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2020年4月の記事一覧

「芸」があれば、時代が変わっても生き残る途はあるもんなんやなぁ。

「芸」があれば、時代が変わっても生き残る途はあるもんなんやなぁ。

妻と毎晩楽しみに見てるコチラ。

今日は「1万人」が視聴してた模様。
鈴本の席数は「285」だから規模感が全く違う。
違うけど、雰囲気はもっと「近い」。

「投げ銭」も結構飛んでたと思うけど、これは完全にビジネスになるレベル。
このクラスの「芸」は、しっかりと仕掛けをすれば商売になることが見えてきている気がする。

もちろん「落語会」全体を考えると、「若手育成&支援」の場である「演芸場」の代替とす

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溺れるのは川に落ちたからじゃない。沈んだままでいるからだ。:映画評「タイラー・レイク 命の奪還」

溺れるのは川に落ちたからじゃない。沈んだままでいるからだ。:映画評「タイラー・レイク 命の奪還」

クリス・ヘムズワース主演、スタント出身のサム・ハークレイヴ監督初作品で、Netflixオリジナル。

監督の経歴を反映して、2時間弱、ホボ全編がアクションシーンの連続。
それも最近のアクション映画の傾向を踏襲して、「痛い」リアル系アクションの畳み掛けです。
それでいて、立ち位置やアクションの流れが分かりやすいのは、さすが「アベンジャーズ」シリーズでスタント&アクション監督やってただけのことあるな〜

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こんなzoom飲み会は嫌だw:映画評「きょうのできごと」

こんなzoom飲み会は嫌だw:映画評「きょうのできごと」

行定勲監督が、この「stay home」のタイミングで作った短編映画。
なかなか豪華なメンツです。

zoom飲み会の設定で、最初は映画に関するグダ話から、徐々に「付き合ってた女」の話になって…って展開。
まあ、「あるある」で、「そうなるわな」なんですがw、それを見せちゃうところが腕ですかね。
どこまで「演出」つけてるかは分かんないけど。(カメラワーク…はないな)

面白かった!
だけど、こんな飲

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「音楽」は人の心を繋いでいく:One World Together at Home

「音楽」は人の心を繋いでいく:One World Together at Home

レディ・ガガが主導した covid-19 のチャリティ・プログラム。

事前に6時間のプログロムもあったようですが、そっちまではお付き合いできず、でも2時間の本プログラムは楽しませてもらいました。

いやぁ、面白かったですねぇ。
番組自体はHULUとかにも上がってますし、ミュージシャン等の登場シーンはYouTubeにアップされています。
見終わった後、こっちもフォローして楽しませてもらいました。

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stay at home.  だからこそ…

stay at home. だからこそ…

交代シフトでの在宅勤務もスタートして家にいる時間も増えてます。
子供たちの臨時休校も継続中。

…と言うことで、狭い我が家の中は nearly「3密」状態。

まあ、それなりに距離は置きつつ、仲良くはやれてると思うんですが、それでも時々はギスギスも。

そう言う時は「相手を思いやって」ってことなんですが、それは
「自分の気持ちをグッと飲み込んで」
じゃなくて、
「自分の気持ちを冷静になって言葉にし

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SFやねぇ…:映画評「HELLO WORLD」

SFやねぇ…:映画評「HELLO WORLD」

同時期に「空の青さを知る人よ」を上映してて、家族に「どっちが見たいか」を聞いたら、全員が、
「作画がチョット気持ち悪い」
と言って、こちらはスルーにw。
僕は結構音楽が気になってて、こっちも観たかったんですけどねぇ。

「空の青さを知る人よ」は過去から自分が。
「HELLO WORLD」は未来から自分が。
どっちもタイムスリップ的展開なんですが、本作の方はきっちりSF的な裏付けがされてます。

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音楽好きのおっさんが「オトナ」になる物語:映画評「ハート・ビート・ラウド」

音楽好きのおっさんが「オトナ」になる物語:映画評「ハート・ビート・ラウド」

少し前に評判になってて、「観たいな」と思ってたものの、機会を逸し…
ってのを stay at home のお供に視聴。
ま、割とベタなお話ですw。

ストーリーはストーリーとして、こう言う話の場合、「音楽」にハマれるかどうか、ってとこがありますね。
個人的には微妙なとこかな。
嫌いじゃないけど、「どハマり」って感じもなく。
ここら辺、ジョン・カーニー(はじまりのうた、シング・ストリート)には及ばな

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敵はフェラーリではなく…:映画評「フォードVSフェラーリ」

敵はフェラーリではなく…:映画評「フォードVSフェラーリ」

本当は劇場でみたかったんですけどね。大音量で。
ま、外出自粛中に「ヘッドフォン大音量」で観ました。

既に色々な表で言われてる通り、「VSフェラーリ」という題名だけど、実際の敵は「フォード内部の官僚組織」。
そして史実の通り、
「フェラーリとの勝負には勝つが…」。

でも知ってる人は「ケン・マイルズ」を語り伝えていたし(殿堂入りもしています)、こうしてヒット映画にもなって、「伝説」は広がっていくで

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