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2020年8月の記事一覧

鶴瓶噺を拝聴しました:米朝まつり(第4部)

鶴瓶噺を拝聴しました:米朝まつり(第4部)

「米朝まつり」がストリーミング配信されて、鶴瓶さんが出るのはチョット前から知ってました。

なかなかチケットの取れない鶴瓶さんの落語は見てみたいと思ってたんですが、短いのじゃなくて、じっくり聴きたいしな〜と、逡巡してたんです。
でも数日前、この記事(朝日新聞)を読んで、チケットを購入しました。

第4部は20:00〜1時間半。
米朝の秘蔵映像(第4部は朝日放送から)を挟んで、

桂よね吉(皿屋敷)

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週末はナウシカ三昧でした:新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」etc…

週末はナウシカ三昧でした:新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」etc…

歌舞伎のネット配信「歌舞伎オンデマンド」がスタート。
その一発目にコチラがありましたので…

まあ、ネット配信がなかったら観ることはなかったでしょうね。
そもそもチケット争奪戦に勝ち残れる気もしないし、昼夜通し(上演は7時間くらい。休憩を除いても6時間強)の体力の自信もないし…。

今回、通しのチケットを購入したものの、見通せるかどうかについては、あんまり自信なかったんです。
事前にYouTube

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リ・ジョンヒョクとユン・セリが対決!:映画評「ザ・ネゴシエーション」

リ・ジョンヒョクとユン・セリが対決!:映画評「ザ・ネゴシエーション」

「愛の不時着」のヒョンビン(リ・ジョンヒョク)とソン・イェジン(ユン・セリ)の共演と言うことで観たんですが…。(本作の方が製作は先です)

無茶苦茶面白かったです!

まあ、<沼にはまる>のは「愛の不時着」の方ですがw、作品としての完成度は本作の方が上でしょう。
ホント、良く出来た脚本です。
冒頭からラストまで、一気に引き込まれてしまいました。
韓国映画の質の高さは「今更」ですが、また「やられたな

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ヒーロー映画…なのかな?:映画評「プロジェクト・パワー」

ヒーロー映画…なのかな?:映画評「プロジェクト・パワー」

Netflixオリジナルは結構「アタリ/ハズレ」の振れ幅が広いんですが、さてジェイミー・フォックス、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの本作は…

微妙w。

アクションやCGなんかは良く出来てて、楽しめるっちゃあ、楽しめるんですけどね。
ホラー出身の監督らしい演出も、本作にハマってると思います。

しかしまあ、脚本がどうも、まとまりきっていないと言うか、整理されてないというか…。
「飲むと5分間、潜

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夏っぽく、ユル〜くて良いです。:村上RADIO第16回

夏っぽく、ユル〜くて良いです。:村上RADIO第16回

夏休み中、のんびりした雰囲気の中で、radikoで聴きました。

選曲、構成(リスナーの質問に答えるコーナーがちょっと充実)共に、「夏」っぽくて、いい感じ。
例によって、丁寧なセットリスト&コメントがHPにアップされてます。

妻と一緒に聴いたんですが、
「村上さん、こういうことがやりたかったのかもね。楽しそうやもん」

まあ、そうかも。
「犬の漫才師」
向いてるかもしれませんw。

ネットの方で

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「喋り芸」を堪能させてもらいました:古舘伊知郎  トーキングブルース 2020夏

「喋り芸」を堪能させてもらいました:古舘伊知郎 トーキングブルース 2020夏

65歳リベラル寄りのオッサン(ややジイさん寄りw)が「コロナ禍」の現状について、喋り倒す1時間半。
もちろん「脚本」はあるんだけど、「古舘伊知郎」というキャラとかぶって休憩なしにどと〜の勢いで語られるのには圧倒されます。
さすが「トーキングブルース」!

…とか言って、「トーキングブルース」は初見参なんですけどねw。
多分、ストリーミング配信がなければ、見に行くことはなかったでしょう。
「古舘伊知

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口先だけのロバート・ダウニーJr.が好きです:映画評「キスキス、バンバン」

口先だけのロバート・ダウニーJr.が好きです:映画評「キスキス、バンバン」

トニー・スタークもショーロック・ホームズも、ロバート・ダウニーJrが演じるキャラは「口が達者」。
ただこの2人はベシャリだけじゃなくて、ちゃんと「実力」もあります。
でも本作の主人公は「口だけ」w。
喧嘩じゃアッサリのされるし、好きな女性とも上手くいかず、指まで落としちゃって…
でもその「どーしょーもなさ」っぷりが好きなんですよね。

どっかのブログ記事で紹介されてたのを読んで、Apple TVで

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確かに「新しい形」ですね:劇団ノーミーツ「むこうのくに」

確かに「新しい形」ですね:劇団ノーミーツ「むこうのくに」

昨晩は劇団ノーミーツの第2回公演「むこうのくに」を視聴しました。
第1回公演の「門外不出モラトリアム」の評判も聞いてたし、本作も「いいよ」との情報は入ってたんですが、
「まあ、そこまでは」
と思ってたんですけどね。
なんか感染者数が増え続けてる状況なんかもあって、
「見てみるか?」
と翻意して、追加公演のチケットを前日に入手しました。
ま、こういうとこ、ストリーミング配信の良いとこですねw。

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自衛権行使のシミュレーション映画:映画評「空母いぶき」

自衛権行使のシミュレーション映画:映画評「空母いぶき」

佐藤浩一が演じる首相が安倍首相を揶揄してるとか(コレは考え過ぎw)、原作の敵国(中国)が架空の国家に置き換えられてるのはヘタレとか、事前情報で「う〜ん…」な雰囲気もあってスルーしてたんですが、友人が好意的な評をFBでしてたので、観てみることに。

僕も「いいんじゃないかなぁ」と思いました。
事前情報については、佐藤浩一が演じる首相は「いい役」だし、「架空の国家」を設定にしたことについてはイデオロギ

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