボールドウィン、クリスチャン・スレイターで、
「いやぁ、皆さん、オッサンになりましたなぁ」w。
いちばんエミリオ・エステベスが若いかな。

大寒波が訪れるシンシナティ。
シェルターに入れないホームレスたちが公立図書館を占拠して…

という話。
エステベスは図書館員で、占拠になし崩し的に付き合わされちゃうんですが、実は「訳あり」の過

もっとみる
これまた、「今更」ですが…:ドラマ評「MIU404」

これまた、「今更」ですが…:ドラマ評「MIU404」

年始に「逃げ恥」のSPを観て、
「やっぱ、野木亜紀子さんの脚本は面白いなぁ」
と再確認。
ちょっと前に「アンナチュラル」でもそう思ったんですがw。

で、続いてこちらを。
放映時に妻と娘が熱中してたんですが、その時は乗り損ねちゃったんですよね〜。
(今回、パラピの無料期間中に見ました)

コロナ禍で撮影中止や放映スケジュールの見直しなんかもあって、なかなか受難な作品だったようですが、評判通り面白い

もっとみる
さて、宮崎駿さんはどう見たかな?:映画評「ソウルフル・ワールド」

さて、宮崎駿さんはどう見たかな?:映画評「ソウルフル・ワールド」

ピクサーの新作。
ディズニー+の配信で視聴しました。

いやぁ、こんな話とは全然予想してませんでした。
予告編を見て想像してたのは、

「アクシデントで死んじゃった主人公が、生き返るために、生まれることを恐れている<魂>に、<生きることの素晴らしさ>を、音楽を通じて教えて、導いていく」

…みたいな。
…全然違ってたw。

でも、これはいい映画だと思います。
アニメーション表現としても、この質感は

もっとみる
この後の展開の方がフィクションみたいと言う…(現在進行形):映画評「Death to 2020」

この後の展開の方がフィクションみたいと言う…(現在進行形):映画評「Death to 2020」

Netflixオリジナル作品。
ブラックなSFドラマ「ブラックミラー」シリーズの製作者が作った「2020年を振り返る」作品。
フィクションとドキュメンタリーフィルムを交えて、ブラックユーモアっぽい作品に仕上げています。
さすが「ブラックミラー」の…って、僕は「ブラックミラー」は1、2作品しか観てないんだけどw。

意外にも、見終わると、
「ああ、こういう一年だったなぁ」
と思う出来になっています。

もっとみる
自分が如何に「若手俳優・アイドル」を知らないかを痛感…:ドラマ評「教場Ⅱ」

自分が如何に「若手俳優・アイドル」を知らないかを痛感…:ドラマ評「教場Ⅱ」

3日・4日で前後編での放送を視聴。
もともと原作が好きで、そっから入ったんですが、ドラマもなかなか見応えありました。
続編も楽しみました。

しかしこれ、絶対「続編」あるやん!
…の展開。
「教場0」でしょうか?
またドラマスペシャル?
それとも映画とか?
楽しみではあります。
あんまり間を開けんで欲しいけどな〜。

とはいえ、ちょっと困ったことも。
出ている俳優さんの区別がつかないw。

生徒サ

もっとみる
もうちょい、スカッとする話かと…:映画評「カセットテープ・ダイアリーズ」

もうちょい、スカッとする話かと…:映画評「カセットテープ・ダイアリーズ」

事前のイメージとしては「イエスタディ」みたいな感じを予想してたんですが…(ま、あっちはファンタジィ、こっちは実話ベースですけど)。
思ったより、重くて、ハッピーエンドではあるものの、そこまでスカッとした感じもなく…。
まあ、「スプリングスティーン」ですからね。
そんな「ハッピー青春もの」になるわけないかw。

むしろ中途半端に「ハッピー青春」が入ってくるのが作品としてのトーンを中途半端にしてるかも

もっとみる